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LIVER TISSUE REPAIR AGENT

Patent code P170014414
File No. P16-039
Posted date Jul 12, 2017
Application number P2017-037897
Publication number P2018-145096A
Date of filing Mar 1, 2017
Date of publication of application Sep 20, 2018
Inventor
  • (In Japanese)酒井 佳夫
  • (In Japanese)金子 周一
  • (In Japanese)餅田 初音
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人金沢大学
Title LIVER TISSUE REPAIR AGENT
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a liver tissue repair agent that can repair liver tissue.
SOLUTION: The inventors have confirmed that a fat tissue-derived interstitial cell group repairs a liver tissue damage site and further differentiates into hepatocytes, to complete a liver tissue repair agent containing the cell group.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

(肝臓及びその疾患)
肝臓は、身体に必要な物質を合成し、老廃物を排泄するなど、生命活動にとって重要な臓器である。
しかし、肝臓は、ウイルス、薬物、アルコール等の原因により、急性及び慢性的に障害を受け、肝炎、肝硬変、肝癌等の肝疾患を起こす。

(急性肝炎)
急性肝炎は、ほとんどがウイルス(特に肝炎ウイルス)の感染により起こる。ウイルスの種類により、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、D型肝炎、E型肝炎、及びその他のウイルスによる肝炎に分類される。
日本における急性肝炎の年間発生は、約35万人といわれており、その内訳はA型肝炎10万人、B型肝炎10万人、C型肝炎14万人であり、D型肝炎とE型肝炎は僅かである。

(劇症肝炎)
劇症肝炎は、肝臓の肝細胞が急激かつ大量に壊れることによって、肝機能が低下していく疾患である。なお、肝機能が低下すると、血液を固めるために必要な凝固因子の産出が低下し、また、老廃物の蓄積により意識障害(肝性脳症)が出現する。
劇症肝炎の症状は、発熱、全身のだるさ、吐き気、食欲不振等の急性肝炎と同じ症状である。さらに、該症状が現れてから約8週間以内に、肝性脳症が見られ、血液中の凝固因子濃度がある一定値以下になった場合には、劇症肝炎と診断する。劇症肝炎では、肝臓の組織が大量に壊れるために、肝細胞の増殖が遅れて肝再生が十分生じない場合がある。
日本における劇症肝炎の年間発生は、約400人と推定される。

(慢性肝疾患)
慢性肝疾患では、肝内炎症と肝細胞障害が持続し、それに伴い肝線維化が進展し、終末状態では肝硬変に至る(参照:非特許文献1)。肝硬変では、門脈圧亢進症による食道静脈瘤破裂など様々な重篤な合併症発症、さらに肝不全へ進行する。また、肝硬変は肝細胞癌発生の高危険状態である。これらのため、肝硬変では、生活の質の著しい低下、予後の悪化が大きな問題である。慢性肝疾患には、B型、C型ウイルス肝炎、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪性肝炎、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎等がある。

(非アルコール性脂肪性肝疾患)
非アルコール性脂肪性肝疾患 (NAFLD:nonalcoholic fatty liver disease) は、アルコールの飲酒歴がないにも関わらず、アルコール性肝炎類似の大滴性の脂肪沈着を呈する疾患である。該疾患には、肝炎を伴わない単純性脂肪肝(SS:simple steatosis)と、炎症や肝細胞障害を伴い肝硬変へ進展する非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:non alcoholic steatohepatitis) が含まれる。肥満・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病がNASHの病態に関与していることが示唆されている。
近年、生活習慣病増加に伴い慢性肝疾患に占めるNASHの割合が増加している。現在のところNASHの発症、病態進展の機序が明らかにされておらず、NASH発症予防、NASHから肝硬変への進展の抑制や、肝発癌を抑制する確立した予防・治療法はない。

(先行技術)
以下の先行技術が知られている。
特許文献1は、「肝細胞を含み、生体の肝臓切離面に移植して肝組織を再生するための製剤」を開示している。
特許文献2は、「肝細胞増殖因子を有効成分とする移植肝機能改善・再生促進剤」を開示している。
特許文献3は、「肝不全の治療におけるおよび/またはアポトーシスに対する肝細胞の保護のためのおよび/または肝細胞の再生のための薬剤として用いるための、配列番号1204のmRNAによってコードされるMKK4の活性の阻害剤である化合物」を開示している。
特許文献4は、「ベタインを有効成分に含む肝の再生を促進する薬学的組成物」を開示している。
しかしながら、上記いずれの文献も、脂肪組織間質細胞群を含む肝組織修復剤を開示又は示唆をしていない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、脂肪組織由来間質細胞群を含む肝組織修復剤に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
内皮細胞及び血球系細胞を含む脂肪組織由来間質細胞群を含む肝組織修復剤。

【請求項2】
 
内皮細胞、血球系細胞、線維芽細胞、血管周囲細胞及び平滑筋細胞を含む脂肪組織由来間質細胞群を含む請求項1に記載の肝組織修復剤。

【請求項3】
 
前記修復は、肝組織が創生されることである請求項1又は2に記載の肝組織修復剤。

【請求項4】
 
前記肝組織修復剤が、急性肝炎、劇症肝炎、慢性肝炎、劇症肝不全、又は急性肝不全用である請求項1~3のいずれか1に記載の肝組織修復剤。

【請求項5】
 
前記脂肪組織由来間質細胞群は、非培養脂肪組織由来間質細胞群である請求項1~4のいずれか1に記載の肝組織修復剤。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published
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