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フコース検出用電極 新技術説明会

国内特許コード P170014183
整理番号 160075JP01
掲載日 2017年6月9日
出願番号 特願2017-020395
公開番号 特開2018-128310
出願日 平成29年2月7日(2017.2.7)
公開日 平成30年8月16日(2018.8.16)
発明者
  • 楠岡 諒
  • 武田 康太
  • 中村 暢文
  • 大野 弘幸
出願人
  • 国立大学法人東京農工大学
発明の名称 フコース検出用電極 新技術説明会
発明の概要 【課題】簡便にフコースを検出する方法及び簡便にフコースの濃度を測定する方法を提供する。
【解決手段】フコースを検出する、電気化学測定用電極であって、前記電極は、表面に、コプリノプシス・シネレア(Coprinopsis cinerea)由来のピロロキノリンキノン依存性ピラノース脱水素酵素を担持しており、前記酵素は、シトクロムbドメインを欠損し、触媒ドメインを有している、電極。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


フコース(fucose)は、デオキシ糖の一種である6-デオキシ-ガラクトースであり、六炭糖、単糖に分類される。天然にはL型が動植物に幅広く存在し、L-フコースは生体内で複合糖鎖の非還元末端に結合している。肝臓癌又は嚢胞性線維症等の疾患を持つ患者においては、L-フコースの代謝経路が異常となり、L-フコースが尿中に遊離して尿中のL-フコース濃度が上昇することが知られている。したがって、尿等の体液中のL-フコースを検出し、濃度を測定することは癌等の疾患の判定に役立てられる。



従来、L-フコースの濃度を測定する方法としては、β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADPH)を補酵素とする脱水素酵素(NADPH依存型フコース脱水素酵素)を用いた分光学的な測定法(非特許文献1~4)、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いた定量法(非特許文献5)、さらに、NADPH依存型フコース脱水素酵素を用いた電気化学的フコース測定法(非特許文献6)が知られている。

産業上の利用分野


本発明は、フコースを検出するための電気化学測定用電極、フコース濃度測定用バイオセンサ、フコース検出方法及びフコース濃度測定方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
フコースを検出する、電気化学測定用電極であって、
前記電極は、表面に、コプリノプシス・シネレア(Coprinopsis cinerea)由来のピロロキノリンキノン依存性ピラノース脱水素酵素を担持しており、
前記酵素は、シトクロムbドメインを欠損し、触媒ドメインを有している、電極。

【請求項2】
作用極及び対極を含む電極系を備え、
前記作用極は、表面に、コプリノプシス・シネレア(Coprinopsis cinerea)由来のピロロキノリンキノン依存性ピラノース脱水素酵素を担持しており、
前記酵素は、シトクロムbドメインを欠損し、触媒ドメインを有している、
フコース濃度測定用バイオセンサ。

【請求項3】
電極系に電圧を印加するステップと、
前記電圧に応じて前記電極系に流れる電流値に基づいて被検試料中のフコースを検出するステップとを含む、フコース検出方法であって、
前記電極系は作用極及び対極を含み、
前記作用極は、表面に、コプリノプシス・シネレア(Coprinopsis cinerea)由来のピロロキノリンキノン依存性ピラノース脱水素酵素を担持しており、
前記酵素は、シトクロムbドメインを欠損し、触媒ドメインを有している、方法。

【請求項4】
前記電圧が、-50~+150mV vs.標準水素電極(NHE)である、請求項3に記載の方法。

【請求項5】
電極系に電圧を印加するステップと、
前記電圧に応じて前記電極系に流れる電流値に基づいて被検試料のフコース濃度を測定するステップとを含む、フコース濃度測定方法であって、
前記電極系は作用極及び対極を含み、
前記作用極は、表面に、コプリノプシス・シネレア(Coprinopsis cinerea)由来のピロロキノリンキノン依存性ピラノース脱水素酵素を担持しており、
前記酵素は、シトクロムbドメインを欠損し、触媒ドメインを有している、方法。

【請求項6】
前記電圧が、-50~+150mV vs.標準水素電極(NHE)である、請求項5に記載の方法。
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 公開
※ 国立大学法人東京農工大学では、先端産学連携研究推進センターにおいて、知的財産の創出・権利化・活用に取り組んでいます。上記の特許・技術の内容および導入に興味・関心がありましたら、当センターまでお気軽にお問い合わせください。


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