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(In Japanese)植物保護剤及び植物病害の防除方法 meetings

Patent code P170013783
File No. (S2013-0770-N0)
Posted date Mar 16, 2017
Application number P2015-506747
Patent number P6366073
Date of filing Mar 14, 2014
Date of registration Jul 13, 2018
International application number JP2014056963
International publication number WO2014148396
Date of international filing Mar 14, 2014
Date of international publication Sep 25, 2014
Priority data
  • P2013-056674 (Mar 19, 2013) JP
Inventor
  • (In Japanese)白石 友紀
  • (In Japanese)豊田 和弘
  • (In Japanese)高田 潤
  • (In Japanese)久能 均
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人岡山大学
Title (In Japanese)植物保護剤及び植物病害の防除方法 meetings
Abstract (In Japanese)開示されているのは、非晶質及び/又は微結晶性のケイ素及びリン含有酸化鉄を含む植物保護剤、並びに当該植物保護剤を施用する工程を備えた植物病害の防除方法である。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

微生物と関連した既存の植物保護技術としては、土壌微生物や植物内生微生物を用いた微生物農薬がよく知られており、これらの幾つかは市販されている。これまで、20種類近い微生物農薬が発売されているが、一般に保存や取り扱いが難しいなどの問題点が指摘されている。また、微生物農薬は、微生物が多様な環境下やストレス下で十分な能力を発揮できないことや、ストレス下で有害な代謝産物を産生する可能性が捨てきれない。

自然界では水酸化鉄等からなる凝集体やバイオマットが形成され、これらは腐蝕配管の鉄さびとしてもよく知られている。この集塊中には、リボン状やマイクロチューブ状のいわゆる微生物起源の酸化鉄(以下、BIOXと称することもある)が多量に含まれており、低エネルギー低コストで生産できる次世代機能性材料として注目されている。この形成にかかわる細菌類としては、レプトスリックス属(Leptothrix)、スフェロチルス属(Sphaerotilus)、ガリオネラ属(Gallionella)、シデロカプサ属(Siderocapsa)などの属が知られており、マイクロチューブ状の酸化鉄(L-BIOX)はレプトスリックス属によって形成されることが判明している。

しかし、自然界のバイオマットは通常多種多様な微生物の集合体によって生成されるもであり、結果として、均質なBIOXを得ることは難しく、工業的利用の壁となっている。さらに、L-BIOXを生成するレプトスリックス属の単離は難しく、単離された場合でも、レプトスリックス属自体又はL-BIOX形成能の維持は困難を極めていた。しかし、2011年、澤山らによって、これらの問題は解決された。すなわち、同氏らは、レプトスリックス・コロディニ(L. cholodnii) SP6株(L33974)と近縁のレプトスリックス・コロディニOUMS1株(以下、単にOUMS1と称することもある)の単離と、これを用いたL-BIOXの生成に成功した(特許文献1、非特許文献1)。なお。OUMS1はこれまで3年間に渡りL-BIOX生成能を維持している。このような微生物起源の酸化鉄の利用方法としては、例えば、特許文献2~4には以下のような報告がある。

特許文献2では、微生物由来のセラミックスに化学処理を施すことにより、有機基で化学修飾された有機・無機複合材料が得られること、及び当該有機・無機複合材料に導入された有機基を利用して触媒等を固定化できることが報告されている。

特許文献3では、微生物由来のセラミックスに加熱処理を施すことにより、特異な性質を有する磁性セラミックスが得られることが報告されている。

特許文献4では、微生物が作る酸化鉄の鉄分を酸処理し、Fe成分を溶解除去することによってアモルファスシリカを得ることができること、当該アモルファスシリカは、固体酸触媒として作用する酸点を有し、人工的に合成したシリカ触媒と比較し優れた酸強度及び触媒活性を有していることが報告されている。

しかしながら、上記の特許文献1~4を含め、これまでに微生物起源の酸化鉄を用いた植物感染症防止に関する実施例や報告はない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、新規な植物保護剤及び該植物保護剤を用いる植物病害の防除方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
非晶質及び/又は微結晶性のケイ素及びリン含有酸化鉄を含む植物保護剤を施用する工程を備えた、植物病害の防除方法であって、前記酸化鉄が鉄酸化細菌によって生成された酸化鉄である、方法

【請求項2】
 
前記酸化鉄が、鉄及び酸素を主成分として含有し、
鉄、ケイ素及びリンの元素比率が原子数%で各々66~87:2~27:1~32(鉄、ケイ素及びリンの原子数%の合計は100)である、
請求項1に記載の防除方法。

【請求項3】
 
前記酸化鉄が、更に0.1~5重量%の炭素を含有する、請求項1又は2に記載の防除方法。

【請求項4】
 
前記微結晶性酸化鉄が、フェリハイドライト及び/又はレピドクロサイトである、請求項1~3のいずれか一項に記載の防除方法。

【請求項5】
 
前記酸化鉄が、鉄バクテリア浄水法によって生じた凝集沈殿物から分離された酸化鉄である、請求項1~4のいずれか一項に記載の防除方法。

【請求項6】
 
前記鉄酸化細菌が、レプトスリックス属(Leptothrix)及び/又はガリオネラ属(Gallionella)に属する細菌である、請求項1~5のいずれか一項に記載の防除方法。

【請求項7】
 
前記鉄酸化細菌が、レプトスリックス・コロディニ(Leptothrix cholodnii) OUMS1(NITE BP-860)である、請求項1~5のいずれか一項に記載の防除方法。

【請求項8】
 
前記植物保護剤が、鉄酸化細菌によって生成された酸化鉄と水との懸濁液から分離した上澄み液を含有する、請求項1~7のいずれか一項に防除方法。

【請求項9】
 
前記植物保護剤が、水和剤の形態である、請求項1~8のいずれか一項に記載の防除方法。

【請求項10】
 
前記植物保護剤が、散布剤の形態である、請求項1~8のいずれか一項に記載の防除方法。

【請求項11】
 
非晶質及び/又は微結晶性のケイ素及びリン含有酸化鉄を含む植物保護剤であって、前記酸化鉄が鉄酸化細菌によって生成された酸化鉄である、植物保護剤
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
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