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吸液材の吸液力を利用した検出装置 新技術説明会

国内特許コード P180014881
整理番号 KP15-983
掲載日 2018年4月23日
出願番号 特願2014-002408
公開番号 特開2015-132473
登録番号 特許第6321963号
出願日 平成26年1月9日(2014.1.9)
公開日 平成27年7月23日(2015.7.23)
登録日 平成30年4月13日(2018.4.13)
発明者
  • 小山 由利子
出願人
  • 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所
発明の名称 吸液材の吸液力を利用した検出装置 新技術説明会
発明の概要 【課題】少量の検体中の被験物質を検出することができる簡便な検出装置を提供することを課題とする。
【解決手段】検体中の被験物質を所定位置で捕捉することにより検出する検出装置であって、液体を収容する検出槽と、該検出槽内の液体に検体を投入する投入部と、前記投入部から離れた位置であって、検出槽内に設けられた、前記被験物質を検出する検出部と、前記液体を前記投入部側から前記検出部側へ移動させる吸液手段と、を備え、前記吸液手段は、吸液材と、該吸液材を前記検出槽内の液体と非接触状態で収納する収納部と、前記吸液材を液体に接触させる操作部と、を有することを特徴とする、検出装置。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要


検体中の被験物質の検出方法は様々なものがあり、その内、液体と検体を移動させ検出部において検体中の被験物質を特異的に検出する方法が知られている。このような検出方法の代表的なものがクロマトグラフィー法である。クロマトグラフィー法とは、固定相の一端に置いた検体を適当な移動相(液体)で移動させ、検体中の各成分の吸着性や分配係数の差に基づく移動速度の差を利用してこれを相互分離する検査・検出技術である。
特許文献1には、液体と検体を移動させる手段がポンプによる液体の送液である高速液体クロマトグラフィー装置が記載されている。
特に生体検体中の被験物質を検出する場合には、免疫クロマトグラフィー法が用いられてきた(例えば特許文献2及び3)。特許文献2及び3に記載されているような従来の免疫クロマトグラフィー法においては、固定相であるメンブレンの毛細管現象を利用して液体と検体を移動させる。また、特許文献2及び3には、毛細管現象によってメンブレンの端部まで液が移動した後に、吸水パッドによって液を吸収し、液の逆流を抑えることが記載されている。

産業上の利用分野


本発明は検体中の被験物質を検出する検出方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
検体中の被験物質を所定位置で捕捉することにより検出する検出装置であって、
液体を収容する検出槽と、
該検出槽内の液体に検体を投入する投入部と、
前記投入部から離れた位置であって、検出槽内に設けられた、前記被験物質を検出する検出部と、
前記液体を前記投入部側から前記検出部側へ移動させる吸液手段と、
検出槽の両端に設けられた2つの液体貯蔵部と、
検出槽内に配置され、前記液体と前記検体を内部に保持しながら移動させることができる展開部材と、を備え、
前記展開部材は、展開部材の両端が前記液体貯蔵部のそれぞれに溜められた液体に浸潤するように配置されており、
前記吸液手段は、吸液材と、
該吸液材を前記検出槽内の液体と非接触状態で収納する収納部と、
前記吸液材を検出部側の前記液体貯蔵部内の液体に接触させる操作部と、を有することを特徴とする、検出装置。

【請求項2】
前記検出槽はその上面を覆う天板部を備え、
前記投入部は前記天板部に設けられた投入口であることを特徴とする、請求項1に記載の検出装置。

【請求項3】
前記展開部材は少なくとも2以上の流路に分岐し、前記流路は再び合流する構成をとることを特徴とする、請求項1又は2に記載の検出装置。

【請求項4】
前記被験物質に特異的に結合する第1の特異的結合物質を備え、
第1の特異的結合物質が前記検出部の所定の位置に固定されていることにより、検体中の被験物質を所定位置で捕捉することができるように構成されていることを特徴とする、請求項1~の何れか1つに記載の検出装置。

【請求項5】
前記被験物質、又は前記被験物質と前記第1の特異的結合物質の複合体、に特異的に結合する第2の特異的結合物質を備え、被験物質、第1の特異的結合物質及び第2の特異的結合物質で複合体を形成できるように構成されていることを特徴とする、請求項に記載の検出装置。

【請求項6】
前記吸液材が吸水性高分子であることを特徴とする、請求項1~の何れか1つに記載の検出装置。

【請求項7】
吸液材の吸液力によって液体と検体を移動させ、前記検体中の被験物質を所定位置で捕捉する工程を含む被験物質の検出方法において、
液体を収容する検出槽と、該検出槽内の液体に検体を投入する投入部と、
前記投入部から離れた位置であって、検出槽内に設けられた、前記被験物質を検出する検出部と、
検出槽の両端に設けられた2つの液体貯蔵部と、
検出槽内に、前記液体貯蔵部のそれぞれに溜められた液体に両端が浸潤するように配置され、前記液体と前記検体を内部に保持しながら移動させることができる展開部材と、
を備える検出装置を用い、
前記吸液材を検出部側の前記液体貯蔵部内の液体に投入することにより、前記液体の移動を開始する方法。

【請求項8】
請求項7に記載の液体の移動を開始する方法により液体の移動を開始する工程と、 吸液材の吸液力によって液体と検体を移動させ、前記検体中の被験物質を所定位置で捕捉する工程と、を含む被験物質の検出方法において、検出部側の前記液体貯蔵部内の液体に投入する前記吸液材及び/又は検出部側の前記液体貯蔵部内の液体の質量を調節することで、前記液体の移動速度を調節する方法。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2014002408thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) KISTEC 人工膜システムグループ


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