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血中ケモカインをマーカーとして用いた大腸癌の検出 UPDATE

国内特許コード P170014415
整理番号 P16-026
掲載日 2017年7月12日
出願番号 特願2017-050329
公開番号 特開2018-155506
出願日 平成29年3月15日(2017.3.15)
公開日 平成30年10月4日(2018.10.4)
発明者
  • 酒井 佳夫
  • 金子 周一
  • 小村 卓也
  • 松井 茂之
  • 三宅 顕光
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
発明の名称 血中ケモカインをマーカーとして用いた大腸癌の検出 UPDATE
発明の概要 【課題】大腸癌に特異的な腫瘍マーカーを用いて大腸癌を検出する方法及び該方法を行うための検査試薬の提供。
【解決手段】被験体より採取した血液中のMIP-1α及び/又はEotaxinを測定することを含む、大腸癌を検出する方法、並びに該方法に用いる検査試薬であって、抗MIP-1α抗体及び/又は抗Eotaxin抗体を含む検査試薬。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


大腸癌は日本人で部位別のがん死亡数(男女計)順位が3番目の消化器系悪性腫瘍であり、厚生労働省調べでは年間4万1千人の患者が死亡する。胃癌・大腸癌ともに早期発見し治療を行えば完治しうるが、早期病変であるほど臨床症状を呈さず、進行した状態で発見され予後不良の転帰をとる症例も認められる。早期発見の契機として、検診の際の内視鏡・画像検査にて偶然に発見される場合や、癌とは直接的に関連しない症状を精査する過程で発見される場合も多い。



現在のところ、大腸癌の検査として、便中の血液を調べる便潜血検査が主に用いられている。また、血中の大腸癌検出のための腫瘍マーカーとしては、CEA(癌胎児性抗原)やCA19-9が用いられている(非特許文献1を参照)。便鮮血検査は、侵襲性が低い簡便な検査であるが、痔で陽性になるなど、感度、特異性は高くない。また、CEAの感度は約40%であり、CA19-9の感度は約20%と必ずしも高くない。どちらのマーカーも進行癌になると感度が高くなるが、早期癌では必ずしも有用ではない。



このように、現在のところ、消化器癌の早期発見に有用な血液診断マーカーは存在しない。消化器癌の存在を出来るだけ早い段階で診断できるシステムを確立することは極めて重要である。

産業上の利用分野


本発明は、大腸癌を検出する癌の検査に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被験体より採取した血液中のMIP-1α及び/又はEotaxinを測定することを含む、大腸癌を検出する方法。

【請求項2】
被験体より採取した血液中のMIP-1α及びEotaxinを測定することを含む、請求項1記載の大腸癌を検出する方法。

【請求項3】
被験体の血液中のMIP-1α濃度が健常人の血液中のMIP-1α濃度よりも高いか、あるいは被験体の血液中のEotaxin濃度が健常人の血液中のEotaxin濃度よりも高い場合に、被験体が大腸癌に罹患していると判断する、請求項1又は2記載の大腸癌を検出する方法。

【請求項4】
被験体の血液中のMIP-1α濃度が健常人の血液中のMIP-1α濃度よりも高く、かつ被験体の血液中のEotaxin濃度が健常人の血液中のEotaxin濃度よりも高い場合に、被験体が大腸癌に罹患していると判断する、請求項1又は2記載の大腸癌を検出する方法。

【請求項5】
被験体の血液中のMIP-1α濃度が35pg/mL以上であるか、又はEotaxin濃度が150pg/mL以上である場合に、被験体が大腸癌に罹患していると判断する、請求項1又は2記載の大腸癌を検出する方法。

【請求項6】
被験体の血液中のMIP-1α濃度が35pg/mL以上であり、かつEotaxin濃度が150pg/mL以上である場合に、被験体が大腸癌に罹患していると判断する、請求項1又は2記載の大腸癌を検出する方法。

【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の大腸癌を検出する方法に用いる検査試薬であって、抗MIP-1α抗体及び/又は抗Eotaxin抗体を含む検査試薬。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
(有)金沢大学ティ・エル・オーは、金沢大学の研究者の出願特許を産業界へ技術移転することを主目的として、金沢大学の教官の出資により設立された技術移転機関です。
ご興味のある方は、下記「問合せ先」へ整理番号と共にご連絡願います。
なお、既に活用のお申し込み・お打合わせ等の段階に入っている場合もございますので、予めご承知おきください。


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