Top > Search of Japanese Patents > (In Japanese)抗ウイルス薬

(In Japanese)抗ウイルス薬 commons

Patent code P180014949
File No. NU-681,S2018-0238-N0
Posted date May 8, 2018
Application number P2017-250093
Publication number P2019-116429A
Date of filing Dec 26, 2017
Date of publication of application Jul 18, 2019
Inventor
  • (In Japanese)佐藤 好隆
  • (In Japanese)木村 宏
  • (In Japanese)渡辺 崇広
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人名古屋大学
Title (In Japanese)抗ウイルス薬 commons
Abstract (In Japanese)
【課題】
 EBV、CMV及びこれらに近縁のウイルスに対して有効な抗ウイルス薬を提供することを課題とする。
【解決手段】
 ウイルス後期遺伝子の発現を阻害する化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含有し、β-ヘルペスウイルス又はγ-ヘルペスウイルスを標的とした抗ウイルス薬が提供される。
【選択図】
 なし
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

サイトメガロウイルス(CMV)やエプスタイン・バーウイルス(EBV)はヘルペスウイルス科に属するウイルスで世界中に広く浸淫しており、成人の大部分が既感染である。感染すると宿主の免疫機構より逃れ、体内で潜伏感染状態となり不顕性に経過する。しかし、宿主の免疫機能が著しく低下する状態(化学療法による骨髄抑制状態や後天性免疫不全などの永続的な免疫抑制状態)では、再活性化が生じ、CMVは肺炎や脳炎を、EBVは日和見リンパ腫に代表されるEBV関連リンパ増殖疾患など様々な病気を引き起し、時に致死的となる。CMVの治療には抗ヘルペスウイルス薬(ガンシクロビルなど)が使用されるが、これらの作用機序はウイルスゲノム複製阻害であり、宿主の骨髄抑制が副作用として起こり、治療継続が困難となる場合も多い。また、EBVに対する治療薬はまだ存在しない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は抗ウイルス薬に関する。詳しくは、サイトメガロウイルス(CMV)等のβ-ヘルペスウイルス及びエプスタイン・バーウイルス(EBV)等のγ-ヘルペスウイルスを標的とした抗ウイルス薬及びその用途に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
ウイルス後期遺伝子の発現を阻害する化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含有し、β-ヘルペスウイルス又はγ-ヘルペスウイルスを標的とした抗ウイルス薬。

【請求項2】
 
転写開始複合体(vPIC)の形成阻害を介してウイルス後期遺伝子の発現を阻害する、請求項1に記載の抗ウイルス薬。

【請求項3】
 
有効成分が、サイクリン依存性キナーゼ2(CDK2)阻害剤又はその薬学的に許容される塩である、請求項1又は2に記載の抗ウイルス薬。

【請求項4】
 
CDK2阻害剤が、Olomoucine、Alsterpaullone, 2-cyanoethyl、Cdk1/2 inhibitor III、Cdk2/9 inhibitor及びAlsterpaulloneからなる群より選択される化合物である、請求項3に記載の抗ウイルス薬。

【請求項5】
 
β-ヘルペスウイルスがサイトメガロウイルス(CMV)、ヒトヘルペスウイルス6A(HHV-6A)、ヒトヘルペスウイルス6B(HHV-6B)又はヒトヘルペスウイルス7(HHV-7)であり、γ-ヘルペスウイルスがエプスタイン・バーウイルス(EBV)又はカポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)である、請求項1~4のいずれか一項に記載の抗ウイルス薬。

【請求項6】
 
標的ウイルスのウイルス粒子の産生を抑制する、請求項1~5のいずれか一項に記載の抗ウイルス薬。

【請求項7】
 
β-ヘルペスウイルス関連疾患又はγ-ヘルペスウイルス関連疾患の治療又は予防に用いられる、請求項1~6のいずれか一項に記載の抗ウイルス薬。

【請求項8】
 
β-ヘルペスウイルス関連疾患がCMV関連疾患であり、γ-ヘルペスウイルス関連疾患がEBV関連疾患である、請求項7に記載の抗ウイルス薬。

【請求項9】
 
ウイルスゲノムの複製阻害によって薬効を発揮する抗ウイルス薬と併用される、請求項1~8のいずれか一項に記載の抗ウイルス薬。

【請求項10】
 
β-ヘルペスウイルス関連疾患又はγ-ヘルペスウイルス関連疾患の患者、或いはβ-ヘルペスウイルス関連疾患又はγ-ヘルペスウイルス関連疾患の高リスク者に対して、ウイルス後期遺伝子の発現を阻害する化合物又はその薬学的に許容される塩を治療上有効量投与するステップを含む、β-ヘルペスウイルス関連疾患又はγ-ヘルペスウイルス関連疾患の治療又は予防法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published
(In Japanese)名古屋大学の公開特許情報を掲載しています。ご関心のある案件がございましたら、下記まで電子メールでご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close