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人工血管の流量調節装置 外国出願あり

国内特許コード P180014903
整理番号 2013-004
掲載日 2018年4月26日
出願番号 特願2014-193286
公開番号 特開2016-063889
出願日 平成26年9月24日(2014.9.24)
公開日 平成28年4月28日(2016.4.28)
発明者
  • 根本 慎太郎
  • 筒井 康弘
出願人
  • 学校法人大阪医科薬科大学
  • 株式会社東海メディカルプロダクツ
発明の名称 人工血管の流量調節装置 外国出願あり
発明の概要 【課題】BT-shunt術における人工血管の血流量と患児の体格の不適合に伴う不具合を解決する。
【解決手段】液体注入空間を形成する易変形性の内壁及び難変形性の外壁を備えた筒状のバルーン及び前記液体注入空間に接続部で接続された可撓性のチューブを備え、前記チューブは液体の注入口を備え、前記バルーンは内壁により囲まれる筒状の中心空間を有し、前記中心空間に人工血管を内挿した状態で前記チューブから前記液体注入空間に液体を注入することにより前記内壁が内側に膨らんで人工血管の径を縮小することができる、人工血管の流量調節装置。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


著しい肺動脈狭窄又は閉鎖を合併する先天性心疾患に対し、鎖骨下動脈と肺動脈を人工血管で接続するBlalock-Tausig shunt手術(以下、「BT-shunt」と略す)が行われる。この手術は、肺血流量を増加させることによりチアノーゼ(低酸素血症)改善と肺血管の成長を促す姑息手術であり、将来の心内修復手術を行うまでの準備段階として重要である。BT-shunt術では径3~5mmのポリテトラフルオロエチレン製人工血管(Gore-Tex)が全世界的に用いられている。



サイズの決定は原疾患の種類や患児の体格等からなされるが、客観的指標はなく、多くは術者や施設の経験による場合が多い。過大な人工血管移植では肺動脈血流の過多と全身血流の著しい不足による臓器灌流の低下を来しショック状態となるまた、過少な人工血管移植では不十分な肺血流による血液の酸素化不良が生じる。よって、BT-shunt術では適正なサイズの人工血管の設置による最適な肺血流量の確保がポイントである。しかしながら、BT-shunt術における至適血流量の決定方法やその評価についての報告はない。一方、人工血管のサイズは不変であるため患児の体格の成長により人工血管の相対的狭小化から肺血流不足となり、期待する肺動脈の成長が得られないため、心内修復手術を行うまで再BT-shunt術で人工血管のサイズアップ、または追加の人工血管移植を必要とする症例も存在している。



特許文献1は、BT-shuntの人工血管内に流量調節機構を設けているため、流量の調節が非常に複雑になる。

産業上の利用分野


本発明は、人工血管の流量調節装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
液体注入空間を形成する易変形性の内壁及び難変形性の外壁を備えた筒状のバルーン及び前記液体注入空間に接続部で接続された可撓性のチューブを備え、前記チューブは液体の注入口を備え、前記バルーンは内壁により囲まれる筒状の中心空間を有し、前記中心空間に人工血管を内挿した状態で前記チューブから前記液体注入空間に液体を注入することにより前記内壁が内側に膨らんで人工血管の径を縮小することができる、人工血管の流量調節装置。

【請求項2】
液体を前記液体注入空間に注入することで、バルーン内の液体注入量により内壁の内側への膨張の程度が調節される、請求項1に記載の人工血管の流量調節装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014193286thum.jpg
出願権利状態 公開


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