TOP > 国内特許検索 > 信号処理システム、受信方法及びプログラム

信号処理システム、受信方法及びプログラム UPDATE 新技術説明会

国内特許コード P180014831
整理番号 FU-288
掲載日 2018年3月22日
出願番号 特願2017-069956
公開番号 特開2018-174381
出願日 平成29年3月31日(2017.3.31)
公開日 平成30年11月8日(2018.11.8)
発明者
  • 香田 徹
  • 大橋 正良
出願人
  • 学校法人福岡大学
発明の名称 信号処理システム、受信方法及びプログラム UPDATE 新技術説明会
発明の概要 【課題】 拡散符号を用いて変調する場合に、単純に伝搬路による位相歪みによる補償のみを行うよりも効率のよい無線通信を実現することが可能な信号処理システム等を提供する。
【解決手段】 送信装置23では、時間拡散符号及び周波数拡散符号を用いて2次元位相変調して送信信号を生成する。受信装置25では、推定部35が、送信信号を受信して得られた受信信号において、時間拡散符号及び周波数拡散符号を用いた2次元位相変調に起因して生じた位相歪みを補償する。ここで、TD推定部37とFD推定部39は、それぞれ、2次元位相変調による位相歪みを補償してドップラーシフトfDと遅延時間tdの最尤推定値を得る。推定部35は、TD推定部37とFD推定部39による、一方での最尤推定値を他方が用いて交互に更新することにより、ドップラーシフトfD及び遅延時間tdを推定する。
【選択図】 図7
従来技術、競合技術の概要


特許文献1にあるように、発明者らは、連続時間に関して時間拡散符号及び周波数拡散符号を用いて2次元位相変調について研究・開発してきた。



特許文献2には、スペクトル拡散された探知電波を用いて物体を探知する周波数拡散型レーダ装置が記載されている。



また、無線通信などの技術分野において、時間領域(Time Domain:TD)及び周波数領域(Frequency Domain:FD)で均等分割して、無重畳(non-overlapping)多重化(Multiple Access:多重接続)(FDMA、TDMA)することが行われている。例えばCDMA(Code Division Multiple Access)は、拡散符号(Spread Spectrum code:SS code)を利用する。また、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiple)は、パルス波形の直交関係を重視したものである。CDMAは、第3世代移動通信システムで広く使用された。その後、OFDMが採用され、第4世代移動通信システムと呼ばれている。

産業上の利用分野


本発明は、信号処理システム、受信方法及びプログラムに関し、特に、受信部が、伝搬路に起因する位相歪みに加えて、送信部が行った2次元位相変調に起因する位相歪みをも補償する信号処理システム等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
2次元位相変調を用いた信号処理システムであって、
送信部と、受信部を備え、
前記送信部は、
時間拡散符号及び周波数拡散符号を用いて2次元位相変調して送信信号を生成する送信信号生成手段と、
前記送信信号を送信する送信信号送信手段を備え、
前記受信部は、
前記送信信号を受信して受信信号を得る受信信号受信手段と、
前記受信信号における位相歪みを補償する補償手段を備え、
前記補償手段は、前記時間拡散符号及び前記周波数拡散符号を用いた前記2次元位相変調による位相歪みを補償する、信号処理システム。

【請求項2】
前記送信部において、前記送信信号生成手段は、前記2次元位相変調により、データ多重化及び/又はチップ多重化を行い、
前記受信部において、前記補償手段は、前記データ多重化及び/又は前記チップ多重化による位相歪みを補償する、請求項1記載の信号処理システム。

【請求項3】
2次元位相変調を用いた信号処理システムであって、
送信部と、受信部を備え、
前記送信部は、
時間と周波数との対称性を満たす時間シフト及び周波数シフトを行うシフト演算子を用いて事前にオフセットを施し、時間拡散符号及び周波数拡散符号を用いて2次元位相変調して送信信号を生成する送信信号生成手段と、
前記受信部に対して前記送信信号を送信する送信信号送信手段を備え、
前記受信部は、
伝搬路を経た前記送信信号を受信して受信信号を得る受信信号受信手段と、
前記2次元位相変調による位相歪みを補償して前記伝搬路における遅延時間td及びドップラーシフトfDを推定する推定手段を備え、
前記推定手段は、
前記2次元位相変調による位相歪みを補償して前記ドップラーシフトfDの最尤推定値を得るTD推定手段と、
前記2次元位相変調による位相歪みを補償して前記遅延時間tdの最尤推定値を得るFD推定手段を備え、
前記推定手段は、前記TD推定手段と前記FD推定手段による、一方での最尤推定値を他方が用いて交互に更新することにより、前記遅延時間td及び前記ドップラーシフトfDを推定する、信号処理システム。

【請求項4】
時間拡散符号及び周波数拡散符号を用いて2次元位相変調して生成された送信信号を受信する受信方法であって、
補償手段が、前記送信信号を受信して得られた受信信号において、前記時間拡散符号及び前記周波数拡散符号を用いた前記2次元位相変調による位相歪みを補償する補償ステップを含む受信方法。

【請求項5】
時間拡散符号及び周波数拡散符号を用いて2次元位相変調して生成された送信信号を受信する受信装置において、コンピュータを、
前記送信信号を受信して得られた受信信号において、前記時間拡散符号及び前記周波数拡散符号を用いた前記2次元位相変調による位相歪みを補償する補償手段として機能させるためのプログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2017069956thum.jpg
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、「問合せ先」まで直接お問合せ下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close