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腫瘍蓄積性粒子

国内特許コード P170013873
整理番号 S2016-1068-N0
掲載日 2017年3月21日
出願番号 特願2016-166933
公開番号 特開2018-035077
出願日 平成28年8月29日(2016.8.29)
公開日 平成30年3月8日(2018.3.8)
発明者
  • 竹内 俊文
  • 北山 雄己哉
出願人
  • 国立大学法人神戸大学
発明の名称 腫瘍蓄積性粒子
発明の概要 【課題】血管内に投与された後、血管内に存在する血漿タンパク質を認識部位に結合させる機構でステルス性を獲得するとともに、腫瘍蓄積性も有するナノ粒子を提供する。
【解決手段】本発明は、血漿タンパク質が分子インプリントされた血漿タンパク質認識部位を有し且つ生体適合性モノマーに由来する構成成分を含む分子インプリントポリマーであり、血管内搬送に用いられる、腫瘍蓄積性粒子である。分子インプリントポリマーは、正電荷性基を有するモノマーに由来する構成成分を含むことが好ましい。また、正電荷性基は血漿タンパク質と結合可能な官能基であることが好ましい。
【選択図】図8
従来技術、競合技術の概要


癌をはじめとする様々な疾患の治療および診断のために、ナノ粒子ベースの治療薬および診断薬を用いたドラッグデリバリシステムが開発されている。ドラッグデリバリシステムに適用されるナノ粒子に共通して付与されるべき性質の1つとしてステルス性(血中での免疫応答回避能、つまり血中滞留性)が挙げられる。ナノ粒子にステルス性を付与する手段の多くは、表面修飾である。たとえば、オプソニンの吸着の防止または凝集防止などを発揮させる目的で、ポリエチレングリコールなどの様々なポリマーを用いてナノ粒子を被覆することが知られている。他にも、食作用を阻害することを目的として、自己マーカーであるCD47タンパク質を用いてナノ粒子を被覆することも知られている(非特許文献1、非特許文献2)。



一方、血漿タンパク質を鋳型として分子インプリントされた血漿タンパク質認識部位を有する生体適合性ナノ粒子であって、体内に投与された後に当該認識部位に血漿タンパク質と結合することでステルス性を獲得するin vivoステルス性ナノ粒子が報告されている(特許文献1)。

産業上の利用分野


本発明は、腫瘍蓄積性粒子に関する。より具体的には、本発明は、血管中でステルス性を獲得することができるとともに腫瘍に選択的に蓄積する、血液内搬送用のナノ粒子に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
血漿タンパク質が分子インプリントされた血漿タンパク質認識部位を有し且つ生体適合性モノマーに由来する構成成分を含む分子インプリントポリマーであり、血管内搬送に用いられる、腫瘍蓄積性粒子。

【請求項2】
前記分子インプリントポリマーが、正電荷性基を有するモノマーに由来する構成成分を含む、請求項1に記載の腫瘍蓄積性粒子。

【請求項3】
前記正電荷性基が前記血漿タンパク質と結合可能な官能基である、請求項2に記載の腫瘍蓄積性粒子。

【請求項4】
前記分子インプリントポリマーが、正電荷性基を有する重合開始剤に由来する末端基を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の腫瘍蓄積性粒子。

【請求項5】
平均粒子径が10nm以上200nm以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の腫瘍蓄積性粒子。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016166933thum.jpg
出願権利状態 公開
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