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共振器、ノッチフィルタ、及びRFIDタグ NEW

国内特許コード P180014788
整理番号 S2016-0793-N0
掲載日 2018年1月24日
出願番号 特願2016-105497
公開番号 特開2017-211873
出願日 平成28年5月26日(2016.5.26)
公開日 平成29年11月30日(2017.11.30)
発明者
  • 和田 光司
  • 佐川 守一
  • 牧本 三夫
出願人
  • 国立大学法人電気通信大学
発明の名称 共振器、ノッチフィルタ、及びRFIDタグ NEW
発明の概要 【課題】チップレスRFIDに適用する際に、取り扱う情報量の拡張、広い周波数帯域での使用の実現、及びタグへの情報の書き込みの容易化を可能にする。
【解決手段】チップレスRFIDに適用される共振器120であって、第1の伝送線路121と、第1の伝送線路の一端121aに接続される第2の伝送線路122と、第2の伝送線路の第1の伝送線路と接続される一端121bの反対側となる他端121aに接続される第3の伝送線路123と、を備え、第1の伝送線路、第2の伝送線路、及び第3の伝送線路のうち、第2の伝送線路の特性インピーダンスが最大であり、かつ、第1の伝送線路と第3の伝送線路の線路電気長が同一であることを特徴とする。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要


バーコードは、在庫管理、物流管理等に広く普及しており、IDタグが印刷で作成できることから極めて安価であり、読取装置もスマートフォン等のカメラで実現でき、タグシステムとしても安価であるという特長がある。しかしながら、バーコードの情報には、秘匿性がなく、汚れで誤認識したり、複製も容易で改ざんされるリスクもある等の信頼性に乏しい面や、読み取り領域が狭く、障害物があると読み取れないという欠点も有している。



前述したバーコードの欠点を解消する技術として開発されている半導体チップを用いたRFID( Radio Frequency Identification )は、読み取りだけでなく、書き込みも可能である等優れた特長を有している。しかしながら、RFIDは、半導体チップを用いるために、チップや基板実装でタグがコスト高になることや、半導体が誤動作するような高温や放射線の強い環境下では、適用困難という問題点があり、また、RFIDの読取装置のサイズが大きくなることから、消費電力も大きく、携帯化が困難で装置のコストも高いという課題も有している。



このようなRFIDの課題を解決するために、バーコードの機能を補完するチップレスRFIDが開発されている。チップレスRFIDに関する従来技術として、非特許文献1には、多数の共振素子を用いる構成で基本的に1つの共振器に1ビットを対応させたマルチ共振器構成となっているチップレスRFIDタグが開示されている。また、非特許文献2には、弾性表面波(SAW)デバイスを利用し、信号の伝播遅延時間の差に情報を持たせたタグとその応用システムが開示されている。さらに、非特許文献3は、共振が1個で共振器の構造を変えて、その高次モードの変化に着目して共振周波数情報を利用したものが開示されている。また、特許文献1には、微細加工で作成したMEMS共振器を多数用いたタグの例が開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、チップレスRFIDに適用される共振器、ノッチフィルタ、及びRFIDタグに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
チップレスRFIDに適用される共振器であって、
第1の伝送線路と、
前記第1の伝送線路の一端に接続される第2の伝送線路と、
前記第2の伝送線路の前記第1の伝送線路と接続される一端の反対側となる他端に接続される第3の伝送線路と、を備え、
前記第1の伝送線路、前記第2の伝送線路、及び前記第3の伝送線路のうち、前記第2の伝送線路の特性インピーダンスが最大であり、かつ、前記第1の伝送線路と前記第3の伝送線路の線路電気長が同一であることを特徴とする共振器。

【請求項2】
前記第1の伝送線路、前記第2の伝送線路、及び前記第3の伝送線路は、略U字型となるように各伝送線路が接続されることを特徴とする請求項1に記載の共振器。

【請求項3】
前記第2の伝送線路の何れかの部位に切断部が設けられることを特徴とする請求項2に記載の共振器。

【請求項4】
前記切断部は、前記第2の伝送線路の中央部に設けられることを特徴とする請求項3に記載の共振器。

【請求項5】
両端に入出力端子が設けられる主伝送線路と、
請求項1乃至4の何れか1項に記載の共振器と、を備え、
前記共振器に備わる何れかの伝送線路が前記主伝送線路に平行結合されて構成されることを特徴とするノッチフィルタ。

【請求項6】
共振周波数の異なる複数の前記共振器が前記主伝送線路に平行結合されて構成されることを特徴とする請求項5に記載のノッチフィルタ。

【請求項7】
前記主伝送線路には、n個の前記共振器が平行結合され、前記共振周波数を離調させた場合と離調させない場合に対して、それぞれ「0」又は「1」の何れかの異なる情報を付与し、nビットのIDタグを構成することを特徴とする請求項6に記載のノッチフィルタ。

【請求項8】
前記共振器の前記伝送線路と前記主伝送線路との距離を調整可能に構成されることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載のノッチフィルタ。

【請求項9】
請求項5乃至8の何れか1項に記載のノッチフィルタと、
前記ノッチフィルタの両端に設けられる入出力端子に接続される広帯域アンテナと、を備えることを特徴とするRFIDタグ。

【請求項10】
前記ノッチフィルタ及び前記広帯域アンテナは、透明導電膜材料で形成されることを特徴とする請求項9に記載のRFIDタグ。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016105497thum.jpg
出願権利状態 公開


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