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(In Japanese)糖鎖化合物の製造方法 meetings

Patent code P170014343
Posted date Jun 26, 2017
Application number P2015-502709
Patent number P6455857
Date of filing Aug 30, 2013
Date of registration Dec 28, 2018
International application number JP2013073398
International publication number WO2014132468
Date of international filing Aug 30, 2013
Date of international publication Sep 4, 2014
Priority data
  • P2013-041312 (Mar 1, 2013) JP
Inventor
  • (In Japanese)眞鍋 史乃
  • (In Japanese)石井 一之
  • (In Japanese)佐藤 寛子
Applicant
  • (In Japanese)国立研究開発法人理化学研究所
  • (In Japanese)大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
Title (In Japanese)糖鎖化合物の製造方法 meetings
Abstract (In Japanese)(a)または(b)に記載の糖鎖化合物であって、1,2-シス型の糖残基を含む、糖鎖化合物を提供する:
(a)式(I)または(I’)で示される糖単位が繰り返し結合して形成されている多糖またはオリゴ糖、
(b)式(II)または(II’)で示される糖単位が繰り返し結合して形成されている多糖またはオリゴ糖。
【化1】
 
(省略)
(式(I)および(II)中、波線は、独立に、エクアトリアルまたはアキシアルの立体配置を示す結合を表す。)
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

アミノ糖を含む生物資源由来の糖鎖として、例えば、キチンおよびキトサン、ならびにヘパロサン、ヘパリンおよびヘパラン硫酸等が知られている。

キチンおよびキトサンは、それぞれN-アセチルグルコサミンおよびグルコサミンがβ1,4-結合している分子量数千から数万の化合物であり、甲殻類の殻から得られる生物資源由来の糖鎖である。キチンおよびキトサンは、(i)枯渇の恐れがない、(ii)安全性が高い、および(iii)生物分解性である、などの特徴をもつことから、手術糸などの医療材料、食品および化粧品に応用されている。

ヘパリンおよびヘパラン硫酸は、グルクロニル-、あるいはイズロニル-β-1→4-N-アセチルグルコサミン二糖ユニットの繰り返し構造を基本骨格とする多糖であり、この基本骨格に対してN-硫酸化、およびO-硫酸化などの多くの修飾がなされている。

ヘパリンは、抗血液凝固剤として用いられており、一般的には、ブタ腸管から単離精製されたヘパリンが抗血液凝固剤として用いられている。また、使用されるヘパリンは、未分画ヘパリン、分画ヘパリン、低分子ヘパリンおよび超低分子ヘパリンなど様々である。中でも、低分子ヘパリンは、出血などの副作用が少ないといった利点がある。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、アミノ糖を含むオリゴ糖または多糖である糖鎖化合物、および糖鎖化合物の製造方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
1,2-シス型の糖残基を含む糖鎖化合物の製造方法であって、
上記糖鎖化合物は、下記式(I)または(I’)で示される糖単位が繰り返し結合して形成されている、1,2-シス型の糖残基を1以上含む、多糖またはオリゴ糖であり、
【化1】
 
(省略)
(式(I)および(I’)中、R1およびR2は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ハロアルキル基、アリル基、アリール基、ベンジル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、またはベンジルオキシカルボニル基を表し、R3およびR4は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アリル基、アリール基、ベンジル基、アシル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、ベンゾイルオキシカルボニル基、スルホ基、リン酸基、アルキルシリル基、フルオロアルキル基、フルオロアシル基またはカルボキシフルオロアルキル基を表し、波線は、独立に、エクアトリアルまたはアキシアルの立体配置を示す結合を表す。式(I’)中、R24は、アルキル基、ハロアルキル基、アリル基、アリール基、ベンジル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、またはベンジルオキシカルボニル基を表す。糖鎖末端は、還元末端または非還元末端を形成し、それぞれ独立に、アセチル基;ベンジル基;p-メトキシフェニル基;アミノ基を含むアルキル基;およびアリル基で修飾されていてもよい。)
(i)下記(k)に記載の糖鎖化合物を準備する工程、
(k)下記式(Ib)で示される糖単位が繰り返し結合して形成されている多糖またはオリゴ糖、
【化2】
 
(省略)
(式(Ib)中、R13およびR14は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ハロアルキル基、アリル基、アリール基、ベンジル基、アシル基、スルホ基またはリン酸基を表し、R15およびR16は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ハロアルキル基、アリル基、アリール基、ベンジル基、アシル基、スルホ基、リン酸基、アルコキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、トリアルキルシリル基またはtert-ブチルジフェニルシリル基を表す波線は、独立に、エクアトリアルまたはアキシアルの立体配置を示す結合を表す。)
(ii)上記(i)の工程で準備した上記糖鎖化合物にカルバメート基を導入し、2,3-トランスカバメート基を形成する工程、および、
(iii)カルバメート基が導入された上記糖鎖化合物を、有機溶媒中、塩酸、ビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミドもしくはトリフルオロ酢酸または弱酸性のルイス酸、と反応させる工程、
を含み、
上記(iii)の工程で得られる上記糖鎖化合物の保護基の脱保護を行う工程をさらに含み、
カルバメート基の窒素原子に水素原子が結合している場合、上記(iii)の工程に先立って、カルバメート基の窒素原子に結合している水素原子を、アセチル基、メトキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、または2,2,2-トリクロロエトキシカルボニル基で置換することを含む、糖鎖化合物の製造方法。

【請求項2】
 
上記(iii)の工程を25℃以下で行う、請求項1に記載の糖鎖化合物の製造方法。

【請求項3】
 
上記(iii)の工程では、上記糖鎖化合物を、弱酸性のルイス酸である三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体と反応させる、請求項1または2に記載の糖鎖化合物の製造方法。

【請求項4】
 
上記(iii)の工程の反応に供される上記糖鎖化合物のカルバメート基の窒素原子に、アセチル基が結合している、請求項1~3の何れか1項に記載の糖鎖化合物の製造方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2015502709thum.jpg
State of application right Registered
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