TOP > 国内特許検索 > 体液粘性測定装置

体液粘性測定装置 UPDATE

国内特許コード P180014870
整理番号 S2016-0850-N0
掲載日 2018年4月19日
出願番号 特願2016-159498
公開番号 特開2018-028451
出願日 平成28年8月16日(2016.8.16)
公開日 平成30年2月22日(2018.2.22)
発明者
  • 坂本 憲児
  • 小林 孝一朗
  • 大野 宏毅
  • 徳井 教孝
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
  • 学校法人産業医科大学
発明の名称 体液粘性測定装置 UPDATE
発明の概要 【課題】一回の計測操作によって、計測精度が構造に依存するのを抑制した上で体液の粘性を計測可能な体液粘性測定装置を提供する。
【解決手段】流路11を流れる体液Fの粘性を計測する体液粘性測定装置10であって、流路11に設けられ、外部の電源Vに接続される第1の導電部12~14と、流路11に設けられ、流路11内の体液Fを介して第1の導電部12~14に電気的に接続される第2の導電部15~18と、第2の導電部15~18に接続された出力端子19から出力される電気信号が所定の時間長当たりに予め定められた値以上上昇するタイミングの間隔から体液Fの粘性を算出する演算手段44とを備え、第1、第2の導電部12~18は、合わせて少なくとも3つあって、それぞれ体液Fの流れに沿って流路11の異なる位置に配されている。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


体液の粘性を計測することは、健康状態を知る上で有効である。例えば、人の場合、脱水状態になっていたり、心筋梗塞や脳梗塞等を患っていたりすると、血液の粘性が上昇することが確認されている。また、血液粘度が上昇すると糖尿病発症のリスクが大きくなることが知られている。
体液の粘性の計測には様々な方法があり、その具体例が例えば特許文献1に記載されている。特許文献1には、基準粘度を有する基準流体と粘度を測定しようとする測定対象流体とを管の両側からそれぞれ注入し、管に一定間隔で連結された複数のカウンティングチャンネルのうち、測定対象流体が流れ込んだ数によって、測定対象流体の粘性を計測する方法が開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、体液の粘性を計測する体液粘性測定装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
流路を流れる体液の粘性を計測する体液粘性測定装置であって、
前記流路に設けられ、外部の電源に接続される第1の導電部と、
前記流路に設けられ、該流路内の前記体液を介して前記第1の導電部に電気的に接続される第2の導電部と、
前記第2の導電部に接続された出力端子から出力される電気信号が所定の時間長当たりに予め定められた値以上上昇するタイミングの間隔から前記体液の粘性を算出する演算手段とを備え、
前記第1、第2の導電部は、合わせて少なくとも3つあって、それぞれ前記体液の流れに沿って前記流路の異なる位置に配されていることを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項2】
請求項1記載の体液粘性測定装置において、前記演算手段は、更に前記出力端子から出力される電気信号の大きさから前記体液の電気伝導性及び粘性を算出することを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項3】
請求項1又は2記載の体液粘性測定装置において、前記第1、第2の導電部は、前記体液の流れに沿って交互に配置されていることを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の体液粘性測定装置において、前記第1、第2の導電部の配置ピッチは一定であることを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の体液粘性測定装置において、前記流路の幅は、前記体液が毛細管現象によって流れる大きさであることを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の体液粘性測定装置において、前記第2の導電部は複数あって、該複数の第2の導電部は一つの前記出力端子に接続されることを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項7】
請求項1~5のいずれか1項に記載の体液粘性測定装置において、前記第2の導電部は複数あって、該複数の第2の導電部はその電気的状態がそれぞれ独立に監視され、各該第2の導電部に前記体液が接触した瞬間の時刻が記録されることを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の体液粘性測定装置において、前記流路の前記第1、第2の導電部の配置領域の下流側で、前記体液に試薬液を合流させて、該体液及び該試薬液の混合液の粘性を所定の値に調整する液供給機構と、前記混合液の電気伝導率及び電解質濃度を計測する濃度導出手段とを更に備えることを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項9】
請求項8記載の体液粘性測定装置において、前記演算手段は、前記濃度導出手段が計測した前記混合液の電解質濃度を用いて前記体液の粘性を算出することを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載の体液粘性測定装置において、それぞれ、前記流路、合わせて少なくとも3つの前記第1、第2の導電部及び前記出力端子を有する電極ユニットP、Qが設けられ、該電極ユニットPの該流路の出側は、該電極ユニットQの該流路の入り側に、前記体液から特定の物質を取り除くトラップを介して接続され、前記演算手段は、前記電極ユニットP、Qを流れる前記体液の粘性をそれぞれ算出することを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項11】
請求項1~9のいずれか1項に記載の体液粘性測定装置において、前記流路及び合わせて少なくとも3つの前記第1、第2の導電部を有するチップと、前記チップが装着される被装着体とが設けられ、前記被装着体には、装着された前記チップの前記第1の導電部を前記電源に接続する第1の回路と、装着された該チップの前記第2の導電部を前記出力端子に接続する第2の回路とが設けられていることを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項12】
請求項1~9のいずれか1項に記載の体液粘性測定装置において、前記流路、合わせて少なくとも3つの前記第1、第2の導電部及び前記出力端子を有する電極ユニットRと、前記電極ユニットRと同じ構造の電極ユニットSとが設けられ、前記演算手段は、粘性が判明している標準サンプル液を前記電極ユニットSの流路に流して算出した前記標準サンプル液の粘性を基に、前記体液を前記電極ユニットRの前記流路に流して算出した前記体液の粘性を補正することを特徴とする体液粘性測定装置。

【請求項13】
請求項1~9のいずれか1項に記載の体液粘性測定装置において、前記流路、合わせて少なくとも3つの前記第1、第2の導電部及び前記出力端子を有する電極ユニットR’と、前記電極ユニットR’と同じ構造の電極ユニットS’と、前記電極ユニットS’の流路に、前記体液の粘性を変化させる粘性調整液を供給する液供給手段とが設けられ、前記演算手段は、前記電極ユニットR’の流路を流れる前記体液の粘性及び前記電極ユニットS’の流路を流れる前記粘性調整液及び前記体液の混合液の粘性をそれぞれ算出することを特徴とする体液粘性測定装置。
国際特許分類(IPC)
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2016159498thum.jpg
出願権利状態 公開
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close