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形質転換細胞の製造方法 NEW

国内特許コード P180014965
整理番号 (S2015-0632-N0)
掲載日 2018年5月22日
出願番号 特願2017-511055
出願日 平成28年4月7日(2016.4.7)
国際出願番号 JP2016061420
国際公開番号 WO2016163466
国際出願日 平成28年4月7日(2016.4.7)
国際公開日 平成28年10月13日(2016.10.13)
優先権データ
  • 特願2015-078489 (2015.4.7) JP
発明者
  • 金子 真也
  • 板谷 光泰
出願人
  • 国立大学法人東京工業大学
  • 学校法人慶應義塾
発明の名称 形質転換細胞の製造方法 NEW
発明の概要 本発明の目的は、異なる宿主間においてDNAを移動させることのできる簡便で、且つハイスループットな方法を提供することである。
前記課題は、本発明の(A)溶菌した枯草菌及びそれから放出されたベクターを含む溶菌液、並びに(B)ヌクレアーゼ阻害剤、タンパク質変性剤、ヌクレアーゼ、及びそれらの2つ以上の組み合わせからなる群から選択される添加剤、を含むベクター含有液を用いて、酵母または大腸菌を形質転換することを特徴とする、酵母または大腸菌形質転換細胞の製造方法によって解決することができる。
従来技術、競合技術の概要


DNA組換え実験において、異なる宿主間においてDNAを移動させる技術として、形質転換、ファージを経由する形質導入、及び接合伝達などの方法がある。
例えば、形質転換法を用いる場合、異なる宿主間で複製が可能なシャトルプラスミドベクターを用いて、第1の宿主中で複製されたDNAをいったん回収し、そして精製してから用いる方法が汎用されている。しかしながら、この方法では、第1の宿主中のDNAを回収し、精製する工程が必須であるために、多数の操作と時間が必要である。更に、DNAのサイズが大きい場合には、DNAの回収及び精製が非常に困難になることが知られており、目的のDNAを完全に回収できないこともある。



DNAを第2の宿主に移動する場合に、第1の宿主からDNAを回収及び精製する必要がない手法としては、第1の宿主をプロトプラストにする方法がある。しかしながら、この方法では、プロトプラストにする操作が微妙な制御を必要とするため、誰にでも簡便に行える手法ではなく、一般的とは言えない(非特許文献1)。更に、2種の宿主を単純に混合するだけでDNAを移動させることのできる接合伝達を利用する方法(非特許文献2)も知られているが、宿主域が非常に限定されるために扱いづらく、接合伝達に関与する多数の遺伝子を厳密に制御する必要もあり、一般的に汎用される方法ではない。

産業上の利用分野


本発明は、形質転換細胞の製造方法及びそれによって得られる形質転換細胞に関する。本発明によれば、簡便に形質転換細胞を製造することができる。

特許請求の範囲 【請求項1】
(A)溶菌した枯草菌及びそれから放出されたベクターを含む溶菌液、並びに
(B)ヌクレアーゼ阻害剤、タンパク質変性剤、ヌクレアーゼ、及びそれらの2つ以上の組み合わせからなる群から選択される添加剤、
を含むベクター含有液を用いて、酵母又は大腸菌を形質転換することを特徴とする、形質転換細胞の製造方法。

【請求項2】
前記ヌクレアーゼ阻害剤が、アウリントリカルボン酸、界面活性剤、キレート剤、還元剤、バニジルヌクレオチド、過酸化水素、又は抗ヌクレアーゼ抗体である請求項1に記載の形質転換細胞の製造方法。

【請求項3】
前記タンパク質変性剤がタンパク質分解酵素又は界面活性剤である、請求項1又は2に記載の形質転換細胞の製造方法。

【請求項4】
前記ヌクレアーゼが、エキソヌクレアーゼI、エキソヌクレアーゼIII、マングビーンヌクレアーゼ、又はS1ヌクレアーゼである、請求項1~3のいずれか一項に記載の形質転換細胞の製造方法。

【請求項5】
前記形質転換が、ベクター含有液及び酵母または大腸菌コンピテントセルとの混合、又はベクター含有液及び酵母または大腸菌の混合液へのエレクトロポレーションによって行われる、請求項1~4のいずれか一項に記載の形質転換細胞の製造方法。

【請求項6】
前記溶菌が、枯草菌培養液の静置、ファージの感染、界面活性剤の添加、又はそれらの2つ以上の組み合わせによって行われる、請求項1~5のいずれか一項に記載の形質転換細胞の製造方法。

【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の製造方法によって得られる形質転換細胞。

【請求項8】
請求項1~6のいずれか一項に記載の製造方法によって得られるライブラリー。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017511055thum.jpg
出願権利状態 公開
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