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希土類錯体、発光材料及びその製造方法、並びに発光シート及びその製造方法

国内特許コード P180014993
整理番号 (S2015-0762-N0)
掲載日 2018年5月23日
出願番号 特願2017-504981
出願日 平成28年2月26日(2016.2.26)
国際出願番号 JP2016055916
国際公開番号 WO2016143562
国際出願日 平成28年2月26日(2016.2.26)
国際公開日 平成28年9月15日(2016.9.15)
優先権データ
  • 特願2015-046202 (2015.3.9) JP
発明者
  • 中西 貴之
  • 岡井 翼
  • 長谷川 靖哉
  • 北川 裕一
  • 伏見 公志
出願人
  • 国立大学法人北海道大学
発明の名称 希土類錯体、発光材料及びその製造方法、並びに発光シート及びその製造方法
発明の概要 本発明の希土類錯体は、希土類原子と、希土類原子に配位している有機配位子と、金属原子及び酸素原子を含み、希土類原子に配位しているポリオキソメタレートと、を有する。
従来技術、競合技術の概要


希土類金属は、光増幅作用、発光性等の物理的特徴を有するため、レーザー、ディスプレイ、照明材料等の様々な製品に利用されている。



希土類金属を用いた発光性の化合物としては、希土類錯体が知られている。良好な発光性を有する希土類錯体を得る方法としては、希土類原子の発光中心の光励起状態を多く作り出すこと、振動失活を抑止する分子環境(低振動)を作り出すこと等の方法がある。例えば、特許文献1には、効果的に希土類原子の光励起状態を作り出すことができる有機配位子を用いた、光増感作用を利用した希土類錯体が開示されている。一方、非特許文献1には、強い発光体を得るために有利とされる低振動の分子構造を有する分子として、無機配位子が配位した希土類錯体が開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、希土類錯体、発光材料及びその製造方法、並びに発光シート及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
希土類原子と、前記希土類原子に配位している有機配位子と、金属原子及び酸素原子を含み、前記希土類原子に配位しているポリオキソメタレートと、を有する希土類錯体。

【請求項2】
前記ポリオキソメタレートが、1個の前記金属原子と、該金属原子に配位している6個の前記酸素原子と、を含む八面体構造部分を有している、請求項1に記載の希土類錯体。

【請求項3】
前記金属原子が、Mo、W、V、Si、P、Ge、Al又はAsである、請求項1又は2に記載の希土類錯体。

【請求項4】
前記希土類原子が、Eu、Tb、Sm、Nd、Yb、Tm、Ce、Er又はPrである、請求項1~3のいずれか一項に記載の希土類錯体。

【請求項5】
前記有機配位子が、式(1)、式(2)又は式(3)で表される、請求項1~4のいずれか一項に記載の希土類錯体。
【化1】


(式(1)中、R、R及びRは、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1~15のアルキル基、炭素数1~5のハロゲン化アルキル基、アリール基又はヘテロアリール基を示す。)
【化2】


(式(2)中、R、R、R、R及びRは、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1~5のアルキル基又は炭素数1~5のハロゲン化アルキル基を示す。)
【化3】


(式(3)中、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15及びR16は、それぞれ独立に水素原子、炭素数1~3のアルキル基、炭素数6~12のアリール基、又は、RとR10、R10とR11、R11とR12、R12とR13、R13とR14、R14とR15、R15とR16若しくはR16とRがそれぞれ互いに連結して環を形成している炭化水素基を示す。)

【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の希土類錯体と、親水性基及び疎水性基を有する両親媒性分子と、を含む、発光材料。

【請求項7】
希土類原子にポリオキソメタレートが配位している無機希土類錯体と両親媒性分子との複合体を有機溶媒に溶解させる工程と、
前記有機溶媒中で前記希土類原子に有機配位子を配位させる工程と、をこの順に備える、請求項6に記載の発光材料の製造方法。

【請求項8】
請求項6に記載の発光材料及びポリマーを含む、発光性フィルム。

【請求項9】
請求項6に記載の発光材料及びポリマーと、これらが溶解している有機溶媒と、を含む膜から、前記有機溶媒を除去して発光性フィルムを形成する工程を備える、発光性フィルムの製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017504981thum.jpg
出願権利状態 公開
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