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診断支援装置、診断支援方法、及びコンピュータプログラム

国内特許コード P180014905
整理番号 2014-004
掲載日 2018年4月26日
出願番号 特願2014-257189
公開番号 特開2016-116605
出願日 平成26年12月19日(2014.12.19)
公開日 平成28年6月30日(2016.6.30)
発明者
  • 宇津野 秀夫
  • 根本 慎太郎
出願人
  • 学校法人 関西大学
  • 学校法人大阪医科薬科大学
発明の名称 診断支援装置、診断支援方法、及びコンピュータプログラム
発明の概要 【課題】血管の閉塞を正確に評価することが可能な診断支援装置、診断支援方法、及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】
診断支援装置100は、カテーテル10と、圧力センサ11と、流速センサ12と、信号処理部20と、データ処理部30とを備える。カテーテル10を肺動脈に挿入し、血管内に圧力センサ11及び流速センサ12を配置する。圧力センサ11によって血圧脈波を測定し、流速センサ12によって血流速を測定する。データ処理部30は、血圧脈波と血流速の位相差に基づいて、血管の閉塞度を示す診断支援情報を生成し、診断支援情報を出力する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


肺高血圧症の原因には肺動脈閉塞と心室中隔欠損とがあり、これらを弁別することが臨床上重要である。従来の弁別方法は、肺高血圧症の患者(被験者)の心臓にカテーテルを挿入して右心室の血液サンプルを抽出し、血中酸素濃度を測定することにより、医師が心室中隔欠損の有無を判断し、心室中隔欠損でなければ肺動脈閉塞と判断していた。また、非特許文献1には、心エコー検査と肺血圧抵抗(Pulmonary Vascular Resistance:PVR)の測定値とを用いて、肺高血圧症を評価する方法が記載されている。

産業上の利用分野


本発明は、血管の閉塞に関する診断を支援するための診断支援装置、診断支援方法、及びコンピュータプログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被験者の血圧脈波の位相を反映する第1位相情報を取得する第1位相情報取得部と、
前記被験者の血流速の位相を反映する第2位相情報を取得する第2位相情報取得部と、
前記第1位相情報取得部によって取得された前記第1位相情報と、前記第2位相情報取得部によって取得された前記第2位相情報とによって得られる前記血圧脈波と前記血流速との位相差に基づき、血管の閉塞に関する診断支援情報を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記診断支援情報を出力する出力部と、
を備える、
診断支援装置。

【請求項2】
前記第1位相情報取得部及び前記第2位相情報取得部は、前記被験者の血管の同一箇所において前記第1位相情報及び前記第2位相情報を取得するように構成されている、
請求項1に記載の診断支援装置。

【請求項3】
前記第1位相情報取得部は、前記被験者の血管の一の箇所における前記第1位相情報を取得するように構成されており、
前記第2位相情報取得部は、前記一の箇所とは異なる箇所であって、且つ、前記一の箇所からの距離が1m未満の箇所における前記第2位相情報を取得するように構成されている、
請求項1に記載の診断支援装置。

【請求項4】
前記第1位相情報取得部は、所定期間において前記被験者の血圧脈波を連続測定することによって得られた測定値を前記第1位相情報として取得するように構成されており、
前記第2位相情報取得部は、前記所定期間において前記被験者の血流速を連続測定することによって得られた測定値を前記第2位相情報として取得するように構成されている、
請求項1乃至3の何れかに記載の診断支援装置。

【請求項5】
前記被験者の血管に挿入されるカテーテルと、
前記カテーテルの先端に取り付けられ、前記血管の内部に配置される圧力センサと、
前記カテーテルの先端に取り付けられ、前記血管の内部に配置される流速センサと、
をさらに備え、
前記第1情報取得部は、前記圧力センサによる前記被験者の血圧脈波の測定値を取得するように構成されており、
前記第2情報取得部は、前記流速センサによる前記被験者の血流速の測定値を取得するように構成されている、
請求項4に記載の診断支援装置。

【請求項6】
前記第1位相情報取得部は、前記被験者の血管壁の拡張収縮の位相を反映した情報を前記第1位相情報として取得するように構成されており、
前記第2位相情報取得部は、前記被験者の心臓の拍出速度の位相を反映した情報を前記第2位相情報として取得するように構成されている、
請求項1乃至3の何れかに記載の診断支援装置。

【請求項7】
前記第1位相情報取得部は、前記被験者の血管壁の拡張収縮の位相を反映した情報を前記第1位相情報として取得するように構成されており、
前記第2位相情報取得部は、前記被験者の心室の拡張収縮の位相を反映した情報を前記第2位相情報として取得するように構成されている、
請求項1乃至3の何れかに記載の診断支援装置。

【請求項8】
前記第1位相情報取得部は、前記被験者の血管壁の動画像に基づいて、前記第1位相情報を取得するように構成されており、
前記第2位相情報取得部は、前記被験者の心臓の動画像に基づいて、前記第2位相情報を取得するように構成されている、
請求項7に記載の診断支援装置。

【請求項9】
前記第1位相情報取得部は、超音波測定により得られた前記被験者の血管壁の動画像に基づいて、前記第1位相情報を取得するように構成されており、
前記第2位相情報取得部は、超音波測定により得られた前記被験者の心臓の動画像に基づいて、前記第2位相情報を取得するように構成されている、
請求項8に記載の診断支援装置。

【請求項10】
前記生成部は、前記血管の閉塞度を示す前記診断支援情報を生成するように構成されている、
請求項1乃至9の何れかに記載の診断支援装置。

【請求項11】
前記第1位相情報取得部は、肺動脈における血圧脈波の位相を反映する前記第1位相情報を取得するように構成されており、
前記第2位相情報取得部は、肺動脈における血流速の位相を反映する前記第2位相情報を取得するように構成されており、
前記生成部は、肺動脈閉塞に関する前記診断支援情報を生成するように構成されている、
請求項1乃至9の何れかに記載の診断支援装置。

【請求項12】
被験者の血圧脈波の位相を反映する第1位相情報を取得するステップと、
前記被験者の血流速の位相を反映する第2位相情報を取得するステップと、
取得された前記第1位相情報と、取得された前記第2位相情報とによって得られる前記血圧脈波と前記血流速との位相差に基づき、血管の閉塞に関する診断支援情報を生成するステップと、
生成された前記診断支援情報を出力するステップと、
を有する、
診断支援方法。

【請求項13】
血管の閉塞に関する診断支援をコンピュータが行うためのコンピュータプログラムであって、
被験者の血圧脈波の位相を反映する第1位相情報を取得するステップと、
前記被験者の血流速の位相を反映する第2位相情報を取得するステップと、
取得された前記第1位相情報と、取得された前記第2位相情報とによって得られる前記血圧脈波と前記血流速との位相差に基づき、血管の閉塞に関する診断支援情報を生成するステップと、
生成された前記診断支援情報を出力するステップと、
を前記コンピュータに実行させる、
コンピュータプログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014257189thum.jpg
出願権利状態 公開


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