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運動動作評価システム UPDATE コモンズ

国内特許コード P170013723
整理番号 NU-671
掲載日 2017年2月28日
出願番号 特願2016-210027
公開番号 特開2018-068516
出願日 平成28年10月26日(2016.10.26)
公開日 平成30年5月10日(2018.5.10)
発明者
  • 藤井 慶輔
  • 山本 裕二
  • 河原 吉伸
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 運動動作評価システム UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】 運動中の選手のプレーや演技を客観的に評価可能とする。
【解決手段】 運動中の選手の一連の動きを動きデータとして取得する。そして、この中から、選手の位置関係などの条件に基づいて、評価対象となる部分(アクション)を抽出する。その後、抽出されたアクションを対象として分類型機械学習によって、評価対象とされるプレーや演技に該当するものを識別する。次に、識別されたアクションに対して、回帰型機械学習を利用し、プレーまたは演技の完成度を評価する。この過程において、分類型機械学習と回帰型機械学習は、共通の特徴ベクトルを用いる。こうすることにより、プレーや演技を客観的かつ精度良く評価することが可能となる。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


種々のスポーツにおいて、選手の能力向上を図るためには、練習や試合における選手のプレーを評価し、より良い動きができるよう指導することが求められる。また、フィギュアスケートなど、一部のスポーツにおいては、選手の動き自体が採点の対象となることもある。従来、選手の動きの評価は、コーチや審判が経験に基づいて行っており、十分に客観性が確保されているとは言えなかった。例えば、録画した選手の動きを再生し、その動きを評価する場合、同じ人が同じ動きを評価しているにも関わらず、評価する度に評価結果がばらつくことは通常であった。
こうした選手の動きの評価について、コンピュータを利用しようとする試みもなされている。非特許文献1は、バスケットボールにおいて、攻撃側が用いるスクリーンプレーをコンピュータによって見極める技術を開示している。具体的には、バスケットボールの各選手の位置、動きをデジタルデータ化してコンピュータに読み込み、一連の動きの中からスクリーンプレーを行っている場面を切り出す技術である。この技術では、分類型機械学習を用いて、切り出しを行っている。

産業上の利用分野


本発明は、運動中の選手の動きに関し、特定のプレーまたは演技としての完成度を評価する技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
運動中の選手の動きに関し、特定のプレーまたは演技としての完成度を評価する運動動作評価システムであって、
前記選手の動きを表す動作データを読み込む動作データ入力部と、
前記動作データに基づいて、前記プレーまたは演技に対する分類型機械学習によって設定された特徴ベクトルを用いた回帰型機械学習により、前記評価を行う評価部とを備える運動動作評価システム。

【請求項2】
請求項1記載の運動動作評価システムであって、
前記動作データは、評価対象となるプレーまたは演技を含む一連の動きを表すデータであり、
前記評価部による評価に先だって、前記動作データから、前記評価対象となるプレーまたは演技に該当する部分を、分類型機械学習によって切り出すセグメント化部を備える運動動作評価システム。

【請求項3】
請求項2記載の運動動作評価システムであって、
前記セグメント化部は、前記分類型機械学習に先だって、前記動作データから、前記プレーまたは演技に応じて設定された所定の条件を前記選手の動きが満たす区間を抽出し、当該抽出された区間を対象として前記分類型機械学習を適用する運動動作評価システム。

【請求項4】
請求項3記載の運動動作評価システムであって、
前記セグメント化部は、さらに、前記抽出された複数の区間が一連の区間と判断される場合には、当該複数の区間を一つの区間に融合した上で前記分類型機械学習を適用する運動動作評価システム。

【請求項5】
請求項1~4いずれか記載の運動動作評価システムであって、
前記特徴ベクトルは、複数種類の特徴ベクトルおよびその組み合わせに対して、前記分類型機械学習を施し、その結果の評価に基づいて設定されている運動動作評価システム。

【請求項6】
請求項1~5いずれか記載の運動動作評価システムであって、
前記プレーは、バスケットボールにおけるスクリーンプレーであり、
前記特徴ベクトルは、バスケットボールのゴールとの位置関係を考慮せず、該スクリーンプレーに関係する四人の選手の位置関係に基づいて設定されている運動動作評価システム。

【請求項7】
運動中の選手の動きに関し、特定のプレーまたは演技としての完成度をコンピュータによって評価する運動動作評価方法であって、
前記コンピュータが実行するステップとして、
前記選手の動きを表す動作データを読み込む工程と、
前記動作データに基づいて、前記プレーまたは演技に対する分類型機械学習によって設定された特徴ベクトルを用いた回帰型機械学習により、前記評価を行う工程とを備える運動動作評価方法。

【請求項8】
運動中の選手の動きに関し、特定のプレーまたは演技としての完成度をコンピュータによって評価するためのコンピュータプログラムであって、
前記選手の動きを表す動作データを読み込む機能と、
前記動作データに基づいて、前記プレーまたは演技に対する分類型機械学習を行う機能と、
前記分類型機械学習によって設定された特徴ベクトルを用いた回帰型機械学習により、前記評価を行う機能とをコンピュータによって実現するためのコンピュータプログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016210027thum.jpg
出願権利状態 公開
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