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ガン転移抑制剤 UPDATE

国内特許コード P180014795
整理番号 S2016-0755-N0
掲載日 2018年1月24日
出願番号 特願2016-111280
公開番号 特開2017-218380
出願日 平成28年6月2日(2016.6.2)
公開日 平成29年12月14日(2017.12.14)
発明者
  • 李 桃生
出願人
  • 国立大学法人 長崎大学
発明の名称 ガン転移抑制剤 UPDATE
発明の概要 【課題】本発明は、ガン転移を抑制または遅らせることができる治療剤を提供する。
【解決手段】
N,N’-プロピレンジニコチンアミドまたはその薬学上許容しうる塩を有効成分として含有するガン転移抑制剤。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


(±)-N,N’-プロピレンジニコチンアミド(一般名:ニカラベン)は日本で開発され、くも膜下出血を対象に第3相臨床試験を行った薬剤であり、ニカラベンのラジカルスカベンジ作用は他の抗酸化剤と比較して必ずしも強くないが、生体での抗放射線作用は非常に優れている。例えばフリーラジカル、特に細胞毒性の強いヒドロキシラジカルを特異的に捕捉することから、脳循環障害治療剤(特許文献1)や放射線障害抑制剤(特許文献2)に有用であることが知られている。



長年にわたり、ガン転移の成立には転移に適するニッチが必要であることが知られていたが、近年ガン細胞は転移する前に、自分で自分の転移先の準備を進めることがわかってきた。すなわちガン転移先に前転移ニッチを形成しガン細胞の転移を誘導することが報告されている(非特許文献1~3)。例えばガンに対する放射線治療または手術などの外科的治療を行った直後に、手当部位などから遠方へガンの転移が促進することがある。これは放射線治療等によって一時的に身体内の環境が変わり(低酸素または炎症状況の変化等)、残ったガン細胞によって、いわゆる「前転移ニッチ」が形成されるためであると考えられる。そのため手術や放射線治療によって、前ガン転移ニッチの形成を加速させ転移が活性化する恐れがあることが予想されている。

産業上の利用分野


本発明はN,N’-プロピレンジニコチンアミドまたはその薬学上許容しうる塩を有効成分として含有するガン転移抑制剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
N,N’-プロピレンジニコチンアミドまたはその薬学上許容しうる塩を有効成分として含有するガン転移抑制剤。

【請求項2】
ガン転移が放射線治療、化学療法または外科的治療により誘発されるガン転移である、請求項1に記載のガン転移抑制剤。

【請求項3】
N,N’-プロピレンジニコチンアミドまたはその薬学上許容しうる塩を有効成分として含有する前転移ニッチ形成阻害剤。

【請求項4】
N,N’-プロピレンジニコチンアミドまたはその薬学上許容しうる塩を有効成分として含有する、原発性ガンまたは転移性ガン治療剤。



国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016111280thum.jpg
出願権利状態 公開
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