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酸化剤

国内特許コード P170014405
整理番号 P16-044
掲載日 2017年7月12日
出願番号 特願2016-210433
公開番号 特開2018-070482
出願日 平成28年10月27日(2016.10.27)
公開日 平成30年5月10日(2018.5.10)
発明者
  • 國嶋 崇隆
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
発明の名称 酸化剤
発明の概要 【課題】本発明は、酸化剤として有用な新規化合物を提供する。
【解決手段】本発明は、式(I):



[式中、各記号は本明細書中で定義した通りである。]
で表される化合物及びその製造方法に関し、また、該化合物を含有する酸化剤に関する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


これまでに、過酸化物を用いた酸化剤として、過酸化水素、メタクロロ過安息香酸(mCPBA)、ジメチルジオキシラン(DMDO)等の数多くの酸化剤が開発されている。これらは、天然物の全合成等の有機合成化学の技術分野において、エポキシ化反応やBaeyer-Villigar酸化反応等に汎用されている(非特許文献1、2)。中でも、過カルボン酸は、一般に、対応するカルボン酸の酸性度が高いほど(すなわち、脱離能が高いほど)、酸素-酸素結合が開裂しやすくなるため、酸化剤としての反応性が向上することが知られている。しかし、過カルボン酸系酸化剤は、一般に用時調製する必要があると共に、酸化反応の進行と共にカルボン酸が発生し、反応系中が酸性になるため、酸に弱い官能基を有する化合物の酸化に用いることが困難である等の問題点を有していた。一方、過酸化水素は、対応する脱離基のpKaが高いため、過カルボン酸系酸化剤に比べ、反応性が低く、また、DMDOも用時調製する必要がある上に、DMDO自体の調製収率が低いため、多量の原料を必要とするという課題を有していた。

産業上の利用分野


本発明は、新規なトリアジン化合物及びその製造方法に関する。本発明はまた、上記トリアジン化合物を含有する酸化剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
式(I):
【化1】


[式中、
及びRは、それぞれ独立して、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいアルキニル基又は置換されていてもよいアリール基を示す。]
で表される化合物。

【請求項2】
及びRが、それぞれ独立して、置換されていてもよいアリール基である、請求項1記載の化合物。

【請求項3】
及びRが、共に1乃至3個のC1-6アルキル基で置換されていてもよいフェニル基である、請求項1記載の化合物。

【請求項4】
及びRが、共にフェニル基またはキシリル基である、請求項1記載の化合物。

【請求項5】
式(I):
【化2】


[式中、
及びRは、それぞれ独立して、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換されていてもよいアルキニル基又は置換されていてもよいアリール基を示す。]
で表される化合物の製造方法であって、式(II):
【化3】



[式中、Xは、脱離基を示し、R及びRは、前記と同義である。]
で表される化合物を、塩基存在下、酸化剤と反応させる工程を含む、製造方法。

【請求項6】
請求項1~4のいずれか一項に記載の化合物を含有する酸化剤。
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 公開
(有)金沢大学ティ・エル・オーは、金沢大学の研究者の出願特許を産業界へ技術移転することを主目的として、金沢大学の教官の出資により設立された技術移転機関です。
ご興味のある方は、下記「問合せ先」へ整理番号と共にご連絡願います。
なお、既に活用のお申し込み・お打合わせ等の段階に入っている場合もございますので、予めご承知おきください。


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