Top > Search of Japanese Patents > (In Japanese)汗アレルギー抗原蛋白質に結合するモノクローナルIgE抗体

(In Japanese)汗アレルギー抗原蛋白質に結合するモノクローナルIgE抗体 foreign

Patent code P170013651
File No. F12027-JP
Posted date Jan 25, 2017
Application number P2014-530543
Patent number P6385005
Date of filing Aug 9, 2013
Date of registration Aug 17, 2018
International application number JP2013071715
International publication number WO2014027626
Date of international filing Aug 9, 2013
Date of international publication Feb 20, 2014
Priority data
  • P2012-181051 (Aug 17, 2012) JP
Inventor
  • (In Japanese)秀 道広
  • (In Japanese)石井 香
  • (In Japanese)平郡 真記子
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人広島大学
Title (In Japanese)汗アレルギー抗原蛋白質に結合するモノクローナルIgE抗体 foreign
Abstract (In Japanese)汗アレルギー抗原蛋白質に結合し、ヒト高親和性IgE受容体に結合するが、汗アレルギー抗原蛋白質と反応させても脱顆粒を起こさないヒトIgE抗体およびそれを用いた汗アレルギー治療用組成物、汗アレルギー診断用組成物等を提供する。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

アレルギー反応は、即時型またはI型過敏反応と呼ばれ、IgE抗体が仲介する。生体がアレルゲンに初めて暴露されたとき、IgE抗体産生B細胞が可溶性IgE分子を産生し始める。そして、可溶性IgE分子は、マスト細胞または好塩基球の表面に存在する高親和性IgE受容体に結合する。生体が同じアレルゲンに再び遭遇すると、高親和性IgE受容体がIgE抗体とアレルゲンによって架橋され、その結果、細胞からヒスタミンやサイトカインが放出されるアレルギー反応が惹起される。
アレルギー反応を抑制するための抗体としては、IgE抗体を中和する抗IgE抗体が実用化されているが、ヒトIgE抗体は、高親和性IgE受容体に結合すると、単独またはそこにさらにアレルゲンが結合することでマスト細胞、好塩基球を活性化する性質があるため、通常は、アレルゲンの中和に有用でないと考えられている。

一方、ヒト抗体の製造はもはや難しい技術ではなく、様々な方法(例えば、エプスタイン・バーウイルス(EBV)不死化法、ファージディスプレイ法、完全ヒト抗体産生ハイブリドーマ法)によりヒト抗体を製造することができる。
ヒトIgEモノクローナル抗体についても、例えば、ファージディスプレイ法を用いて製造されたという報告がある(特許文献1、非特許文献1)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、汗アレルギー抗原に結合するヒトIgE抗体、そのスクリーニングおよび製造方法、ヒトIgE抗体によるヒト汗中に含まれる汗アレルギー抗原の検出または測定への使用、ヒトIgE抗体によるヒト汗中に含まれる汗アレルギー抗原に結合する抗体の検出または測定への使用、ヒトIgE抗体の汗アレルギー抗原の中和または除去への使用等に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
MGL_1304蛋白質に結合し、ヒト高親和性IgE受容体に結合するが、汗アレルギー抗原蛋白質と反応させても脱顆粒を起こさないヒトIgE抗体またはその抗体断片を含む、ヒト汗アレルギー抗原蛋白質の検出用またはヒト汗アレルギー抗原蛋白質の量の測定用組成物。

【請求項2】
 
MGL_1304蛋白質が、配列番号1で示されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の組成物。

【請求項3】
 
トIgE抗体が、健常人由来のIgE産生細胞から抽出されたRNAを使用して構築されたヒトIgE発現ライブラリより単離されたヒトIgEモノクローナル抗体である、請求項1または2に記載の組成物。

【請求項4】
 
トIgE抗体が、IgEモノクローナル抗体(クローンHE1)である、請求項1または2に記載の組成物。

【請求項5】
 
標準物質を含む、ヒト汗アレルギー抗原蛋白質に結合する抗体の検出用またはヒト汗アレルギー抗原蛋白質に結合する抗体の量の測定用組成物であって、該標準物質がMGL_1304蛋白質に結合し、ヒト高親和性IgE受容体に結合するが、汗アレルギー抗原蛋白質と反応させても脱顆粒を起こさないヒトIgEモノクローナル抗体である、組成物。

【請求項6】
 
ヒト汗アレルギー抗原蛋白質に結合する抗体が、IgEである、請求項5に記載の組成物。

【請求項7】
 
MGL_1304蛋白質が、配列番号1で示されるアミノ酸配列を含む、請求項5または6に記載の組成物。

【請求項8】
 
該標準物質であるヒトIgEモノクローナル抗体が、健常人由来のIgE産生細胞から抽出されたRNAを使用して構築されたヒトIgE発現ライブラリより単離されたヒトIgEモノクローナル抗体である、請求項5-7のいずれかに記載の組成物。

【請求項9】
 
該標準物質であるヒトIgEモノクローナル抗体が、IgEモノクローナル抗体(クローンHE1)である、請求項5-7のいずれかに記載の組成物。

【請求項10】
 
汗アレルギー診断用である、請求項5-9のいずれかに記載の組成物。

【請求項11】
 
アトピー性皮膚炎またはアレルギー性鼻炎の診断用である、請求項10に記載の組成物。

【請求項12】
 
減感作治療の治療効果の判定用である、請求項5-9のいずれかに記載の組成物。

【請求項13】
 
請求項1-4のいずれかに記載の組成物を含む、ヒト汗アレルギー抗原蛋白質の検出用またはヒト汗アレルギー抗原蛋白質の量の測定用キット。

【請求項14】
 
Smith2抗体(受託番号FERM BP-11111)を更に含む、請求項13に記載のキット。

【請求項15】
 
Smith2抗体(受託番号FERM BP-11111)を固相化抗体として含むELISAキットである、請求項13または請求項14に記載のキット。

【請求項16】
 
請求項3に記載の組成物を含む、請求項13-15のいずれかに記載のキット。

【請求項17】
 
請求項4に記載の組成物を含む、請求項13-15のいずれかに記載のキット。

【請求項18】
 
MGL_1304蛋白質を標準物質として含む、請求項13-17のいずれかに記載のキット。

【請求項19】
 
請求項5-12のいずれかに記載の組成物を含む、ヒト汗アレルギー抗原蛋白質に結合する抗体の検出用またはヒト汗アレルギー抗原蛋白質に結合する抗体の量の測定用キット。

【請求項20】
 
ヒト汗アレルギー抗原蛋白質に結合する抗体が、IgEである、請求項19に記載のキット。

【請求項21】
 
MGL_1304蛋白質が固相化されたELISAプレートまたはヒト由来の試料を固相化するためのELISAプレートを含むELISAキットである、請求項19または20に記載のキット。

【請求項22】
 
請求項8に記載の組成物を含む、請求項19-21のいずれかに記載のキット。

【請求項23】
 
請求項9に記載の組成物を含む、請求項19-21のいずれかに記載のキット。

【請求項24】
 
MGL_1304蛋白質を更に含む、請求項19-23のいずれかに記載のキット。

【請求項25】
 
汗アレルギー診断用である、請求項19-24のいずれかに記載のキット。

【請求項26】
 
アトピー性皮膚炎またはアレルギー性鼻炎の診断用である、請求項25に記載のキット。

【請求項27】
 
減感作治療の治療効果の判定用である、請求項19-24のいずれかに記載のキット。

【請求項28】
 
MGL_1304蛋白質に結合し、ヒト高親和性IgE受容体に結合するが、汗アレルギー抗原蛋白質と反応させても脱顆粒を起こさないヒトIgE抗体またはその抗体断片を含む、汗アレルギー抗原除去または中和用組成物。

【請求項29】
 
汗アレルギー治療用である、請求項28に記載の組成物。

【請求項30】
 
アトピー性皮膚炎またはアレルギー性鼻炎治療用である、請求項29に記載の組成物。

【請求項31】
 
トIgE抗体が、健常人由来のIgE産生細胞から抽出されたRNAを使用して構築されたヒトIgE発現ライブラリより単離されたヒトIgEモノクローナル抗体である、請求項28-30のいずれかに記載の組成物。

【請求項32】
 
トIgE抗体が、IgEモノクローナル抗体(クローンHE1)である、請求項28-30のいずれかに記載の組成物。

【請求項33】
 
MGL_1304蛋白質に結合し、ヒト高親和性IgE受容体に結合するが、汗アレルギー抗原蛋白質と反応させても脱顆粒を起こさないヒトIgE抗体またはその抗体断片を含む、汗アレルギー抗原除去材。

【請求項34】
 
トIgE抗体が、健常人由来のIgE産生細胞から抽出されたRNAを使用して構築されたヒトIgE発現ライブラリより単離されたヒトIgEモノクローナル抗体である、請求項33に記載の除去材。

【請求項35】
 
トIgE抗体が、IgEモノクローナル抗体(クローンHE1)である、請求項33に記載の除去材。

【請求項36】
 
a)健常人由来のIgE産生細胞から抽出されたRNAを使用してscFvファージライブラリ(ナイーブ(非免疫)ライブラリ)を構築する工程;
b)汗アレルギー抗原蛋白質に結合するscFvを発現するファージをライブラリからスクリーニングして単離する工程;
c)b)で単離されたファージからVHおよびVL遺伝子をPCRで増幅し、汗アレルギー抗原蛋白質に結合するIgE抗体を調製する工程;および
d)c)で調製されたIgE抗体を汗アレルギー抗原蛋白質の存在下でマスト細胞または好塩基球に反応させ、脱顆粒を起こさないIgE抗体を単離する工程
を含む、汗アレルギー抗原蛋白質に結合し、ヒト高親和性IgE受容体に結合するが、汗アレルギー抗原蛋白質と反応させても脱顆粒を起こさないヒトIgE抗体をスクリーニングする方法。

【請求項37】
 
請求項36に記載のスクリーニング方法を行うことにより単離されたヒトIgE抗体の遺伝子を発現する動物細胞を培養することを含む、ヒト高親和性IgE受容体に結合するが、汗アレルギー抗原蛋白質と反応させても脱顆粒を起こさないヒトIgE抗体を製造する方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close