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抗酸化剤および腎障害処置剤 UPDATE コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P170014066
整理番号 FU716
掲載日 2017年4月26日
出願番号 特願2017-055092
公開番号 特開2018-154609
出願日 平成29年3月21日(2017.3.21)
公開日 平成30年10月4日(2018.10.4)
発明者
  • 岩野 正之
  • 横井 靖二
  • 木村 秀樹
出願人
  • 国立大学法人福井大学
発明の名称 抗酸化剤および腎障害処置剤 UPDATE コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】新規な抗酸化剤および新規な腎障害処置剤を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る抗酸化剤または腎障害処置剤は、FSP1タンパク質、または、上記FSP1タンパク質の発現ベクターを含有している。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


腎臓の機能に障害が生じる腎障害(例えば、急性腎障害)は、患者の予後、および治療に必要な医療費などの観点において、看過できない疾患である。通常、腎障害の程度は血清クレアチン濃度によって評価される。血清クレアチン濃度が0.5mg/dL以上増加している患者は、死亡率が6.5倍になり、入院日数が3.5日増加し、約7500ドルの医療費が余分に必要となると報告されている(非特許文献1)。このことから同文献は、急性腎障害により、死亡率、入院日数および医療費の増加が招かれると結論付けている。



日本国のデータでは、「糸球体疾患、腎尿細管間質性疾患及び腎不全」の推計患者数は33.0万人であり(厚生労働省「平成26年 患者調査」、統計表2)、慢性腎不全の推計患者数は29.6万人である(同、統計表9)。また、腎不全(急性腎不全、慢性腎不全および詳細不明の腎不全の合計)により、1年間に24,560名が死亡しているとのデータもある(厚生労働省「平成27年人口動態調査(確定数)」、第7表)。



腎障害(例えば、急性腎障害)に対する処置方法は、輸液および透析が中心であり、決定的な治療法は確立されておらず、重篤化して慢性腎不全に移行する例、死亡する例もある(例えば、非特許文献2を参照)。

産業上の利用分野


本発明は、抗酸化剤および腎障害処置剤に関する。より詳しくは、FSP1タンパク質、または、上記FSP1タンパク質の発現ベクターを含有している、抗酸化剤および腎障害処置剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
FSP1タンパク質、または、上記FSP1タンパク質の発現ベクターを含有している、抗酸化剤。

【請求項2】
上記FSP1タンパク質は、以下の(a)~(c)からなる群より選択されるいずれかのポリペプチドを含有しているものである、請求項1に記載の抗酸化剤:
(a)配列番号1で示されるアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(b)配列番号1で示されるアミノ酸配列において、1または数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、抗酸化活性を有するポリペプチド、
(c)配列番号1で示されるアミノ酸配列と90%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ、抗酸化活性を有するポリペプチド。

【請求項3】
アポトーシスを伴う疾患を処置するために用いられるものである、請求項1または2に記載の抗酸化剤。

【請求項4】
上記アポトーシスを伴う疾患は、腎障害、心筋梗塞、脳梗塞、肺障害、または敗血症である、請求項3に記載の抗酸化剤。

【請求項5】
FSP1タンパク質、または、上記FSP1タンパク質の発現ベクターを含有している、腎障害処置剤。

【請求項6】
上記FSP1タンパク質は、以下の(a)~(c)からなる群より選択されるいずれかのポリペプチドを含有しているものである、請求項5に記載の腎障害処置剤:
(a)配列番号1で示されるアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(b)配列番号1で示されるアミノ酸配列において、1または数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、抗酸化活性を有するポリペプチド、
(c)配列番号1で示されるアミノ酸配列と90%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ、抗酸化活性を有するポリペプチド。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017055092thum.jpg
出願権利状態 公開
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