Top > Search of Japanese Patents > AGENT AND THE LIKE WITH MECHANISM OF HISTONE H3K27 DEMETHYLATION INHIBITION

AGENT AND THE LIKE WITH MECHANISM OF HISTONE H3K27 DEMETHYLATION INHIBITION

Patent code P170014429
File No. S2016-0273-N0
Posted date Jul 13, 2017
Application number P2015-238117
Publication number P2017-101011A
Date of filing Dec 6, 2015
Date of publication of application Jun 8, 2017
Inventor
  • (In Japanese)江良 択実
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人熊本大学
Title AGENT AND THE LIKE WITH MECHANISM OF HISTONE H3K27 DEMETHYLATION INHIBITION
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a novel therapeutic agent, a therapeutic method, a diagnostic method and the like in which findings obtained by elucidating the pathologic mechanism in patients with fibrodysplasia ossificans progressiva (FOP ) are utilized.
SOLUTION: Disclosed are an agent, in proliferative disease having ALK2 aberration, characterized by inhibiting the expression of KDM6B or ANKS1B, thereby inhibiting cell proliferation to treat; as well as, an in vitro diagnostic method, in cancer, characterized by investigating the abnormal expression or mutation of ANKS1B and evaluating the efficacy of a cancer therapeutic agent with mechanism of action of histone H3K27 methylation/demethylation.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

進行性骨化性線維異形成症(Fibrodysplasia ossificans progressiva,以下,「FOP」)は,全身の軟部組織や筋肉が進行性に骨化する疾患である。FOPでは,この進行性の骨化により,四肢における関節の可動性が低下したり,背中の変形などが生じる。

最近の研究によりFOPは,ALK2(activin receptor-like kinase 2)における遺伝子の点変異により惹起される疾患であることが明らかとなってきた。
ALK2は,骨誘導因子として知られるBMP(bone morphogenetic protein)の1回膜貫通型受容体として機能するリン酸化酵素である。通常,ALK2は,細胞外領域でBMPと結合することにより活性化され,細胞内に骨形成シグナルを伝達する。FOP患者では,このALK2の遺伝子に点変異が起こり,R206HやG356Dと呼ばれる変異型のALK2タンパクが生じる。これらの変異型ALK2は,細胞外領域におけるBMPと結合しなくても活性化されており,常に,骨形成シグナルを伝達してしまう。結果として,骨誘導が異常に促進され,軟部組織や筋肉等の骨化が進行してしまうことが明らかとなっている。

このように,FOPの原因ならびにその病態メカニズムは,少しずつ明らかになってきており,研究は着実に進展している。しかしながら,FOPでは,未だ,有効な治療法が確立されていないのが現状である。そのため,FOPでは,乳児期から学童期にかけて発症し,40歳ぐらいまでには拘束性の呼吸障害によって高い確率で死亡してしまう。このような事情から,FOPは,難治性疾患として指定されている。

一方,KDM6B(Lysine (K)-Specific Demethylase)は,ヒストンH3の27番目のリジン(以下,リジンのアミノ酸一文字表記を用いて「ヒストンH3K27」と略する。以降においてKの後に続く数字は,ヒストンH3における配列順を示す。)の脱メチル化を担う酵素であり,エピジェネティックに遺伝子制御を行う機能を有する。
また,ANKS1B(Ankyrin Repeat And Sterile Alpha Motif Domain Containing 1B)は,複数のサブタイプが報告されており,腎臓癌やオリエール病などの関与が明らかとなっている(非特許文献1,非特許文献2)。
これらKDM6BとANKS1Bの関連性,およびこれら分子とFOPとの関連性については,これまで明らかとなっていなかった。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は,ALK2に異常を有する細胞増殖性疾患の治療薬剤,ならびに,ANKS1Bの異常発現ないし変異を調べることにより,癌治療薬剤の有効性を評価するインビトロ診断方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
ALK2の異常を有する細胞増殖性疾患において,KDM6B又はANKS1Bの発現抑制もしくは活性低下により,疾患における細胞の異常増殖を抑制し治療を行うことを特徴とする薬剤

【請求項2】
 
前記細胞増殖性疾患が,骨芽細胞の増殖性疾患であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤

【請求項3】
 
前記骨芽細胞の増殖性疾患において,異所性骨化を症状として有することを特徴とする請求項2に記載の薬剤

【請求項4】
 
前記骨芽細胞の増殖性疾患が,進行性骨化性線維形成症,又は,黄色靱帯骨化症であることを特徴とする請求項2に記載の薬剤

【請求項5】
 
前記細胞増殖性疾患が,癌細胞の増殖性疾患であることを特徴とする請求項1の薬剤

【請求項6】
 
前記癌細胞の増殖性疾患が,グリオーマであることを特徴とする請求項5に記載の薬剤

【請求項7】
 
癌において,ANKS1Bの異常発現または変異を調べることにより,ヒストンH3K27のメチル化・脱メチル化を作用機序とする癌治療薬剤の有効性を評価することを特徴とするインビトロ診断方法
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

※Click image to enlarge.

JP2015238117thum.jpg
State of application right Published
Please contact us by E-mail or telephone if you have any interests on this patent.


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close