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(In Japanese)中空糸凍結保存用具及び細胞凍結保存方法

Patent code P180014987
File No. (S2015-0363-N0)
Posted date May 23, 2018
Application number P2016-568344
Date of filing Dec 28, 2015
International application number JP2015086462
International publication number WO2016111217
Date of international filing Dec 28, 2015
Date of international publication Jul 14, 2016
Priority data
  • P2015-003070 (Jan 9, 2015) JP
Inventor
  • (In Japanese)長嶋 比呂志
  • (In Japanese)松成 ひとみ
  • (In Japanese)内倉 鮎子
Applicant
  • (In Japanese)学校法人明治大学
Title (In Japanese)中空糸凍結保存用具及び細胞凍結保存方法
Abstract (In Japanese)1)中空糸を載置するための長尺状の支持具を備え、前記支持具は、耐低温性材料からなることを特徴とする中空糸凍結保存用具。2)前記中空糸凍結保存用具の前記支持具に、中空糸を載置する工程と、該中空糸が該支持具に載置された状態で、該細胞を凍結保存する工程と、を有することを特徴とする細胞凍結保存方法。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

細胞の保存方法として、低温保存法や超低温保存法など、細胞を凍結して保存する方法が一般的に行われており、凍結法としては、緩慢凍結法とガラス化凍結法の二つがよく知られている。緩慢凍結法は、緩慢な冷却速度で長時間かけて細胞を冷却し、細胞内での氷晶の形成を抑えることによって、凍結による細胞の損傷(凍害)を避けることができるとされている。しかし、緩慢凍結法は、凍結が完了するまでに長い時間を必要とし、冷却速度を制御する特殊な機能を備えた高価なフリーザーなどを使用する必要があった。緩慢凍結法における欠点を克服する代替方法として、近年、ガラス化凍結法が広く用いられている。ガラス化凍結法は、ガラス化溶液で処理した細胞を液体窒素で素早く凍結させることで、細胞内外に氷晶を形成させずに凍結する方法である。これは、ガラス化と呼ばれる現象、即ち、溶液を急速に冷却させると、本来の凝固点を素早く通過して過冷却が生じ、氷晶が形成されずに水分子の動きが止まるという現象を利用したものである。この方法は、氷晶の形成による細胞の損傷が生じない点、処理にかかる時間が短い点、及び特別な機器が不要な点において、緩慢凍結法より優れているとされている。細胞のガラス化凍結の具体的方法は多数開発されており、一例として、細胞を耐凍性の保存液に浸して液体窒素中や超低温の冷凍庫内で急速に凍結させる方法がある。

なかでも、卵子の凍結保存には、専用器具を用いた凍結保存が行われている。例えば現在、卵子の凍結保存方法で用いられている専用器具として、クライオトップ(登録商標)がある。クライオトップとは、柄の先端に非常に薄い短冊状のシートが取り付けられた専用器具(クライオトップ)であり、一般的にクライオトップを用いる凍結保存方法は、クライオトップ法と呼ばれている。クライオトップ法は、例えば、クライオトップのシートの上に、耐凍剤を含む凍結用の液と卵子とを載せ、卵子が載せられたシートを液体窒素に漬けてガラス化凍結させた後、シート部分を保護する鞘状の容器に収めてシートを保護し、液体窒素やフリーザーに入れて保存する。

一方で、本発明者らは、近年、細胞の凍結保存方法である中空糸凍結保存法を開発した(非特許文献1)。これは、卵細胞などの細胞をセルロースアセテート膜でできた中空糸内部に導入して、中空糸の内部に卵細胞が包含された状態で凍結保存する方法である。中空糸凍結保存法は、細胞の生存率を向上可能な非常に優れた方法であり、中空糸凍結保存法の普及が待ち望まれている。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、中空糸を凍結保存するのに用いられる中空糸凍結保存用具、及び内部空間に細胞を包含する中空糸を凍結して細胞を保存する細胞凍結保存方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
中空糸を載置するための長尺状の支持具を備え、前記支持具は、耐低温性材料からなる中空糸凍結保存用具。

【請求項2】
 
前記支持具には、載置される中空糸側と該中空糸側の反対側とを貫通する貫通孔が形成されている請求項1に記載の中空糸凍結保存用具。

【請求項3】
 
前記貫通孔が、前記支持具の長手方向の略中央に形成されている請求項2に記載の中空糸凍結保存用具。

【請求項4】
 
前記支持具は、中空糸を載置するための底部と、前記支持具の長手方向に沿って前記底部から立ち上がる側壁部とを有する請求項1~3のいずれか一項に記載の中空糸凍結保存用具。

【請求項5】
 
前記支持具が樹脂製又は金属製である、請求項1~4のいずれか一項に記載の中空糸凍結保存用具。

【請求項6】
 
請求項1~5のいずれか一項に記載の中空糸凍結保存用具の前記支持具に、内部空間に細胞を包含する中空糸を載置する工程と、
該中空糸が該支持具に載置された状態で、該細胞を凍結保存する工程と、
を有する細胞凍結保存方法。

【請求項7】
 
前記支持具に前記中空糸を載置する工程の後に、前記中空糸が載置された前記支持具を保護容器に収容する工程を有する請求項6に記載の細胞凍結保存方法。

【請求項8】
 
前記支持具に前記中空糸を載置する工程の後に、前記中空糸を冷却して前記細胞を凍結する工程を有する、請求項6又は7に記載の細胞凍結保存方法。

【請求項9】
 
前記細胞が生殖細胞及び/又は幹細胞である請求項6~8のいずれか一項に記載の細胞凍結保存方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2016568344thum.jpg
State of application right Published
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