Top > Search of Japanese Patents > ANTIMICROBIAL POLYPEPTIDE

ANTIMICROBIAL POLYPEPTIDE

Patent code P180014848
File No. S2016-0848-N0
Posted date Apr 18, 2018
Application number P2016-145509
Publication number P2018-016548A
Date of filing Jul 25, 2016
Date of publication of application Feb 1, 2018
Inventor
  • (In Japanese)田仲 哲也
  • (In Japanese)メルボルン リオ タラクタック
  • (In Japanese)藤崎 幸蔵
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人鹿児島大学
Title ANTIMICROBIAL POLYPEPTIDE
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an antimicrobial agent comprising an identified defensin-like polypeptide having superior antimicrobial activity against a wide range of microorganisms including viruses, bacteria, and protozoa from Ixodes possessing many innate immune related molecules.
SOLUTION: According to the present invention, there are provided an antimicrobial polypeptide of any one of the following (a) to (c) or a peptide thereof, and an antimicrobial agent comprising them: (a) a peptide consisting of a specific amino acid sequence; (b) a polypeptide consisting of an amino acid sequence in which one or several amino acids are deleted, substituted or added in the amino acid sequence of (a) and having antimicrobial activity; and (c) a polypeptide consisting of an amino acid sequence having 80% or more sequence identity with the amino acid sequence of (a) and having antimicrobial activity.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

ウイルス、細菌、原虫感染による動物の被害は、世界的規模におよび、動物産業界に年間数十億USドルの甚大な被害を与えている。また、ウイルス、細菌、原虫感染は、動物産業界のみならず、人畜共通感染症として公衆衛生上の重要な問題となっているが、完全な予防・治療法は確立されていない。その主な理由は、ウイルスは突然変異を起こすこと、細菌は抗生物質に対する耐性ができること、原虫は宿主である家畜及びヒトと同じ真核生物であるために殺原虫作用物質の多くが宿主細胞に対して毒性を持ち、また、原虫が宿主の免疫系を逃れる種々の回避機構を有していることである。従来、ヒトを含めた動物の感染症に対する直接的防御手段の一つとして、感染防御又は発症防御を目的としたワクチンの接種が挙げられるが、病原体の抗原変異や材料の入手の困難性によりワクチンの開発が妨げられている。

マダニは、重症血小板減少性症候群(SFTS)、日本紅斑熱、ライム病、回帰熱、ピロプラズマ病等の感染症を引き起こすウイルスやリケッチャ、原虫などの病原体を媒介し、進化の過程でこれらの病原体に対して先天的防御機構を確立してきたことが想定される。よって、マダニが有する先天的防御機構に関与する自然免疫関連分子は、上記のウイルスやリケッチャ、原虫の防除のための新しい薬剤の開発に応用できるものと考えられ、各国で関連の研究が精力的に実施されている(非特許文献1)。これまでマダニよりピロプラズマ原虫に対して殺虫作用を有する抗微生物タンパク質(特許文献1)が報告されているが、牛バベシア症の病原虫であるバベシア・ビゲミナ(Babesia bigemina)、馬バベシア症の病原虫であるバベシア・エクイ(Babesia equi)に対する殺虫作用を有するにとどまり、ウイルスや細菌に対する抗微生物効果については記載されていない。また、マダニの自然免疫関連分子としてシスタチン(特許文献2)、ロイシンアミノペプチダーゼ(特許文献3)等などの数々の分子が報告されているが、これらは抗原虫剤やマダニに対するワクチン調製に用いられているだけである。

ディフェンシンは、哺乳類、昆虫などにおいて感染防御を司る生体内の抗菌物質である。これまでマダニからも複数のディフェンシン様遺伝子が単離されている。例えば、マダニ中腸に局在し、抗菌作用、抗真菌作用、殺バベニア作用を有するロンギシンが同定されている(非特許文献2)。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、フタトゲチマダニのヘモリンフ由来の抗微生物ポリペプチド及びその使用に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
以下の(a)~(c)のいずれかの抗微生物ポリペプチド又はその部分ペプチド。
(a) 配列番号1に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド
(b) 配列番号1に示すアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ抗微生物活性を有するポリペプチド
(c) 配列番号1に示すアミノ酸配列と80%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ抗微生物活性を有するポリペプチド

【請求項2】
 
前記微生物が、ウイルス、細菌、原虫から選ばれる少なくとも1種の微生物である、請求項1に記載の抗微生物ポリペプチド又はその部分ペプチド。

【請求項3】
 
前記ウイルスが、フラビウイルスである、請求項2に記載の抗微生物ポリペプチド又はその部分ペプチド。

【請求項4】
 
前記細菌が、ミクロコッカス菌、セレウス菌、又は黄色ブドウ球菌である、請求項2に記載の抗微生物ポリペプチド又はその部分ペプチド。

【請求項5】
 
前記原虫が、バベシア原虫である、請求項2に記載の抗微生物ポリペプチド又はその部分ペプチド。

【請求項6】
 
請求項1~5のいずれか1項に記載の抗微生物ポリペプチド又はその部分ペプチドを有効成分として含有する抗微生物剤。

【請求項7】
 
医薬品、飼料、又は飲食品の形態である、請求項6に記載の抗微生物剤。

【請求項8】
 
請求項1に記載のポリペプチドをコードするDNAを含む遺伝子。

【請求項9】
 
以下の(d)~(f)のいずれかのDNAを含む遺伝子。
(d) 配列番号2に示す塩基配列からなるDNA
(e) 配列番号2に示す塩基配列からなるDNAと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ抗微生物活性を有するポリペプチドをコードするDNA
(f) 配列番号2に示す塩基配列に対して80%以上の配列同一性を有する塩基配列からなり、かつ抗微生物活性を有するポリペプチドをコードするDNA
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

※Click image to enlarge.

JP2016145509thum.jpg
State of application right Published
Please contact us by E-mail if you have any interests on this patent.


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close