TOP > 国内特許検索 > デジタルホログラフィ記録装置、デジタルホログラフィ再生装置、デジタルホログラフィ記録方法、およびデジタルホログラフィ再生方法
以後の文章中で位相の単位はラジアンで表す。光の干渉を利用した干渉計測技術、特にデジタルホログラフィは、非接触かつ非破壊で、物体の3次元情報を得ることができるため、近年、注目を集めている測定法の一つとなっている。
デジタルホログラフィは、3次元物体への光照射によって得られる干渉縞から、コンピュータを用いて3次元物体の像を再生する技術である。一般的には例えば、3次元物体への光照射によって得られる物体光と、該物体光に対して可干渉(コヒーレント)である参照光とが作る干渉縞を、CCD(charge coupled device)またはCMOS(complementary metal oxide semiconductor)等の撮像素子を用いて記録する。記録された干渉縞に基づいて、コンピュータで3次元物体の像を再生する。
特許文献1には、デジタルホログラフィにより入手した干渉計信号と、試料からの蛍光信号を順次別々に測定して記録する測定および記録ステップと、干渉計信号および蛍光信号を、3次元画像を再構成するために結合するステップとを行う技術が記載されている。
特許文献2には、物体からの蛍光を光学的に検出する技術が記載されている。
特許文献3には、試料から発せられる蛍光の偏光成分を計測する技術が記載されている。
特許文献4~7には、蛍光検出を利用する技術が記載されている。
本発明はデジタルホログラフィ装置およびデジタルホログラフィ方法に関する。
※ 画像をクリックすると拡大します。