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α-(ハロメチル)アクリル化合物、重合体、重合体の製造方法、硬化物の製造方法及び硬化物 コモンズ

国内特許コード P170014439
整理番号 N16081
掲載日 2017年7月13日
出願番号 特願2017-034134
公開番号 特開2018-140941
出願日 平成29年2月24日(2017.2.24)
公開日 平成30年9月13日(2018.9.13)
発明者
  • ▲高▼坂 泰弘
  • 宮崎 匠
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 α-(ハロメチル)アクリル化合物、重合体、重合体の製造方法、硬化物の製造方法及び硬化物 コモンズ
発明の概要 【課題】特殊な重合条件をすることなく、既存の求電子モノマーと共重合が可能である、α-(ハロメチル)アクリル化合物、該α-(ハロメチル)アクリル化合物を用いた重合体及び該重合体の製造方法の提供。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるα-(ハロメチル)アクリル化合物。[一般式(1)中、R、Rはそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、又はフェニル基である。Rはハロゲン原子、トシル基又はメシチル基である。Xはn価の連結基である。nは2~4の自然数である。]
[化1]



【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


アクリル酸エステル類はラジカル重合およびアニオン重合に活性であり、エステル置換基に様々な機能性基を導入できることから、機能性モノマーとして種々の研究がされている。
一方で、アクリル酸エステルのα位を機能化した報告例は少ない。
本発明者らは、α-(ハロメチル)アクリル酸エステルの求核的共役置換(SN2’)反応が与える生成物が、さらにマイケル付加を受容することに注目し、ジチオールを求核モノマーとする重合方法について報告している(非特許文献1)。
求核的共役置換(SN2’)反応は、化合物のオレフィン部分を求核攻撃する反応機構であり、室温、空気中で定量的に進行する。このため高分子合成分野ではα-機能化アクリルモノマーを得る反応として利用されてきた(非特許文献2参照)。

産業上の利用分野


本発明はα-(ハロメチル)アクリル化合物、重合体、重合体の製造方法、硬化物の製造方法及び硬化物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(1)で表されるα-(ハロメチル)アクリル化合物。
【化1】


[一般式(1)中、R、Rはそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、又はフェニル基である。Rはハロゲン原子、トシル基又はメシチル基である。Xはn価の連結基である。nは2~4の自然数である。]

【請求項2】
下記一般式(1)-1で表されるα-(ハロメチル)アクリル化合物。
【化2】


[一般式(1)-1中、R、Rはそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、又はフェニル基である。複数あるR、Rは同一であってもよく異なっていてもよい。Rはハロゲン原子、トシル基又はメシチル基である。Xは2価の連結基である。]

【請求項3】
請求項1又は2に記載のα-(ハロメチル)アクリル化合物と、求核モノマーとの重合体。

【請求項4】
前記求核モノマーが、ジチオール、ビスフェノール又は1級アミンからなる群より選ばれる1つ以上である、請求項3に記載の重合体。

【請求項5】
機能性基を含む、請求項3又は4に記載の重合体。

【請求項6】
請求項1又は2に記載のα-(ハロメチル)アクリル化合物と、求核モノマーとをSN2’反応により重合する重合工程を有する、重合体の製造方法。

【請求項7】
請求項1又は2に記載のα-(ハロメチル)アクリル化合物と、ジチオールとをSN2’反応により重合する重合工程と、重合末端保護工程とを有する、重合体の製造方法。

【請求項8】
前記重合工程を、クロロホルムの存在下で行う、請求項6又は7に記載の重合体の製造方法。

【請求項9】
さらに、機能性基を導入する工程を有する、請求項6~8のいずれか1項に記載の重合体の製造方法。

【請求項10】
請求項3~5のいずれか1項に記載の重合体を硬化する工程を有する硬化物の製造方法。

【請求項11】
請求項3~5のいずれか1項に記載の重合体を硬化した硬化物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
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