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(In Japanese)貴金属の回収方法

Patent code P170013983
File No. (S2014-0288-N0)
Posted date Apr 7, 2017
Application number P2015-555080
Patent number P6230033
Date of filing Dec 28, 2014
Date of registration Oct 27, 2017
International application number JP2014084726
International publication number WO2015099189
Date of international filing Dec 28, 2014
Date of international publication Jul 2, 2015
Priority data
  • P2013-273690 (Dec 28, 2013) JP
Inventor
  • (In Japanese)小西 康裕
  • (In Japanese)斎藤 範三
  • (In Japanese)岸田 正夫
Applicant
  • (In Japanese)公立大学法人大阪府立大学
Title (In Japanese)貴金属の回収方法
Abstract (In Japanese)
【課題】
  貴金属イオンをその還元体である貴金属として酵母を用いて回収する手段を提供する。
【解決手段】
  サッカロマイセス・セレヴィシエ(Saccharomyces cerevisiae)、ジゴサッカロマイセス・ルキシ(Zygosaccharomyces rouxii)、ジゾサッカロマイセス・ポンべ(Schizosaccharomyces pombe)や寄託番号NITE-BP01780で寄託されたデバリオマイセス属の酵母と、金やパラジウム、白金などの貴金属の金属イオンとを、好ましくは電子供与体を添加した液体中で接触させた後、回収した酵母から還元体である貴金属を回収する。
【選択図】
 図1
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

低品位鉱物や工場排水、植物などから微生物を用いて金属を回収する方法が知られている。例えば、特許文献1(特開2011-52315号公報)には、特定の金属イオンを吸着する酵母にこの特定金属を吸着させた後にキレート剤を用いて回収する方法が開示されている。特許文献2(特開平11-77008号公報)には、水産廃棄物を乳酸菌と酵母と炭化水素を含む水溶液中に浸漬して発酵処理した後に回収する方法が開示されている。特許文献3(特開2004-33837号公報)には、重金属を含む植物を乳酸菌と酵母と糖を含む培養液に浸漬することで重金属を解離した後にキレート剤を用いて回収する方法が開示されている。また、特許文献4(特開2003-284556号公報)や特許文献5(特表2009-538127号公報)には、金属を捕捉又は吸着するタンパク質をコードする遺伝子を形質転換した酵母などの形質転換体を用いて、金属を回収する方法が開示されている。特許文献4に示された当該タンパク質はヒスチジンポリプチドであって、特許文献4には金属イオンとして回収されることが示されている。特許文献5に示された当該タンパク質はフィトケラチン合成酵素又はメタロチオネインであって、金属とタンパク質の複合体として回収されることが示されている。

しかしながら、これらの方法は金属を金属イオンとして回収する方法であり、これらの方法では、金属として回収するためには回収した金属イオンを還元させる操作やさらにはタンパクとの複合体から金属イオンを分離する操作が必要となる。

一方、特許文献6(特開2007-113116号公報)には、鉄還元細菌を作用させて、金属酸化物や金属水酸化物から金属を回収する方法が記載されている。この方法では、鉄還元細菌の菌体内に金属(還元体)として回収できる。

しかしながら、この方法は鉄還元細菌の鉄還元作用を利用する方法であるので、培地には電子供与体が必要となる。また、鉄還元細菌の菌体は小さいので溶液からの細菌の回収が困難であるという問題もあった。

また、鉄還元細菌以外には、非特許文献1に、自然界から単離されたDelftia acidovoransが細胞外に分泌する代謝物が、培養液中の3価のAuイオンをAuナノ粒子に還元・析出させることが記載されているが、これまでのところ、酵母が貴金属イオンを還元して金属として菌体内に蓄積することは知られていない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は貴金属の回収方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
貴金属イオンを含む液体中で酵母と前記貴金属イオンを接触させて、酵母の菌体内に還元体である貴金属を蓄積させる工程を有する貴金属回収方法。

【請求項2】
 
前記貴金属イオンを含む液体は、電子供与体の無添加溶液である請求項1に記載の貴金属回収方法。

【請求項3】
 
前記貴金属イオンを含む液体は、電子供与体の添加溶液である請求項1に記載の貴金属回収方法。

【請求項4】
 
前記貴金属イオンは、金、銀、白金、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウムからなる群から選ばれる1種又は2種以上のイオンである請求項1~3の何れか1項に記載の貴金属回収方法。

【請求項5】
 
サッカロマイセス属、ジゴサッカロマイセス属、シゾサッカロマイセス属、デバリオマイセス属の酵母の何れか1種又は2種以上の酵母と接触させる請求項1~4の何れか1項に記載の貴金属回収方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2015555080thum.jpg
State of application right Registered
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