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水溶性多糖類を主たる成分とする放出制御型フィルム UPDATE コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P170014041
整理番号 FU-280
掲載日 2017年4月13日
出願番号 特願2017-033170
公開番号 特開2018-138521
出願日 平成29年2月24日(2017.2.24)
公開日 平成30年9月6日(2018.9.6)
発明者
  • 安藝 初美
  • 池田 浩人
  • 芹口 結衣
  • 馬場 さおり
出願人
  • 学校法人福岡大学
発明の名称 水溶性多糖類を主たる成分とする放出制御型フィルム UPDATE コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】こんにゃくを用いた新規な技術開発。
【解決手段】水溶性多糖類を主たる組成成分とし,有用成分を含有する放出制御型フィルム。こんにゃくグルコマンナンをはじめとする水溶性多糖類を主たる組成物とし,有用成分を加えたうえでフィルムとしたものであり、これを,口腔内や皮膚に貼付してすることにより,フィルムの崩壊等により有用成分の放出がコントロールできる放出制御型フィルム。こんにゃくの新たな有用性を展開するものである放出制御型フィルム。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


こんにゃくは,古くから日本の食文化に根付いた食物であり,近年では,低カロリーであり食物繊維も豊富なことから,ダイエット食品としての認知度が高い。
しかるに,日本人の食生活の変化や天候不順による原材料の高騰など,種々の事情により,近年,こんにゃくの消費は大きく落ち込んでいるのが現状である。結果として,多くのこんにゃく製造企業は廃業や倒産を余儀なくされており,日本の伝統的産業であるこんにゃく産業の衰退に,歯止めが掛からない状況である。



こんにゃくについて,科学的には,こんにゃくグルコマンナン(以下,「KGM」)と呼ばれる水溶性多糖類を豊富に含むものであり,こんにゃくを成分として含んだフィルムに関する技術が開示されている(特許文献1)。

産業上の利用分野


本発明は,水溶性多糖類を主たる成分とする放出制御型フィルムに関する。さらに詳しくいうと本発明は,水溶性多糖類としてこんにゃくグルコマンナンを主たる成分として作製されたフィルムであり,このフィルムに有用成分を含有させ,嚥下が困難な患者や投与が困難な動物の口腔内に付着して用いるなどすることにより,フィルムの崩壊とともに有用成分の放出等のコントロールが可能な,放出制御型フィルムならびに有用成分放出システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
水溶性多糖類を主たる組成成分とし,有用成分を含有することを特徴とする放出制御型フィルム


【請求項2】
前記水溶性多糖類が,グルコマンナンであることを特徴とする請求項1に記載の放出制御型フィルム


【請求項3】
皮膚もしくは口腔内に付着して用いられることを特徴とする請求項1又は2に記載の放出制御型フィルム


【請求項4】
さらに,組成成分として,可塑剤を含むことを特徴とする請求項1から3に記載の放出制御型フィルム


【請求項5】
前記可塑剤が,グリセリン,ヒアルロン酸のいずれか又は複数から選択されることを特徴とする請求項4に記載の放出制御型フィルム


【請求項6】
前記有用成分が,薬物成分,栄養成分,活性炭のいずれか又は複数から選択されることを特徴とする請求項1から5に記載の放出制御型フィルム


【請求項7】
前記薬物成分として,Ambroxol Hydrochloride,Bromhexine Hydrochlorideのいずれか又は複数を含み,嚥下困難な患者の去痰薬として用いられることを特徴とする請求項6に記載の放出制御型フィルム


【請求項8】
前記有用成分に少なくとも活性炭を含み,動物腎尿毒症の治療に用いられることを特徴とする請求項6に記載の放出制御型フィルム


【請求項9】
前記活性炭を極性有機溶媒で前処理したうえで,水溶性多糖類溶液に添加することにより作製されたことを特徴とする請求項8に記載の放出制御型フィルム


【請求項10】
前記極性有機溶媒が,エタノールであることを特徴とする請求項9に記載の放出制御型フィルム


【請求項11】
前記水溶性多糖類の分子量が,約40万であることを特徴とする請求項1から10に記載の放出制御型フィルム


【請求項12】
口腔内に有用成分を含んだフィルムを付着させ,フィルムが経時的に崩壊することにより,有用成分を,口腔内を含む消化管に放出することを特徴とする有用成分放出システム
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017033170thum.jpg
出願権利状態 公開
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