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キク科植物のクロロゲン酸含有量を増加させる方法及びキク科植物

国内特許コード P180014854
整理番号 S2016-1103-N0
掲載日 2018年4月18日
出願番号 特願2016-175465
公開番号 特開2018-038331
出願日 平成28年9月8日(2016.9.8)
公開日 平成30年3月15日(2018.3.15)
発明者
  • 福田 直也
  • 吉田 英生
  • 下村 未知瑠
出願人
  • 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 キク科植物のクロロゲン酸含有量を増加させる方法及びキク科植物
発明の概要 【課題】キク科植物のクロロゲン酸含有量を増加させる方法を提供する。
【解決手段】キク科植物の幼植物体に、波長400~500nmの光を光合成有効光量子束密度100~300μmol・m-2・s-1で1日あたり16時間以上照射する工程を備える、前記キク科植物のクロロゲン酸含有量を増加させる方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


生体内において、呼吸や脂質の過酸化等によって生じた過剰な活性酸索やフリーラジカルが、染色体や細胞の損傷を引き起こし、発癌や老化の原因になることが知られている。また、抗酸化物質には、活性酸素やラジカルを捕捉・除去する働きがあり、その機能性が健康維持への貢献につながることが期待されている。



抗酸化物質の1つであるクロロゲン酸(以下、「CGA」という場合がある。)は、コーヒー等に多く含まれるポリフェノールの一種である。CGAは、動脈硬化性疾患、糖尿病の予防等に効果があるとされており、また高い抗酸化能を持つことが知られている。



1日に約50mgのCGAを摂取するとその効果が得られるとされている。しかしながら、そのためには毎日約3~4杯のコーヒーを飲む必要があり、特に子供や妊婦は継続的な摂取が困難であると考えられる。また、CGAは熱に弱く、すぐにキナ酸とコーヒー酸に分解してしまう。このため、抽出の過程で必ず熱を加える必要があるコーヒーの摂取により、安定してCGAを摂取することは困難である。



CGAは、キク科植物に多く蓄積することが報告されている。発明者らは、以前に、暗期中の連続補光処理や二酸化炭素処理によって、キク科植物であるレタスのCGA含有量が増加することを明らかにした(例えば、非特許文献1を参照。)。

産業上の利用分野


本発明は、キク科植物のクロロゲン酸含有量を増加させる方法及びキク科植物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
キク科植物の幼植物体に、波長400~500nmの光を光合成有効光量子束密度100~300μmol・m-2・s-1で1日あたり16時間以上照射する工程を備える、前記キク科植物のクロロゲン酸含有量を増加させる方法。

【請求項2】
前記工程を2日間以上行う、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
前記工程をCO濃度1000~2000ppmで行う、請求項1又は2に記載の方法。

【請求項4】
前記工程を根域制限下で行う、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。

【請求項5】
前記キク科植物がレタスである、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。

【請求項6】
クロロゲン酸含有量が100mg/100g新鮮重量以上である、キク科植物。

【請求項7】
レタスである、請求項6に記載のキク科植物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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