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蛍光発光材料、蛍光発光材料の中間体及び有機発光素子

国内特許コード P170014626
整理番号 S2017-0502-N0
掲載日 2017年10月18日
出願番号 特願2017-048557
公開番号 特開2018-150472
出願日 平成29年3月14日(2017.3.14)
公開日 平成30年9月27日(2018.9.27)
発明者
  • 山路 稔
出願人
  • 国立大学法人群馬大学
発明の名称 蛍光発光材料、蛍光発光材料の中間体及び有機発光素子
発明の概要 【課題】400~500nmの波長領域の青色の蛍光発光性を有し、かつ高い蛍光量子収率を有する蛍光発光材料及びその中間体の提供。
【解決手段】式(1)で表される化合物からなる蛍光発光材料及びArとArをアミド結合で結合した化合物からなる前記化合物を合成する中間体。



(Arは単環/縮合環の芳香族炭化水素基又は芳香族炭化水素基;Arは単環/縮合環の芳香族複素環基;Mはハロゲン)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


近年、有機エレクトロルミネッセンス(以下、有機ELと称することがある)発光を利用したデバイスが注目され、例えば、4K有機ELテレビなどの開発が盛んに行われている。
有機EL発光デバイスの発光層等に用いる蛍光発光材料は、例えば、有機ELテレビであると、赤色発光材料、緑色発光材料、及び青色発光材料の光の三原色である発光体がバランス良く組み合わされて、種々の色相が表現される。光の三原色の蛍光発光材料のバランスが良好ではない場合、特に白色画像の良好な表現が困難となり、コントラストに優れた画像が表示し難いという問題がある。
光の三原色の蛍光発光材料のなかでも、青色蛍光発光する化合物は限定的であり、良好な画像再現性のため、高品質の青色蛍光発光材料の検討が進められている。
既述の如き有機EL発光デバイスの発光層等に用いる蛍光発光材料は、高効率に蛍光発光することが求められている。また、デバイスに組み込む場合の取り扱い性の観点からは、比較的小さな分子の化合物であり、かつ、固体の状態で良好な蛍光発光を示す蛍光発光材料が求められる。



蛍光発光性を有する有機芳香族化合物としては、2つの芳香環を有する1,3-ジケトンを配位子の基本骨格として有するボロン-ジケトン-ジアリール錯体(以下、BFDKと称することがある)が知られており、BFDKは、有機溶媒中でも固体状態でも蛍光を発するというユニークな性質を有する。
BFDKは、比較的小さな分子であり、固体状態の化合物として得られ、半導体性を有する化合物もある。
BFDKについては、BFDKに含まれる芳香環のπ電子数を変化させて、蛍光量子収率を向上させ得ることが報告されている(例えば、非特許文献1)。
また、蛍光発光性有機芳香族化合物として、フルオレン骨格をアリール基の一つとして有するボロン-ジケトン-ジアリール錯体が報告されている(例えば、特許文献1及び非特許文献2参照)。

産業上の利用分野


本開示は、蛍光発光材料、蛍光発光材料の中間体及び有機発光素子に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(I)で表される蛍光発光材料。
【化1】




一般式(I)中、Arは、以下に示す構造から選ばれる1価の置換基を表し、Arは、以下に示す構造から選ばれる含窒素複素環基を表す。Mは、ハロゲン原子を表す。
【化2】



上記ArにおけるRは、水素原子、若しくは、アルキル基、アルコキシ基、及びシリル基から選ばれる1価の置換基を表す。

【請求項2】
前記一般式(I)で表される蛍光発光材料は、下記化合物(1)、化合物(4)、化合物(5)、化合物(6)、化合物(8)及び化合物(9)から選ばれる少なくとも1種を含む請求項1に記載の蛍光発光材料。
【化3】






【請求項3】
下記一般式(II)で表される、蛍光発光材料の中間体。
【化4】




一般式(II)中、Arは、以下に示す構造から選ばれる1価の置換基を表し、Arは、以下に示す構造から選ばれる含窒素複素環基を表す。
【化5】



上記ArにおけるRは、水素原子、若しくは、アルキル基、アルコキシ基、及びシリル基から選ばれる1価の置換基を表す。

【請求項4】
下記一般式(II)で表される蛍光発光材料の中間体は、下記化合物(a)、化合物(d)、化合物(e)、化合物(f)、化合物(h)及び化合物(i)から選ばれる少なくとも1種を含む請求項3に記載の蛍光発光材料の中間体。
【化6】





【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の蛍光発光材料を含む有機発光素子。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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