Top > Search of Japanese Patents > (In Japanese)自己抗体の検出方法、自己免疫疾患の罹患の可能性を試験する方法、自己抗体の検出試薬および自己免疫疾患用の試験試薬

(In Japanese)自己抗体の検出方法、自己免疫疾患の罹患の可能性を試験する方法、自己抗体の検出試薬および自己免疫疾患用の試験試薬

Patent code P170014011
File No. (S2013-0439-N0)
Posted date Apr 7, 2017
Application number P2015-527186
Patent number P6373842
Date of filing Jan 17, 2014
Date of registration Jul 27, 2018
International application number JP2014050796
International publication number WO2015008498
Date of international filing Jan 17, 2014
Date of international publication Jan 22, 2015
Priority data
  • P2013-148833 (Jul 17, 2013) JP
Inventor
  • (In Japanese)荒瀬 尚
  • (In Japanese)谷村 憲司
  • (In Japanese)金 暉
  • (In Japanese)荒瀬 規子
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人大阪大学
Title (In Japanese)自己抗体の検出方法、自己免疫疾患の罹患の可能性を試験する方法、自己抗体の検出試薬および自己免疫疾患用の試験試薬
Abstract (In Japanese)自己免疫疾患の原因となる自己抗体を、優れた精度で検出できる自己抗体の検出方法を提供する。
本発明の自己抗体の検出方法は、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスII分子により提示された変性タンパク質を含む抗原試薬と、サンプルとを接触させる接触工程、および、前記サンプルにおける自己抗体と前記抗原試薬における前記変性タンパク質との複合体を検出する検出工程を含むことを特徴とする。そして、この検出方法により、被検体から単離した生体試料について、前記自己抗体と前記変性タンパク質との複合体を検出することで、その検出結果から、前記被検体について、自己免疫疾患の罹患可能性を試験することができる。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

自己免疫疾患の診断には、一般的に、患者の症状等に基づく直接的な判断の他に、自己免疫疾患に特異的な自己抗体の検出に基づく間接的な判断が利用されている。前記自己抗体の検出は、通常、精製した抗原タンパク質を担体に固相化し、この固相化タンパク質との結合を確認するELISA法等が採用されている。しかしながら、医師により、症状に基づいて自己免疫疾患と診断された場合でも、それら全ての患者において、ELISA法により前記自己抗体が検出できるわけでは無かった。このため、ELISA法による自己抗体の検出のみでは偽陰性となることがあり、自己免疫疾患の診断には、その他の判断方法を併用する必要があった。そこで、信頼性に優れる自己免疫疾患の診断を行うために、優れた精度で自己抗体を検出できる方法の確立が求められている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、自己抗体の検出方法、自己免疫疾患の罹患の可能性を試験する方法、自己抗体の検出試薬、自己免疫疾患用の試験試薬、自己抗体の検出試薬の製造方法および自己免疫疾患に関連する自己抗体に対する抗原タンパク質のスクリーニング方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
MHCクラスII分子により提示された変性タンパク質を含む抗原試薬と、サンプルとを接触させる接触工程、および、
前記サンプルにおける自己抗体と前記抗原試薬における前記変性タンパク質との複合体を検出する検出工程を含み、
前記変性タンパク質が、正常フォールドタンパク質のフォールディングが変性したミスフォールドタンパク質であることを特徴とする、自己抗体の検出方法。

【請求項2】
 
前記変性タンパク質が、MHCクラスII分子の発現系細胞に正常フォールドタンパク質のコード遺伝子を導入することで得られる、MHCクラスII分子により提示された変性タンパク質である、請求項1記載の検出方法。

【請求項3】
 
前記変性タンパク質が、自己免疫疾患に関与する正常フォールドタンパク質が変性したタンパク質である、請求項1または2記載の検出方法。

【請求項4】
 
前記変性タンパク質が、IgG重鎖、サイログロブリン、β2グリコプロテインIおよび甲状腺刺激ホルモン受容体からなる群から選択された少なくとも一つが変性したタンパク質である、請求項1から3のいずれか一項に記載の検出方法。

【請求項5】
 
前記MHCクラスII分子が、HLA-DR、HLA-DPおよびHLA-DQからなる群から選択された少なくとも一つである、請求項1から4のいずれか一項に記載の検出方法。

【請求項6】
 
前記MHCクラスII分子が、HLA-DR1、HLA-DR2、HLA-DR3、HLA-DR4、HLA-DR5、HLA-DR6、HLA-DR7、HLA-DR8、HLA-DR13、HLA-DR14、HLA-DR15、HLA-DQ3、HLA-DQ6、HLA-DQ8、HLA-DP4およびHLA-DP5からなる群から選択された少なくとも一つである、請求項1から5のいずれか一項に記載の検出方法。

【請求項7】
 
前記MHCクラスII分子と前記変性タンパク質との組合せが、下記(1)から(4)からなる群から選択された少なくとも一つである、請求項1から6のいずれか一項に記載の検出方法。
(1)前記MHCクラスII分子が、HLA-DRを含み、前記変性タンパク質が、IgG重鎖の変性タンパク質である
(2)前記MHCクラスII分子が、HLA-DRを含み、前記変性タンパク質が、サイログロブリンの変性タンパク質である
(3)前記MHCクラスII分子が、HLA-DRを含み、前記変性タンパク質が、β2グリコプロテインIの変性タンパク質である
(4)前記MHCクラスII分子が、HLA-DPを含み、前記変性タンパク質が、甲状腺刺激ホルモン受容体の変性タンパク質である

【請求項8】
 
サンプルが、被検体から単離した生体試料であり、
請求項1から7のいずれか一項に記載の自己抗体の検出方法によって、前記サンプルにおける自己抗体とMHCクラスII分子により提示された変性タンパク質との複合体を検出する検出工程、および、
前記検出工程における前記複合体の検出結果から、自己免疫疾患の罹患の可能性を試験する試験工程を含むことを特徴とする、自己免疫疾患の罹患の可能性を試験する方法。

【請求項9】
 
前記検出工程が、前記複合体の形成量を測定する測定工程である、請求項8記載の試験方法。

【請求項10】
 
前記試験工程において、前記測定工程で測定した前記複合体形成量の測定値と基準値とを比較し、前記測定値が前記基準値よりも高い場合に、前記被験者は、前記自己免疫疾患の罹患可能性があるとし、
前記基準値が、健常者から単離した生体試料における前記複合体の形成量である、請求項9記載の試験方法。

【請求項11】
 
請求項1から7のいずれか一項に記載の自己抗体の検出方法に用いる自己抗体の検出試薬であって、
MHCクラスII分子により提示された変性タンパク質を含み、
前記変性タンパク質が、正常フォールドタンパク質のフォールディングが変性したミスフォールドタンパク質であることを特徴とする、自己抗体の検出試薬。

【請求項12】
 
請求項11記載の検出試薬の製造方法であり、
MHCクラスII分子の発現系細胞に、正常フォールドタンパク質をコードする遺伝子を導入することで、前記正常フォールドタンパク質が変性した前記変性タンパク質が提示されたMHCクラスII分子を調製する調製工程を含むことを特徴とする、検出試薬の製造方法。

【請求項13】
 
サンプルが、自己免疫疾患の被検体から単離した生体試料であり、
請求項1から7のいずれか一項に記載の自己抗体の検出方法によって、前記サンプルにおける自己抗体とMHCクラスII分子により提示された変性タンパク質との複合体を検出する検出工程、および、
前記自己抗体との前記複合体を形成した前記変性タンパク質を、前記自己免疫疾患に関連する自己抗体に対する抗原タンパク質と判断する判断工程を含むことを特徴とする、自己免疫疾患に関連する自己抗体に対する抗原タンパク質のスクリーニング方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered
Please contact us by E-mail or facsimile if you have any interests on this patent.


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close