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(In Japanese)川崎病の検査方法およびキット

Patent code P170014383
File No. (S2015-0453-N0)
Posted date Jul 7, 2017
Application number P2016-574830
Patent number P6153239
Date of filing Feb 10, 2016
Date of registration Jun 9, 2017
International application number JP2016053940
International publication number WO2016129631
Date of international filing Feb 10, 2016
Date of international publication Aug 18, 2016
Priority data
  • P2015-024506 (Feb 10, 2015) JP
Inventor
  • (In Japanese)堀内 弥生
  • (In Japanese)森 雅亮
  • (In Japanese)平野 久
  • (In Japanese)横田 俊平
  • (In Japanese)齋藤 洋子
  • (In Japanese)明田川 真央
Applicant
  • (In Japanese)公立大学法人横浜市立大学
Title (In Japanese)川崎病の検査方法およびキット
Abstract (In Japanese)川崎病を迅速、簡便に検査する方法およびキットを提供する。
リポ多糖結合タンパク質、ロイシンリッチα2-グリコプロテイン、アンジオテンシノーゲンおよびレチノール結合蛋白 4からなる群より選択される少なくとも1つの成分について、被験者由来の検体中のレベルを測定することを含む、川崎病の検査方法。
リポ多糖結合タンパク質を特異的に検出できる試薬、ロイシンリッチα2-グリコプロテインを特異的に検出できる試薬、アンジオテンシノーゲンを特異的に検出できる試薬およびレチノール結合蛋白 4を特異的に検出できる試薬からなる群より選択される少なくとも1つの試薬を含む、川崎病の検査キット。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

川崎病は主に4歳以下の乳幼児にみられる急性熱性発疹性疾患であり、病態の主体は全身血管炎である。川崎病の診断は複数の主要症状(1.5日以上続く発熱 、2.両側眼球結膜の充血 、3.口唇発赤、苺舌、4.不定形発疹 、5.急性期の手指の硬性・手掌および足底紅斑、解熱後の膜様落屑、6.頸部の非化膿性リンパ節腫脹)の出現により行われている(川崎病診断の手引き)。血液検査では、白血球数・C反応性タンパク質・肝細胞逸脱酵素の上昇、赤沈の亢進、白血球分画(好中球比率)等を調べ、断層心エコー法や心血管造影法による冠状動脈病変の確認なども行われている。

川崎病は自然に軽快する疾患ではあるが、無治療で経過した場合に25~30%の患者に冠状動脈病変に代表される心合併症が生じる。そのため、川崎病では発症早期に治療を開始し、炎症を鎮静化することが重要であり、一日でも有熱期間を短縮するとともに、心合併症の発生を防ぐことが必要である。しかし、川崎病は病因や発症メカニズムについては未だ不明であり、特異的診断検査はなく、主要症状についても個人差があり、診断基準を満たさない例も多数存在する。そのため、川崎病の迅速な確定診断は難しい。

また、川崎病の診断に関する特許としては、血中のVEGF(血管内皮増殖因子:vascular endothelial growth factor)濃度を測定する方法(特許文献1:特開平11-6832)、1又は複数のスーパー抗原に対するIgMを測定する方法(特許文献2:特開平3-139294)、その他、遺伝子多型の調査(特許文献3:特開2009-72193)などがあるが、臨床の現場で実際に活用されているものはまだない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、川崎病の検査方法およびキットに関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
リポ多糖結合タンパク質、ロイシンリッチα2-グリコプロテインおよびアンジオテンシノーゲンからなる群より選択される少なくとも1つの成分について、被験者由来の検体中のレベルを測定することを含む、川崎病の検査方法。

【請求項2】
 
リポ多糖結合タンパク質、ロイシンリッチα2-グリコプロテインおよびアンジオテンシノーゲンからなる群より選択される少なくとも1つの成分について、被験者由来の検体中のレベルが高い場合に、川崎病に罹患している可能性が高いことを示し、前記レベルが低い場合に、川崎病に罹患している可能性が低いことを示す請求項1記載の方法。

【請求項3】
 
被験者が川崎病の治療を受けている患者であり、リポ多糖結合タンパク質、ロイシンリッチα2-グリコプロテインおよびアンジオテンシノーゲンからなる群より選択される少なくとも1つの成分について、被験者由来の検体中のレベルを1回または異なる時期に複数回測定し、前記レベルが低いあるいは低下した場合に、治療により川崎病から回復したことを示し、前記レベルが高いあるいは低下しない場合に、治療により川崎病から回復していない、あるいは、回復が不十分であることを示す請求項1記載の方法。

【請求項4】
 
さらに、レチノール結合蛋白 4について、被験者由来の検体中のレベルを1回または異なる時期に複数回測定し、前記レベルが高いあるいは上昇した場合に、治療により川崎病から回復したことを示し、前記レベルが低いあるいは上昇しない場合に、治療により川崎病から回復していない、あるいは、回復が不十分であることを示す請求項3記載の方法。

【請求項5】
 
被験者由来の検体が、血清又は全血である請求項1~4のいずれかに記載の方法。

【請求項6】
 
リポ多糖結合タンパク質を特異的に検出できる試薬、ロイシンリッチα2-グリコプロテインを特異的に検出できる試薬およびアンジオテンシノーゲンを特異的に検出できる試薬からなる群より選択される少なくとも1つの試薬を含む、川崎病の検査キット。

【請求項7】
 
試薬が抗体である請求項6記載のキット。

【請求項8】
 
さらに、レチノール結合蛋白 4について、被験者由来の検体中のレベルを測定することを含む請求項1又は2に記載の方法。

【請求項9】
 
レチノール結合蛋白 4について、被験者由来の検体中のレベルが低い場合に、川崎病に罹患している可能性が高いことを示し、前記レベルが高い場合に、川崎病に罹患している可能性が低いことを示す請求項8記載の方法。

【請求項10】
 
被験者由来の検体が、血清又は全血である請求項8又は9に記載の方法。

【請求項11】
 
さらに、レチノール結合蛋白 4を特異的に検出できる試薬を含む請求項6又は7に記載のキット。

【請求項12】
 
試薬が抗体である請求項11記載のキット。

【請求項13】
 
リポ多糖結合タンパク質およびアンジオテンシノーゲンからなる群より選択される少なくとも1つの成分について、被験者由来の検体中のレベルを測定することを含む、川崎病の検査方法。

【請求項14】
 
リポ多糖結合タンパク質およびアンジオテンシノーゲンからなる群より選択される少なくとも1つの成分について、被験者由来の検体中のレベルが高い場合に、川崎病に罹患している可能性が高いことを示し、前記レベルが低い場合に、川崎病に罹患している可能性が低いことを示す請求項13記載の方法。

【請求項15】
 
さらに、ロイシンリッチα2-グリコプロテインについて、被験者由来の検体中のレベルを測定することを含む請求項13又は14に記載の方法。

【請求項16】
 
ロイシンリッチα2-グリコプロテインについて、被験者由来の検体中のレベル高い場合に、川崎病に罹患している可能性が高いことを示し、前記レベルが低い場合に、川崎病に罹患している可能性が低いことを示す請求項15記載の方法。

【請求項17】
 
さらに、レチノール結合蛋白 4について、被験者由来の検体中のレベルを測定することを含む請求項1316のいずれかに記載の方法。

【請求項18】
 
レチノール結合蛋白 4について、被験者由来の検体中のレベルが低い場合に、川崎病に罹患している可能性が高いことを示し、前記レベルが高い場合に、川崎病に罹患している可能性が低いことを示す請求項17記載の方法。

【請求項19】
 
被験者が川崎病の治療を受けている患者であり、リポ多糖結合タンパク質およびアンジオテンシノーゲンからなる群より選択される少なくとも1つの成分について、被験者由来の検体中のレベルを1回または異なる時期に複数回測定し、前記レベルが低いあるいは低下した場合に、治療により川崎病から回復したことを示し、前記レベルが高いあるいは低下しない場合に、治療により川崎病から回復していない、あるいは、回復が不十分であることを示す請求項13記載の方法。

【請求項20】
 
さらに、ロイシンリッチα2-グリコプロテインについて、被験者由来の検体中のレベルを1回または異なる時期に複数回測定し、前記レベルが低いあるいは低下した場合に、治療により川崎病から回復したことを示し、前記レベルが高いあるいは低下しない場合に、治療により川崎病から回復していない、あるいは、回復が不十分であることを示す請求項19記載の方法。

【請求項21】
 
さらに、レチノール結合蛋白 4について、被験者由来の検体中のレベルを1回または異なる時期に複数回測定し、前記レベルが高いあるいは上昇した場合に、治療により川崎病から回復したことを示し、前記レベルが低いあるいは上昇しない場合に、治療により川崎病から回復していない、あるいは、回復が不十分であることを示す請求項19記載の方法。

【請求項22】
 
被験者由来の検体が、血清又は全血である請求項1321のいずれかに記載の方法。

【請求項23】
 
リポ多糖結合タンパク質を特異的に検出できる試薬およびアンジオテンシノーゲンを特異的に検出できる試薬からなる群より選択される少なくとも1つの試薬を含む、川崎病の検査キット。

【請求項24】
 
さらに、ロイシンリッチα2-グリコプロテインを特異的に検出できる試薬を含む、請求項23記載のキット。

【請求項25】
 
さらに、レチノール結合蛋白 4を特異的に検出できる試薬を含む請求項23又は24に記載のキット。

【請求項26】
 
試薬が抗体である請求項2325のいずれかに記載のキット。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2016574830thum.jpg
State of application right Registered
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