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パーキンソン病に併発した認知障害の治療剤 UPDATE 新技術説明会

国内特許コード P170014572
整理番号 S2017-0334-N0
掲載日 2017年9月11日
出願番号 特願2017-064344
公開番号 特開2018-168072
出願日 平成29年3月29日(2017.3.29)
公開日 平成30年11月1日(2018.11.1)
発明者
  • 石井 利明
  • 木下 健一
出願人
  • 国立大学法人帯広畜産大学
発明の名称 パーキンソン病に併発した認知障害の治療剤 UPDATE 新技術説明会
発明の概要 【課題】パーキンソン病に併発した認知障害に対して有用な治療剤を提供する。
【解決手段】パーキンソン病に併発した認知障害の治療剤は、5-HT4受容体作動薬を有効成分とする。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


パーキンソン病は黒質の変性を主病変とする神経変性疾患の1つであり、脳内のドパミン不足とアセチルコリンの相対的増加とを病態とする。パーキンソン病はアルツハイマー病についで頻度の高い疾患であり、有病率は10万人あたり100人である。症状としては振戦、固縮、無動、姿勢反射障害等を認めるとともに、様々な全身症状や精神症状も合併する。症状がゆっくりと進行するため、本人の自覚症状がないまま症状が悪化することもある。パーキンソン病の約95%は孤発例であり、遺伝的な影響は低いとされている。パーキンソン病患者の約40%に認知症が併発するといわれている。



パーキンソン病の治療法としては、ドパミンの前駆物質であるレボドパ等の投与、運動療法、脳の一定の部位に電極を埋め込む脳深部刺激療法などが試みられており、iPS細胞による再生医療にも期待が寄せられているが、現在のところ根本的な治療法は確立されていない。



セロトニン5-HT4受容体は、中枢神経系(海馬)、胃腸管、心臓などに分布している、GTP結合蛋白質に共役する受容体であり、5-HT4受容体刺激によってcAMP濃度が上昇する。プルカロプリドをはじめとする5-HT4受容体作動薬は、蠕動運動促進作用を有し、便秘の治療に有効であることが報告されている(非特許文献1)。



5-HT4受容体作動薬を用いた神経性疾患の治療方法が、いくつか報告されている。



特許文献1には、5-HT4受容体作動薬(インダゾール化合物)がパーキンソン病、アルツハイマー病等に有効であることが開示されている。



特許文献2には、5-HT4受容体作動薬が便秘、認知障害等に有効であることが開示されている。



特許文献3は、神経発生を増大させるアデニル酸シクラーゼ活性化因子として、便秘改善剤であるシサプリド等を挙げており、対象疾患としてパーキンソン病等を例示している。

産業上の利用分野


本発明は、パーキンソン病に併発した認知障害の治療剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
5-HT4受容体作動薬を有効成分とするパーキンソン病に併発した認知障害の治療剤。

【請求項2】
前記5-HT4受容体作動薬は、消化管の蠕動運動促進作用を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の治療剤。

【請求項3】
前記5-HT4受容体作動薬は、プルカロプリド、ナロナプリド、ベルセトラグ及びそれらの薬学的に許容可能な塩からなる群より少なくとも1つ選択される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の治療剤。

【請求項4】
前記5-HT4受容体作動薬は、プルカロプリド又はその薬学的に許容可能な塩である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の治療剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017064344thum.jpg
出願権利状態 公開
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