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(In Japanese)胎盤・胎盤周囲組織幹細胞の選択的増幅方法 commons

Patent code P170014346
Posted date Jun 26, 2017
Application number P2015-502919
Date of filing Feb 25, 2014
International application number JP2014054400
International publication number WO2014132936
Date of international filing Feb 25, 2014
Date of international publication Sep 4, 2014
Priority data
  • P2013-039341 (Feb 28, 2013) JP
Inventor
  • (In Japanese)二階堂 敏雄
  • (In Japanese)小池 千加
  • (In Japanese)吉田 淑子
  • (In Japanese)岡部 素典
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人富山大学
Title (In Japanese)胎盤・胎盤周囲組織幹細胞の選択的増幅方法 commons
Abstract (In Japanese)
【課題】
 胎盤周囲組織などに由来する幹細胞の選択的かつ高増幅する方法を提供する。
【解決手段】
 胎盤・羊膜、臍帯などに由来する幹細胞を含む細胞集団をフィーダー細胞の存在下で、かつ、低細胞濃度で初期培養および継代培養することにより、胎盤・羊膜、臍帯など、胎盤などに由来する幹細胞を効率的に調製する。
【選択図】
 図1
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

胎児と母体の複合組織である胎盤および胎児組織である羊膜・臍帯は、胎児育成に関与する組織である。
胎盤は、胚および胎児の組織と母体の組織とが緊密に接着した複合組織であり、両者の間に物質の交換や細胞レベルの相互作用などの生理的に重要な役割を果たしている。
羊膜は、外胚葉由来の上皮細胞と中胚葉由来の間葉系細胞から構成される胚体外組織であり、多能性幹細胞としての特性を有する細胞群を含有することが確認されており、例えば、ヒト羊膜上皮由来幹細胞の肝細胞やインスリン産生細胞への分化、ヒト羊膜由来間葉系幹細胞の軟骨細胞や心筋細胞へ分化が知られている(特許文献1)。
臍帯は、外層を取り囲む羊膜とワルトンのゼリーと呼ばれる膠様組織及び臍動脈、臍静脈で構成される組織であり、ワルトンのゼリーには間葉系幹細胞が存在し、軟骨細胞、脂肪組織、骨に分化することが知られている(非特許文献1)。
胎盤は合胞体栄養細胞、Langhans細胞、線維芽細胞、組織球、脱落膜細胞など多数の細胞が含まれ、これらの細胞の中でCD59陽性を示す細胞が幹細胞として有望である。

一方、放射線照射したヒトもしくはマウス細胞(フィーダー細胞)が、上皮細胞などを培養する際の増殖促進のために使用されている。
例えば、MRC-5(ヒト胎児肺線維芽細胞)、3T3(マウス皮膚線維芽細胞)、STO(チオグアニン/ウワバイン耐性マウス胎児線維芽細胞)などが知られている。

【特許文献1】
日本国特開2003-231639号公報
【特許文献2】
PCT/JP2012/080375
【非特許文献1】
Cellular Reprograming, 14(5), 448-455 (2012).

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、胎児育成に関与する組織(胎盤、羊膜、臍帯)から上皮系幹細胞および間葉系幹細胞を選択的に増幅する方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
(A)哺乳動物の胎盤または胎盤周囲組織から幹細胞を含む細胞集団を採取するステップと、(B)前記採取された細胞集団を、1~500/cm2の細胞濃度において播種し、フィーダー細胞の存在下に2~3週間共培養(初期培養)するステップと、(C)前記初期培養された細胞集団を1~500/cm2細胞濃度において播種し、フィーダー細胞存在下に1週間に2回の培地交換を行う継代培養を2~5回繰り返すステップと、(D)前記継代培養において円形状の形態を有する細胞のコロニーが形成されるまで共培養を維持するステップを含む、胎盤または胎盤周囲組織幹細胞の選択的増幅方法。

【請求項2】
 
哺乳動物の胎盤または胎盤周囲組織が、胎盤周囲組織である請求項1に記載の幹細胞の選択的増幅方法。

【請求項3】
 
胎盤周囲組織が羊膜または臍帯である請求項2に記載の幹細胞の選択的増幅方法。

【請求項4】
 
羊膜がヒト羊膜である請求項3に記載の幹細胞の選択的増幅方法。

【請求項5】
 
初期培養および/または継代培養における共培養が、同一の培養皿で培養を行うものである、請求項1~4のいずれかに記載の幹細胞の選択的増幅方法。

【請求項6】
 
初期培養および/または継代培養における共培養が、幹細胞を含む細胞集団とフィーダー細胞とが非接触の状態で培養を行うものである、請求項1~4のいずれかに記載の幹細胞の選択的増幅方法。

【請求項7】
 
フィーダー細胞がマウス3T3である請求項1~6のいずれかに記載の幹細胞の選択的増幅方法。

【請求項8】
 
フィーダー細胞の濃度が3×102/cm2~5×105/cm2、である請求項1~7のいずれかに記載の幹細胞の選択的増幅方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2015502919thum.jpg
State of application right Published
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