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(In Japanese)トマト耐暑性変異体及びその作出方法 meetings

Patent code P170014465
File No. (S2014-1629-N0)
Posted date Jul 20, 2017
Application number P2016-550412
Date of filing Sep 25, 2015
International application number JP2015077186
International publication number WO2016047778
Date of international filing Sep 25, 2015
Date of international publication Mar 31, 2016
Priority data
  • P2014-195891 (Sep 25, 2014) JP
Inventor
  • (In Japanese)江面 浩
  • (In Japanese)星川 健
  • (In Japanese)福本 庄馬
  • (In Japanese)大島 早谷加
  • (In Japanese)愛葉 未奈
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人筑波大学
  • (In Japanese)東海旅客鉄道株式会社
Title (In Japanese)トマト耐暑性変異体及びその作出方法 meetings
Abstract (In Japanese)高温条件下での種子を有する果実の形成能が高い耐暑性トマト植物が提供される。本発明は、野生型と比較して高温条件下における花粉生存率及び種子を有する果実の形成能を向上させる遺伝的変異を、トマト植物に導入することを含む、耐暑性トマト植物の作出方法及び該変異を導入した耐暑性トマト植物に関する。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

高等植物は高温、低温、乾燥、塩分、金属など、様々な環境ストレスにさらされている。様々な環境ストレスの中でも、高温による熱ストレスは植物の成長に重篤な障害を引き起こし、世界の農業生産に大きな影響を与えている(Peet, M.M., Willits, D.H., (1998) Agric. Forest Meteorol., 92, p.191-202; Hall, A.E., (2001) Crop Responses to Environment. CRC Press LLC, Boca Raton, Florida)。気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climatic Change)の報告によれば、地球温暖化の影響で、世界の平均気温は一世紀で0.3℃ずつ上昇し、2100年には現在より3℃平均気温が上昇すると予測されており、今後このような問題はさらに深刻なものとなると予想されている(Jones, P.D., et al., (1999) Rev. Geophys., 37, p.173-199; Porter, J.R., (2005) Nature 436, p.174)。

トマト栽培においても、周年栽培化に伴い、夏期の高温によるトマトの花粉稔性の低下による着果不良、小玉化、品質低下などの生育障害が多く報告されている。高温期の着果不良は、花粉発達不良や花粉稔性低下が大きな原因となっている。このような問題を解決するために、植物に対する耐暑性の付与が様々な手法を用いて行われてきた。薬剤散布技術として、農園芸用高温ストレス耐性賦与剤を植物に散布することにより、高温条件下における高温ストレスを軽減し、健全な成長を促す方法が知られている(特開平11-199419号公報)。また遺伝子組換え技術として、トマト由来ミトコンドリア型スモールヒートショックプロテインを過剰発現させることにより、耐暑性をタバコ形質転換体に付与する方法も知られている(特開2002-95370号公報)。さらに、施設・栽培方法の工夫として、高温に対する感受性が最も高い雄しべを含む発達途中の蕾だけを効果的に生育適温まで冷却する装置の開発を行い、着果及び生育を促進する方法も知られている(国際公開第WO2007/058347号)。しかし、このような従来の植物への耐暑性付与方法は、経済性、環境負荷、及び/又は作業性に関して課題がある。そのため、高温期においても着果安定性が確保される耐暑性品種の育種は急務である。さらに、耐暑性品種の育種親としては高温条件下でも種子を有する正常な果実を効率よく形成できる品種が必要とされる。しかし、そのような耐暑性品種の効率的な育種方法は確立されていない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、トマト耐暑性変異体及びその作出方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
野生型と比較して高温条件下における種子を有する果実の形成能を向上させる遺伝的変異を、トマト植物に導入することを含む、耐暑性トマト植物の作出方法。

【請求項2】
 
前記変異が、受託番号FERM BP-22278で表されるJHT06系統に由来する、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
 
前記変異が、高温条件下における、花粉生存率、並びに種子を有する果実の形成比率及び収量を向上させる、請求項1又は2に記載の方法。

【請求項4】
 
前記変異が、野生型と比較して葉の葉緑素含量の増加をさらにもたらす、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。

【請求項5】
 
前記変異が、表3に記載の少なくとも1つの遺伝子における非同義変異又は遺伝子欠損である、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。

【請求項6】
 
前記変異を導入したトマト植物を35℃~40℃の温度に曝露することを含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。

【請求項7】
 
請求項1~6に記載の方法により作出される、前記変異が導入された耐暑性トマト植物。

【請求項8】
 
受託番号FERM BP-22278で表されるJHT06系統又は前記変異を保持するその派生株である、請求項7に記載の耐暑性トマト植物。

【請求項9】
 
請求項7又は8に記載の耐暑性トマト植物を育種親として、他のトマト植物と交配し、子孫植物として前記変異を有するトマト植物を取得することを含む、耐暑性トマト植物の育種方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published
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