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ファントムの製造方法及びこれにより製造されるファントム

国内特許コード P170013872
整理番号 S2016-1112-N0
掲載日 2017年3月21日
出願番号 特願2016-206251
公開番号 特開2018-041055
出願日 平成28年10月20日(2016.10.20)
公開日 平成30年3月15日(2018.3.15)
優先権データ
  • 特願2016-173217 (2016.9.5) JP
発明者
  • 菅 幹生
出願人
  • 国立大学法人千葉大学
発明の名称 ファントムの製造方法及びこれにより製造されるファントム
発明の概要 【課題】グリセリンの含有量を少なくし、より均一性の高いファントムの製造方法及びこれにより製造されるファントムを提供する。
【解決手段】本発明に係るファントムの製造方法は、水、アクリルアミドモノマー、N,N’-メチレンビスアクリルアミド、グリセリン、重合開始剤を混合してアクリルアミドモノマー及びN,N’-メチレンビスアクリルアミドを共重合させるファントムの製造方法であって、アクリルアミドモノマーの添加重量を1とした場合に、N,N’-メチレンビスアクリルアミドを0.001以上0.009より小さい範囲で含ませる。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要


ファントムとは、電磁波や放射線が人体に及ぼす影響を推定するために用いられる人体模型であって、より生体に近い特性となるよう様々な技術が検討されている。



例えば下記特許文献1では、寒天やゼラチンを用い、生体に近い粘弾性を実現するために油を付加する技術が開示されている。



ところで、エラストグラフィの評価に利用するファントムには、長期安定性、作製再現性、均一性、生体組織に近い粘弾性、利用装置での撮像に耐えうる強度を満たす必要がある。



しかしながら、特許文献1の従来ファントムで利用している寒天やゼラチンなどの天然高分子から形成されるゲルは水素結合とイオン結合などの相互作用が高分子鎖間の架橋を支える力となっているため、長期安定性が小さいといった課題がある。また,水素結合とイオン結合は結合力が弱いため、外力により潰れやすいといった課題がある。



また、下記非特許文献1には、ポリアクリルアミドゲルを用いたファントムに関する技術が開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、ファントムの製造方法及びこれにより製造されるファントムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
水、アクリルアミドモノマー、N,N’-メチレンビスアクリルアミド、グリセリン、重合開始剤を混合して前記アクリルアミドモノマー及び前記N,N’-メチレンビスアクリルアミドを共重合させるファントムの製造方法であって、
前記アクリルアミドモノマーの添加重量を1とした場合に、前記N,N’-メチレンビスアクリルアミドを0.001以上0.009より小さい範囲で含ませるファントムの製造方法。

【請求項2】
前記グリセリンを、前記ファントムの全重量に対し70重量%以下の範囲で含ませる請求項1記載のファントムの製造方法。

【請求項3】
緩和時間調整剤を含む請求項1記載のファントムの製造方法。

【請求項4】
水、アクリルアミドモノマー、N,N’-メチレンビスアクリルアミド、グリセリン、重合開始剤、及び重合促進剤を、前記アクリルアミドモノマーの添加重量を1とした場合に前記N,N’-メチレンビスアクリルアミドを0.001以上0.009より小さい範囲で混合して前記アクリルアミドモノマー及び前記N,N’-メチレンビスアクリルアミドを共重合させて製造されたファントム。

国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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