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コミュニケーション支援装置、コミュニケーション支援方法およびコミュニケーション支援プログラム

国内特許コード P180014855
整理番号 S2016-0727-N0
掲載日 2018年4月18日
出願番号 特願2016-143763
公開番号 特開2018-013997
出願日 平成28年7月21日(2016.7.21)
公開日 平成30年1月25日(2018.1.25)
発明者
  • 坂本 真樹
  • 土斐崎 龍一
  • 鈴木 航平
  • 玉田 耀
  • 平松 由美
出願人
  • 国立大学法人電気通信大学
発明の名称 コミュニケーション支援装置、コミュニケーション支援方法およびコミュニケーション支援プログラム
発明の概要 【課題】交渉を含むコミュニケーションの相手方が話者に対して抱く心理的印象を定量的に考慮したコミュニケーションの支援を可能とする。
【解決手段】コミュニケーションを行う者の属性情報を入力する属性入力部と、前記属性情報に基づいて、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、表現形式毎のコミュニケーションに対する評価値を取得する評価値取得部と、前記評価値を前記表現形式毎にレベル表示を行う表示部とを備える。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


交渉を含むコミュニケーションは日常生活のあらゆる場面において行われる行為であり、コミュニケーションを通して交渉を有利に進めることは非常に重要である。



従来の工学的な交渉の研究として、交渉システム学のようなシミュレーションモデルを使用するものや、2交渉者間が基本的に水平的に位置づけられている場合ではゲーム理論などを用いて交渉戦略を考えるものが多く見られる。これらは互いの提示する条件ができる限り満たされることを重要視している。



一方で社会学的な交渉の研究では、近年、交渉の過程における心理的要素が重要視されている。交渉には4つの過程があり、(1)交渉前、(2)交渉の過程、(3)結果、(4)実行、の順に思考が働くといわれている。その中で心理的印象が大きく関わるのは(1)の段階であり、相手への感情、相手との関係性がここで整理された後に、実際に交渉内容を把握し、(2)の交渉の過程へと入っていく(非特許文献1)。



また、人は矛盾した情報を与えられたときに、「言語情報」や「聴覚情報」よりも「視覚情報(態度(見た目、表情、動作など))」を優先して受け止めることが指摘されている(非特許文献2)。



さらに、女性の言語的な印象を調査した研究によると、敬語表現や間接的な表現を使って言葉をやわらかくすることが、女性の話し方として求められることがわかっている(非特許文献3)。また、会話文末表現の一部は男性形式や女性形式と識別することができ、文末表現に話者の意図や態度を表現する機能があるため、話者の内的特性が反映されるという(非特許文献4)。

産業上の利用分野


本発明は、コミュニケーション支援装置、コミュニケーション支援方法およびコミュニケーション支援プログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
コミュニケーションを行う者の属性情報を入力する属性入力部と、
前記属性情報に基づいて、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、表現形式毎のコミュニケーションに対する評価値を取得する評価値取得部と、
前記評価値を前記表現形式毎にレベル表示を行う表示部と
を備えたことを特徴とするコミュニケーション支援装置。

【請求項2】
コミュニケーションに用いる文章を入力する文章入力部と、
前記文章に含まれる表現形式を、前記評価値に基づいて、コミュニケーションに適している表現形式に修正した修正案を生成する修正案生成部と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーション支援装置。

【請求項3】
前記評価値取得部は、前記属性情報に基づいて得られる表現形式毎のコミュニケーションに対する評価値と、前記文章に含まれる表現形式とから、前記文章に不足する表現形式の不足の程度を表す値を、前記表示部および前記修正案生成部が用いる前記評価値として出力する
ことを特徴とする請求項2に記載のコミュニケーション支援装置。

【請求項4】
前記文章に含まれる表現形式から、前記評価データベースを参照して、印象評価尺度毎の評価値を取得する印象評価値取得部を備え、
前記表示部は、前記印象評価尺度毎の評価値を併せて表示する
ことを特徴とする請求項2または3に記載のコミュニケーション支援装置。

【請求項5】
前記属性情報は、コミュニケーション相手の性別、コミュニケーション相手の年齢、コミュニケーションを行う者の外見の程度、コミュニケーションを行う者の年齢、コミュニケーション状況、のいずれかまたは組み合わせを含む
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコミュニケーション支援装置。

【請求項6】
前記表現形式は、敬語、婉曲表現、共感表現、のいずれかまたは組み合わせを含む
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコミュニケーション支援装置。

【請求項7】
前記印象評価尺度は、好感度、外向性、知性、勤勉性、情緒安定性、調和性、説得度、のいずれかまたは組み合わせを含む
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のコミュニケーション支援装置。

【請求項8】
文章を入力する文章入力部と、
前記文章に含まれる表現形式から、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、印象評価尺度毎の評価値を取得する印象評価値取得部と、
前記評価値を前記印象評価尺度毎にレベル表示を行う表示部と
を備えたことを特徴とするコミュニケーション支援装置。

【請求項9】
コミュニケーションを行う者の属性情報を入力し、
前記属性情報に基づいて、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、表現形式毎のコミュニケーションに対する評価値を取得し、
前記評価値を前記表現形式毎にレベル表示を行う
処理をコンピュータが実行することを特徴とするコミュニケーション支援方法。

【請求項10】
文章を入力し、
前記文章に含まれる表現形式から、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、印象評価尺度毎の評価値を取得し、
前記評価値を前記印象評価尺度毎にレベル表示を行う
処理をコンピュータが実行することを特徴とするコミュニケーション支援方法。

【請求項11】
コミュニケーションを行う者の属性情報を入力し、
前記属性情報に基づいて、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、表現形式毎のコミュニケーションに対する評価値を取得し、
前記評価値を前記表現形式毎にレベル表示を行う
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコミュニケーション支援プログラム。

【請求項12】
文章を入力し、
前記文章に含まれる表現形式から、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、印象評価尺度毎の評価値を取得し、
前記評価値を前記印象評価尺度毎にレベル表示を行う
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコミュニケーション支援プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016143763thum.jpg
出願権利状態 公開


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