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有用代謝産物の生産方法及び代謝産物生産条件のスクリーニング方法 UPDATE コモンズ

国内特許コード P170014763
整理番号 L17013
掲載日 2017年12月25日
出願番号 特願2017-189266
公開番号 特開2018-057371
出願日 平成29年9月29日(2017.9.29)
公開日 平成30年4月12日(2018.4.12)
優先権データ
  • 特願2016-192235 (2016.9.29) JP
発明者
  • 小嶋 政信
  • 保坂 毅
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 有用代謝産物の生産方法及び代謝産物生産条件のスクリーニング方法 UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】暗所で放線菌を培養する場合とは異なる有用代謝産物を得ることが可能な有用代謝産物の生産方法、及び、放線菌に対する光刺激の影響を代謝産物変化や代謝産物量変化に基づいて評価する代謝産物生産条件のスクリーニング方法の提供。
【解決手段】光刺激を付与しながら放線菌を培養する光刺激培養工程を含む有用代謝産物の生産方法。また、光刺激を付与しながら放線菌を培養する光刺激培養工程と、前記放線菌の代謝産物を確認する代謝産物確認工程とをこの順序で含む代謝産物生産条件のスクリーニング方法。光刺激培養工程の前又は後に、暗所で前記放線菌を培養する培養工程を更に含む有用代謝産物の生産方法。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


放線菌は真正細菌の一種である。放線菌は動植物における病原菌となることもある一方
で、有用な物質を生産することも広く知られている。当該有用な物質の代表例としては、
抗生物質を挙げることができる。なお、本明細書では、放線菌等の微生物が生産(代謝)
する物質のことを「代謝産物」といい、代謝産物の中でも有用な効果や用途があるものの
ことを「有用代謝産物」という。



放線菌による有用代謝産物の生産は、通常、培地上で放線菌を培養することにより行わ
れる。このとき、培地の組成を調整する、培地に2種類以上の放線菌を植菌する等の方法
により、同じ放線菌から異なる種類の代謝産物が得られることが広く知られている。また
、放線菌に放射線や紫外線を照射することで当該放線菌の遺伝子を変異させ、通常とは異
なる種類の代謝産物を得る試みも広く行われている。



ところで、放線菌のような微生物を培養する際には、暗所で培養することが一般的であ
る。
ここで、菌類の一種である糸状菌については、光刺激を付与しながら培養することで有
用代謝産物を生産する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、放線菌については、光刺激を付与しながら培養することで有用代謝産物
を生産する方法については知られていない。また、放線菌については、光刺激を付与しな
がら培養する工程を含む代謝産物のスクリーニング方法についても知られていない。

産業上の利用分野


本発明は、放線菌に関する有用代謝産物の生産方法及び代謝産物生産条件のスクリーニ
ング方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
光刺激を付与しながら放線菌を培養する光刺激培養工程を含むことを特徴とする有用代謝産物の生産方法。

【請求項2】
請求項1に記載の有用代謝産物の生産方法において、
前記光刺激培養工程の前又は後に、暗所で前記放線菌を培養する暗所培養工程をさらに含むことを特徴とする有用代謝産物の生産方法。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の有用代謝産物の生産方法において、
前記有用代謝産物は、抗生物質であることを特徴とする有用代謝産物の生産方法。

【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載の有用代謝産物の生産方法において、
前記光刺激培養工程では、前記光刺激の光量子束密度が5μmolm-2-1以上である条件で前記放線菌を培養することを特徴とする有用代謝産物の生産方法。

【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の有用代謝産物の生産方法において、
前記放線菌は、Streptomyces coelicolor、Streptomyces griseus、Streptomyces parvulusのいずれかであることを特徴とする有用代謝産物の生産方法。

【請求項6】
光刺激を付与しながら放線菌を培養する光刺激培養工程と、
前記放線菌の代謝産物を確認する代謝産物確認工程とをこの順序で含むことを特徴とする代謝産物生産条件のスクリーニング方法。

【請求項7】
請求項6に記載の代謝産物生産条件のスクリーニング方法において、
前記光刺激培養工程では、複数のサンプルにそれぞれ異なる波長の光による前記光刺激を付与することを特徴とする代謝産物生産条件のスクリーニング方法。

【請求項8】
請求項6又は7に記載の代謝産物生産条件のスクリーニング方法において、
前記光刺激培養工程の前又は後かつ前記代謝産物確認工程の前に、暗所で前記放線菌を培養する暗所培養工程をさらに含むことを特徴とする代謝産物生産条件のスクリーニング方法。

【請求項9】
請求項6~8のいずれかに記載の代謝産物生産条件のスクリーニング方法において、
前記代謝産物確認工程では、暗所培養による場合と光刺激を付与する培養による場合での代謝産物の生産量の増減を比較して、放線菌の代謝産物を確認することを特徴とする代謝産物生産条件のスクリーニング方法。


国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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