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電解加工用電極及び電解加工用電極の製造方法 UPDATE

国内特許コード P170014388
整理番号 P15-096
掲載日 2017年7月12日
出願番号 特願2016-153481
公開番号 特開2018-020404
出願日 平成28年8月4日(2016.8.4)
公開日 平成30年2月8日(2018.2.8)
発明者
  • 小谷野 智広
  • 古本 達明
  • 細川 晃
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
発明の名称 電解加工用電極及び電解加工用電極の製造方法 UPDATE
発明の概要 【課題】 電解液を極間から速やかに排除できる電解加工用電極及び電解加工用電極の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の電解加工用電極1は内部に電解液供給路11を備える中空の電極本体部10の先端に吐出口12を備えており、当該吐出口から電解液を噴出する電解加工用電極において、前記電解液供給路を塞ぐポーラス部20を前記吐出口の内側だけに備えることを特徴とする。本発明では電極本体の端面の中心部のみから電解液が噴出するので、中心部から外縁部に向かう流れを形成することができ、電解液30を電解生成物201と共に速やかに極間から外部へと排除できる。また、電解液の沸騰も確実に防止できる。本発明の電解加工用電極によれば、従来は電解加工の適用が困難であった加工形状であっても電解加工の適用が可能になる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


電解加工は陰極の工具電極と陽極の被加工物とを所定の間隔を空けて対向させておき、電解液中で電圧を印可して電流を供給する。そして、被加工物の表面のうち工具電極に対向する面(加工面)を電解作用により電解液中に溶出させることで被加工物を所望の形状に加工する。
溶出した金属は水酸化物や酸化物となり、陰極の工具電極上には水素が発生する。これら電解生成物が極間に蓄積すると電流の流れが阻害されて短絡が生じるなど加工の妨げになる。また、極間のジュール発熱による電解液の沸騰を防ぐ必要がある。
そこで、図13に示すように工具電極の内部を中空にして電解液供給路とし、先端に設けた吐出口から電解液を噴出させながら循環再利用することで加工中に生じる極間の電解生成物を除去し且つ電解液の沸騰を防ぐ技術が知られている。
しかし、加工面のうち特に吐出口と対向する箇所では電流分布が不均一になるため加工が不十分になり、未加工部が突起して残るという問題が知られている。
そこで、例えば特許文献1には、図14に示すように多孔質の焼結金属からなる封止材を、中空の電極本体の端面全体を覆うように取り付けた電極が開示されている。この電極によれば封止材の多孔質部分から電解液が流れ出るので、加工面全体に亘り電解液及び電流をある程度均一に分布させることができる。

産業上の利用分野


本発明は電解加工用電極及び電解加工用電極の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
内部に電解液供給路を備える中空の電極本体部の先端に吐出口を備えており、当該吐出口から電解液を噴出する電解加工用電極において、
前記電解液供給路を塞ぐポーラス部を前記吐出口の内側だけに備えることを特徴とする電解加工用電極。

【請求項2】
前記電極本体部と前記ポーラス部とが一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の電解加工用電極。

【請求項3】
前記ポーラス部の空孔率が前記電解液供給路の中心部から外縁部に向かって次第に小さくなることを特徴とする請求項1又は2に記載の電解加工用電極。

【請求項4】
内部に電解液供給路を備えており、先端に電解液を噴出する吐出口を備える中空の電極本体部と、前記吐出口の内側だけに形成されて前記電解液供給路を塞ぐポーラス部とを金属粉末焼結積層造形法により一体成形することを特徴とする電解加工用電極の製造方法。

国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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