TOP > 国内特許検索 > 視覚的質感提示デバイスおよび視覚的質感提示方法

視覚的質感提示デバイスおよび視覚的質感提示方法

国内特許コード P180014802
整理番号 1828
掲載日 2018年1月31日
出願番号 特願2016-113598
公開番号 特開2017-219681
出願日 平成28年6月7日(2016.6.7)
公開日 平成29年12月14日(2017.12.14)
発明者
  • 岩瀬 英治
  • 岡田 陽平
出願人
  • 学校法人早稲田大学
発明の名称 視覚的質感提示デバイスおよび視覚的質感提示方法
発明の概要 【課題】視覚的質感を1つのパラメータで定量化し、入射光の照射方向、波長領域および強度の角度分布等の情報を必要とせず、簡便かつ低コストな構成で、任意の照明環境で任意の視覚的質感を提示することができる視覚的質感提示デバイス1および視覚的質感提示方法を提供する。
【解決手段】視覚的質感提示デバイス1において、正反射光4の強度を代表する値と、正反射光4の強度以外の散乱光5の強度を代表させる値とを用いて視覚的質感を定量化したパラメータを散乱度Sとするとき、散乱度Sが異なる少なくとも2つの表面を含む複数のセルと、当該複数のセルを用いて表面の時間的および/または空間的な提示割合を提供する提示手段とを備え、提示割合に依存したセルの散乱度Sに対応する質感をもたらすようにした構成とする。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


従来、視覚的な質感および材質感は、光源に対する反射光の角度強度分布によって提示できることが知られている。これを利用した応用例として、光の照射方向に応じた発光強度の角度分布を制御することにより、視覚的質感を提示する方法を用いた画像表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。



コンピュータグラフィクス(CG)では、コンピュータ内で設定した照明条件から、表示する被対象物に対し、その表面の散乱光の強度を計算し、視覚的質感を提示する方法が一般的に用いられている(例えば、非特許文献1参照)。

産業上の利用分野


本発明は、視覚的質感提示デバイスおよび視覚的質感提示方法に関し、特に、視覚的質感が異なる複数の表面を用いて、これら表面の質感の中間を含む質感を提示する視覚的質感提示デバイスおよび視覚的質感提示方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
正反射光強度を代表する値と、前記正反射光強度以外の散乱光強度を代表させる値とを用いて視覚的質感を定量化したパラメータを散乱度とするとき、
前記散乱度が異なる少なくとも2つの表面を含む複数のセルと、
前記複数のセルを用いて前記表面の時間的および/または空間的な提示割合を提供する提示手段とを備え、
前記提示割合に依存した前記セルの散乱度に対応する質感をもたらすよう構成されることを特徴とする視覚的質感提示デバイス。

【請求項2】
前記セルをヒトの眼による空間分解能の識別能力以下の細かさで並べる請求項1記載の視覚的質感提示デバイス。

【請求項3】
前記時間的な提示割合をヒトの眼による時間分解能の識別能力以下の速さで提供する請求項1記載の視覚的質感提示デバイス。

【請求項4】
前記提示割合が、前記散乱度が異なる前記表面の面積割合である請求項1~3のいずれか1項記載の視覚的質感提示デバイス。

【請求項5】
前記提示割合が可変である請求項1~4のいずれか1項記載の視覚的質感提示デバイス。

【請求項6】
前記セルが、第1の散乱度を有する第1の表面と、前記第1の散乱度と異なる第2の散乱度を有する第2の表面とを含む請求項1~5のいずれか1項記載の視覚的質感提示デバイス。

【請求項7】
前記第1の表面を有する第1の物体がガラスと実質的に同じ屈折率を有する液体であり、前記第2の表面を有する第2の物体が表面を粗くしたガラス板であり、前記第1の物体が前記第2の物体の上に重ね合わされる請求項6記載の視覚的質感提示デバイス。

【請求項8】
前記第1の表面および前記第2の表面を連続するようにして設けた物体が柔軟材料で構成され、前記物体を回転移動させるように構成された請求項6記載の視覚的質感提示デバイス。

【請求項9】
前記第2の表面を有する第2の物体の上方に、前記第1の表面を有する第1の物体を設け、前記第1の物体が左右方向に伸縮または移動して、前記第2の表面を覆う領域を変化させるように構成された請求項6記載の視覚的質感提示デバイス。

【請求項10】
前記第2の表面を有する第2の物体の上方に、前記第1の表面を有する第1の物体を設け、前記第1の物体が任意の箇所で分割されており、分割されたそれぞれの前記第1の物体が、回動可能に固定された両端を軸にして、上方に開閉できるように構成された請求項6記載の視覚的質感提示デバイス。

【請求項11】
一面が前記第1の表面で、他面が前記第2の表面で構成される物体を、前記物体に設けた回転軸を中心に回転自在に構成した請求項6記載の視覚的質感提示デバイス。

【請求項12】
正反射光強度を代表する値と、前記正反射光強度以外の散乱光強度を代表させる値とを用いて、視覚的質感を散乱度たる1つのパラメータで定量化し、
異なる前記散乱度を有する複数の表面の組み合わせにおけるそれぞれの時間的および/または空間的な提示割合によって、前記複数の表面の質感の中間を含む質感を提示することを特徴とする視覚的質感提示方法。

【請求項13】
前記時間的および/または空間的な提示割合が可変である請求項12記載の視覚的質感提示方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2016113598thum.jpg
出願権利状態 公開
技術導入、技術提携、実用化開発(受託研究・共同研究等)のご相談を承っております。お気軽にご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close