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地熱利用システム UPDATE

国内特許コード P180014821
整理番号 S2016-0864-N0
掲載日 2018年2月27日
出願番号 特願2016-126858
公開番号 特開2018-003275
出願日 平成28年6月27日(2016.6.27)
公開日 平成30年1月11日(2018.1.11)
発明者
  • 盛 田 元 彰
出願人
  • 国立大学法人東京海洋大学
発明の名称 地熱利用システム UPDATE
発明の概要 【課題】地熱流体が流れる配管や熱交換器等の外部設備にスケールが析出することを抑制し、配管等のメンテナンス周期を延ばすことが可能な地熱利用システムを提供する。
【解決手段】実施形態の地熱利用システム1は、地熱流体取出管11の流出口11aから流出した地熱流体を地熱水と地熱蒸気に分離するとともに、地熱蒸気の二酸化炭素分圧を脱気抑制分圧値以上に維持する気水分離槽2と、気水分離槽2から逆流防止弁21を通って流れ込んだ地熱水を曝気して、前記地熱水中の二酸化炭素を脱気する曝気槽3と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来、地中の源泉(生産井)から、地熱蒸気および地熱水を含む地熱流体を取り出し、地熱蒸気を発電等に利用する地熱利用システムが知られている(特許文献1参照)。また、地熱水を用いて低沸点媒体を加熱・蒸発させ、その蒸気でタービンを回すバイナリー発電を行う地熱利用システムも知られている。

産業上の利用分野


本発明は、地熱利用システム、より詳しくは、源泉から取り出された地熱流体を利用するシステムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
地熱流体取出管の流出口から流出した地熱流体を地熱水と地熱蒸気に分離するとともに、前記地熱蒸気の二酸化炭素分圧を脱気抑制分圧値以上に維持する気水分離槽と、
前記気水分離槽から逆流防止弁を通って流れ込んだ地熱水を曝気して、前記地熱水中の二酸化炭素を脱気する曝気槽と、
を備えることを特徴とする地熱利用システム。

【請求項2】
前記曝気槽に貯留された地熱水を外部設備に輸送する熱水輸送管をさらに備え、前記熱水輸送管内を流動する前記地熱水の温度は、シリコン酸化物が析出しない温度以上に維持されることを特徴とする請求項1に記載の地熱利用システム。

【請求項3】
前記気水分離槽から排気される地熱蒸気の逆流を阻止し、前記気水分離槽の地熱蒸気の二酸化炭素分圧を一定値に保つ逆流防止弁をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の地熱利用システム。

【請求項4】
前記逆流防止弁が設けられ、前記気水分離槽の地熱蒸気を排気する蒸気排気管をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の地熱利用システム。

【請求項5】
前記地熱流体取出管の前記流出口は、前記気水分離槽の気相中に配置されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の地熱利用システム。

【請求項6】
前記地熱流体取出管の前記流出口には、前記地熱流体の圧力が急減することを防止する急減圧防止手段が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の地熱利用システム。

【請求項7】
前記地熱流体取出管の前記流出口は、前記気水分離槽の液相中に配置されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の地熱利用システム。

【請求項8】
前記気水分離槽と前記曝気槽は、前記逆流防止弁が設けられた接続管を介して互いの液相を繋ぐように接続されていることを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の地熱利用システム。

【請求項9】
前記曝気槽では、前記地熱水中に溶解しているカルシウムイオンを不溶性の炭酸カルシウムとして析出させるとともに、前記地熱水中に溶解しているマグネシウムイオンを不溶性のケイ酸マグネシウムとして析出させることを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の地熱利用システム。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2016126858thum.jpg
出願権利状態 公開


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