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接ぎ木用の育苗部材及び育苗セット、並びに接ぎ木苗の生産方法 コモンズ

国内特許コード P170014737
整理番号 (NU-0576)
掲載日 2017年12月21日
出願番号 特願2016-574866
登録番号 特許第6270187号
出願日 平成28年2月12日(2016.2.12)
登録日 平成30年1月12日(2018.1.12)
国際出願番号 JP2016054168
国際公開番号 WO2016129683
国際出願日 平成28年2月12日(2016.2.12)
国際公開日 平成28年8月18日(2016.8.18)
優先権データ
  • 特願2015-026570 (2015.2.13) JP
発明者
  • 野田口 理孝
  • 柳澤 直樹
  • 新田 英之
  • 池松 朱夏
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 接ぎ木用の育苗部材及び育苗セット、並びに接ぎ木苗の生産方法 コモンズ
発明の概要 本開示の1つの側面である接ぎ木用の育苗部材は、少なくとも1つの育苗ユニットを備えている。少なくとも1つの育苗ユニットは、植物の種子を収容し、植物が発芽する空間を有するように構成された種子収容部と、発芽して伸長した植物の茎を収容するように構成された茎収容部と、伸長した植物の茎を保持するように構成された茎保持部と、を備えている。少なくとも1つの育苗ユニットの種子収容部の少なくとも一部は、少なくとも1つの育苗ユニットの外部に開口可能に構成されている。少なくとも1つの育苗ユニットの茎収容部の少なくとも一部は、少なくとも1つの育苗ユニットの外部に開口可能に構成されている。
従来技術、競合技術の概要


接ぎ木は、農業・園芸分野において、連作障害の回避、品質及び収穫数の向上、新品種の増殖等を目的に広く用いられており、ごく一般的に行われている手法である。接ぎ木は業務用及び家庭用を問わず広く普及しているが、接ぎ木の多くが人の手によって施術されている。接ぎ木の施術にはある程度の習練が必要であるため、接ぎ木苗の品質がばらつく、生産速度が遅い等といった問題がある。これらの問題を解決する手法として、下記特許文献1には、全自動接ぎ木装置が開示されている。また、下記特許文献2~7には、様々な接ぎ木用部材が開示されている。また、接ぎ木は、人の手で施術することが前提であるため、手で扱えるサイズにまで成長した植物体にしか適用されていない。

産業上の利用分野


本開示は、接ぎ木用の育苗部材及び育苗セット、並びに接ぎ木苗の生産方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
接ぎ木用の育苗部材であって、
少なくとも1つの育苗ユニットを備え、
該少なくとも1つの育苗ユニットは、植物の種子を収容し、前記植物が発芽する空間を有するように構成された種子収容部と、発芽して伸長した前記植物の茎を収容するように構成された茎収容部と、伸長した前記植物の茎を保持するように構成された茎保持部と、を備え、
前記少なくとも1つの育苗ユニットの前記種子収容部の少なくとも一部は、前記植物の成長方向とは異なる方向において、前記少なくとも1つの育苗ユニットの外部に開口可能に構成され、
前記少なくとも1つの育苗ユニットの前記茎収容部の少なくとも一部は、前記異なる方向において、前記少なくとも1つの育苗ユニットの外部に開口可能に構成されている、接ぎ木用の育苗部材。

【請求項2】
前記少なくとも1つの育苗ユニットの茎保持部は、可動性を有し、伸長した前記植物の茎に接触した状態で、前記植物の茎を保持するように構成されている、請求項1に記載の接ぎ木用の育苗部材。

【請求項3】
前記少なくとも1つの育苗ユニットは、板状である、請求項1又は2に記載の接ぎ木用の育苗部材。

【請求項4】
前記少なくとも1つの育苗ユニットは、弾性変形可能な材料を含んでいる、請求項1~3のいずれか1項に記載の接ぎ木用の育苗部材。

【請求項5】
前記少なくとも1つの育苗ユニットは、複数の育苗ユニットを備えている、請求項1~4のいずれか1項に記載の接ぎ木用の育苗部材。

【請求項6】
前記複数の育苗ユニットは、一体的に形成されている、請求項5に記載の接ぎ木用の育苗部材。

【請求項7】
前記複数の育苗ユニットは、該複数の育苗ユニット各々の前記茎収容部が同一の方向を向くように、所定の方向に並んで配置されている、請求項5又は6に記載の接ぎ木用の育苗部材。

【請求項8】
前記複数の育苗ユニットは、該複数の育苗ユニット各々の前記茎収容部が等間隔に並んで配置されている、請求項7に記載の接ぎ木用の育苗部材。

【請求項9】
前記育苗部材は、幼植物の接ぎ木に用いられる、請求項1~8のいずれか1項に記載の接ぎ木用の育苗部材。

【請求項10】
前記種子収容部の少なくとも一部は、前記植物に対して植物育成培地を供給することができるように、前記異なる方向において、前記少なくとも1つの育苗ユニットの外部に開口可能に構成されている、請求項1~9のいずれか1項に記載の育苗部材。

【請求項11】
前記茎収容部の少なくとも一部は、前記植物に対して植物育成培地を供給することができるように、前記異なる方向において、前記少なくとも1つの育苗ユニットの外部に開口可能に構成されている、請求項1~10のいずれか1項に記載の育苗部材。

【請求項12】
請求項1~11のいずれか1項に記載の接ぎ木用の育苗部材を複数備えている、接ぎ木用の育苗セット。

【請求項13】
接ぎ木苗の生産方法であって、
各々が請求項1~12のいずれか1項に記載の接ぎ木用の育苗部材である、第1の育苗部材及び第2の育苗部材を用意することと、
前記第1の育苗部材における前記育苗ユニットの前記種子収容部に第1の植物の種子を収容し、前記育苗ユニットの前記種子収容部内で前記第1の植物の前記種子を発芽させ、前記育苗ユニットの前記茎収容部内で前記第1の植物の茎を伸長させることと、
前記第1の育苗部材における前記育苗ユニットの前記茎保持部によって前記第1の植物の前記茎を保持することと、
前記第1の育苗部材における前記育苗ユニットの前記茎保持部によって保持された前記第1の植物の前記茎を切断することと、
前記第2の育苗部材における前記育苗ユニットの前記種子収容部に第2の植物の種子を収容し、前記育苗ユニットの前記種子収容部内で前記第2の植物の前記種子を発芽させ、前記育苗ユニットの前記茎収容部内で前記第2の植物の茎を伸長させることと、
前記第2の育苗部材における前記育苗ユニットの前記茎保持部によって前記第2の植物の前記茎を保持することと、
前記第2の育苗部材における前記育苗ユニットの前記茎保持部によって保持された前記第2の植物の前記茎を切断することと、
前記第1の育苗部材における前記育苗ユニットの前記茎保持部によって保持された前記第1の植物の前記茎の切断面と、前記第2の育苗部材における前記育苗ユニットの前記茎保持部によって保持された前記第2の植物の前記茎の切断面と、を接合することと、を備えている、接ぎ木苗の生産方法。

【請求項14】
前記第1の育苗部材を複数の部分に分割して複数の分割片を形成することと、
前記第2の育苗部材を複数の部分に分割して複数の分割片を形成することと、をさらに備え、
前記第1の育苗部材における前記育苗ユニットの前記茎保持部によって保持された前記第1の植物の前記茎の切断面と、前記第2の育苗部材における前記育苗ユニットの前記茎保持部によって保持された前記第2の植物の前記茎の切断面と、を接合することは、前記第1の育苗部材における前記育苗ユニットの前記茎保持部によって保持された前記第1の植物の前記茎の切断面と、前記第2の育苗部材における前記育苗ユニットの前記茎保持部によって保持された前記第2の植物の前記茎の切断面と、が当接するように、前記第1の育苗部材における前記複数の分割片のうちの1つの分割片と、前記第2の育苗部材における前記複数の分割片のうちの1つの分割片と、を配置することを含む、請求項13に記載の接ぎ木苗の生産方法。
国際特許分類(IPC)
  • A01G   2/30    
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出願権利状態 登録
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