Top > Search of Japanese Patents > (In Japanese)脱分化脂肪細胞の製造方法

(In Japanese)脱分化脂肪細胞の製造方法

Patent code P170014317
Posted date Jun 26, 2017
Application number P2016-520701
Patent number P5991687
Date of filing Jun 29, 2015
Date of registration Aug 26, 2016
International application number JP2015068658
International publication number WO2016013352
Date of international filing Jun 29, 2015
Date of international publication Jan 28, 2016
Priority data
  • P2014-149676 (Jul 23, 2014) JP
Inventor
  • (In Japanese)本田 雅規
  • (In Japanese)鶴町 仁奈
  • (In Japanese)秋田 大輔
  • (In Japanese)外木 守雄
  • (In Japanese)加野 浩一郎
  • (In Japanese)松本 太郎
Applicant
  • (In Japanese)学校法人日本大学
Title (In Japanese)脱分化脂肪細胞の製造方法
Abstract (In Japanese)高効率に脂肪組織から成熟脂肪細胞を単離し、該成熟脂肪細胞より脱分化脂肪細胞を製造する方法の提供を課題とする。
次のAの工程を含む、脱分化脂肪細胞の製造方法を提供する。
A.脂肪組織を0.02w/v%のコラゲナーゼで処理することにより、成熟脂肪細胞を単離する工程
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

従来、脂肪組織から成熟脂肪細胞を単離するために、脂肪組織をコラゲナーゼで処理して組織中の細胞外マトリックスから細胞を切り離し、成熟脂肪細胞のみを採取する方法が行われてきた。この方法において、一般的に0.1w/v%の濃度でコラゲナーゼが使用されている。
この0.1w/v%というコラゲナーゼの濃度は、Rodbellが1964年に報告したものであり(非特許文献1、2)、現在に至るまで、この濃度のままコラゲナーゼを使用するのが一般的である。しかし、コラゲナーゼはトリプシンと同様に細胞への障害作用があるため、濃度が高いほど細胞に与える傷害が大きくなるという問題がある。

本発明者らは脂肪組織から成熟脂肪細胞を単離し、該成熟脂肪細胞より脱分化脂肪細胞を製造している。脱分化脂肪細胞は、単離した成熟脂肪細胞を天井培養法によって培養することで、成熟脂肪細胞が自発的に脱分化を開始することによって得られる多分化能を再獲得した細胞であるため、再生医療の細胞源として有用視されている。
このような脱分化脂肪細胞を大量に製造するには、細胞に極力障害を与えない条件で、脂肪組織より成熟脂肪細胞を効率的に単離することが重要となる。そこで、本発明者らは本発明において、脱分化脂肪細胞を大量に製造するための、脂肪組織の処理にあたり最適なコラゲナーゼ濃度を検討した。

なお、脂肪組織のコラゲナーゼによる処理について、特許文献1において、ウシ科動物組織を0.25v/v%のコラゲナーゼ濃度で消化させたこと、また、ヒト、イヌ科動物等の脂肪組織が通常の濃度(0.02%または0.05%)のコラゲナーゼで全て消化されたことが開示されている。しかし、この文献は、脱分化脂肪細胞を大量に製造することを目的とする、本発明とは異なるものである。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、脱分化脂肪細胞(Dedifferentiated fat cells;DFAT cells)の製造方法に関する。さらに詳しくは、脂肪組織を特定の濃度のコラゲナーゼで処理することにより成熟脂肪細胞を単離し、該成熟脂肪細胞より脱分化脂肪細胞を製造する方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
次のAの工程及びBの工程を含む、脱分化脂肪細胞の製造方法。
A.脂肪組織を0.02~0.05w/v%のコラゲナーゼで処理することにより、成熟脂肪細胞を単離する工程
B.上記Aの工程により単離された成熟脂肪細胞より、脱分化脂肪細胞を取得する工程

【請求項2】
 
次のA、BおよびCの工程を含む、間葉系細胞の製造方法。
A.脂肪組織を0.02~0.05w/v%のコラゲナーゼで処理することにより、成熟脂肪細胞を単離する工程
B.上記Aの工程により単離された成熟脂肪細胞より、脱分化脂肪細胞を取得する工程
C.上記Bの工程によって製造された脱分化脂肪細胞を分化誘導する工程

【請求項3】
 
間葉系細胞が、骨芽細胞、筋芽細胞、心筋細胞、内皮細胞、軟骨細胞または脂肪細胞から選ばれるいずれかである請求項2に記載の方法。

【請求項4】
 
次のAの工程及びBの工程を含む、脱分化脂肪細胞の製造方法。
A.脂肪組織を0.02~0.05w/v%のコラゲナーゼで処理することにより、40μm未満の成熟脂肪細胞を単離する工程
B.上記Aの工程により単離された成熟脂肪細胞より、脱分化脂肪細胞を取得する工程

【請求項5】
 
次のA、BおよびCの工程を含む、間葉系細胞の製造方法。
A.脂肪組織を0.02~0.05w/v%のコラゲナーゼで処理することにより、40μm未満の成熟脂肪細胞を単離する工程
B.上記Aの工程により単離された成熟脂肪細胞より、脱分化脂肪細胞を取得する工程
C.上記Bの工程によって製造された脱分化脂肪細胞を分化誘導する工程

【請求項6】
 
間葉系細胞が、骨芽細胞、筋芽細胞、心筋細胞、内皮細胞、軟骨細胞または脂肪細胞から選ばれるいずれかである請求項5に記載の方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

※Click image to enlarge.

JP2016520701thum.jpg
State of application right Registered
(In Japanese)日本大学産官学連携知財センター(通称NUBIC,ニュービック)は,技術移転機関と知的財産本部の機能を兼ね備えた日本大学の産学連携の窓口です。
NUBICは,日本大学全教職員や大学院生・学部学生の豊富なアイデアや研究成果を,知的財産として戦略的に創出・保護・管理し,産業界のニーズとのマッチングを図り,企業の研究開発,新製品開発,新規事業の立上げが円滑に行われるようサポートいたします。
お気軽にご相談ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close