TOP > 国内特許検索 > 検出装置及び検出方法

検出装置及び検出方法 新技術説明会

国内特許コード P180014882
整理番号 KP16-1005
掲載日 2018年4月23日
出願番号 特願2016-155981
公開番号 特開2017-026621
出願日 平成28年7月21日(2016.7.21)
公開日 平成29年2月2日(2017.2.2)
優先権データ
  • 特願2015-157674 (2015.7.22) JP
発明者
  • 小山 由利子
  • 神谷 厚輝
  • 大崎 寿久
  • 竹内 昌治
出願人
  • 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所
発明の名称 検出装置及び検出方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】少量の検体中の被験物質を検出することができる簡便な検出装置を提供する。
【解決手段】検体中の被験物質を所定位置で捕捉することにより検出する検出装置であって、移動相となりうる液体を収容する検出槽を備え、検出槽内には、液体を貯留させることができる貯留部と、検体を投入する投入部と、被験物質を検出する検出部と、液体を投入部側から検出部側へ移動させる吸液材を収容することができる吸液部と、がこの順に配設され、液体と検体を内部に保持しながら移動させることができる展開部材が貯留部と吸液部とに渡って双方に接するように配設されており、展開部材に設けられた流路は、前記投入部に対応する位置15から前記検出部に対応する位置17に至るまでの領域内の何れかにおいて、位置15から位置17の方向へ進むにつれて幅又は断面積が減少するような構成をとり、位置17において展開部材を備えない間隙部が設けられている検出装置。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要 検体中の被験物質の検出方法は様々なものがあり、その内、液体と検体を移動させ検出部において検体中の被験物質を特異的に検出する方法が知られている。このような検出方法の代表的なものがクロマトグラフィー法である。クロマトグラフィー法とは、固定相の一端に置いた検体を適当な移動相(液体)で移動させ、検体中の各成分の吸着性や分配係数の差に基づく移動速度の差を利用してこれを相互分離する検査・検出技術である。
特許文献1には、液体と検体を移動させる手段がポンプによる液体の送液である高速液体クロマトグラフィー装置が記載されている。
特に生体検体中の被験物質を検出する場合には、免疫クロマトグラフィー法が用いられてきた(例えば特許文献2及び3)。特許文献2及び3に記載されているような従来の免疫クロマトグラフィー法においては、固定相であるメンブレンの毛細管現象を利用して液体と検体を移動させる。また、特許文献2及び3には、毛細管現象によってメンブレンの端部まで液が移動した後に、吸水パッドによって液を吸収し、液の逆流を抑えることが記載されている。
産業上の利用分野 本発明は検体中の被験物質を検出する検出装置及び検出方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】
検体中の被験物質を所定位置で捕捉することにより検出する検出装置であって、
移動相となりうる液体を収容する検出槽を備え、
前記検出槽内には、前記液体を貯留させることができる貯留部と、検体を投入する投入部と、前記被験物質を検出する検出部と、前記液体を前記投入部側から前記検出部側へ移動させる吸液材を収容することができる吸液部と、がこの順に配設され、さらに前記液体と前記検体を内部に保持しながら移動させることができる展開部材が前記貯留部と前記吸液部とに渡って双方に接するように配設されており、
前記展開部材には前記液体を移動させることができる流路が設けられ、該流路は、前記投入部に対応する第1の位置から前記検出部に対応する第2の位置に至るまでの領域内の何れかにおいて、前記第1の位置から前記第2の位置の方向へ進むにつれて幅又は断面積が減少するような構成をとり、前記第2の位置において前記展開部材を備えない間隙部が設けられている、
ことを特徴とする検出装置。

【請求項2】
前記吸液部は、吸液材と、該吸液材を前記液体と非接触状態で収納する収納部と、前記吸液材を前記液体に接触させる操作部とを有する、ことを特徴とする、請求項1に記載の検出装置。

【請求項3】
前記検出槽はその上面を覆う天板部を備え、
前記投入部は前記天板部に設けられた投入口であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の検出装置。

【請求項4】
前記展開部材が前記液体で湿潤していることを特徴とする、請求項1~3の何れか1つに記載の検出装置。

【請求項5】
前記展開部材は少なくとも2以上の流路に分岐し、前記流路は再び合流する構成をとることを特徴とする、請求項1~4の何れか1つに記載の検出装置。

【請求項6】
前記被験物質に特異的に結合する第1の特異的結合物質を備え、
該第1の特異的結合物質が前記検出部の所定の位置に固定されていることにより、前記検体中の前記被験物質を所定位置で捕捉することができるように構成されていることを特徴とする、請求項1~5の何れか1つに記載の検出装置。

【請求項7】
前記被験物質又は前記被験物質と前記第1の特異的結合物質との複合体に特異的に結合する第2の特異的結合物質を備え、前記被験物質、前記第1の特異的結合物質及び前記第2の特異的結合物質で複合体を形成できるように構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の検出装置。

【請求項8】
前記吸液材が吸水性高分子であることを特徴とする、請求項1~7の何れか1つに記載の検出装置。

【請求項9】
請求項1~8の何れか1つに記載の検出装置を用いて、吸液材の吸液力によって液体と検体を移動させ、前記検体中の被験物質を所定位置で捕捉する工程を含む被験物質の検出方法。

【請求項10】
請求項9に記載の検出方法において、前記吸液材及び/又は前記液体の質量を調節することで、前記液体の移動速度を調節する方法。
国際特許分類(IPC)
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2016155981thum.jpg
出願権利状態 公開
参考情報 (研究プロジェクト等) KISTEC 人工膜システムグループ


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close