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糸、検知システム、繊維シート、コネクタ、検知装置および液体種類推定方法 NEW

国内特許コード P180015000
整理番号 (S2015-0543-N0)
掲載日 2018年5月23日
出願番号 特願2017-525783
出願日 平成27年10月6日(2015.10.6)
国際出願番号 JP2015078337
国際公開番号 WO2017002274
国際出願日 平成27年10月6日(2015.10.6)
国際公開日 平成29年1月5日(2017.1.5)
優先権データ
  • 特願2015-132024 (2015.6.30) JP
発明者
  • 根武谷 吾
出願人
  • 学校法人北里研究所
発明の名称 糸、検知システム、繊維シート、コネクタ、検知装置および液体種類推定方法 NEW
発明の概要 導電性を有する第一導電性糸231と、第一導電性糸231を覆い、吸水性を有する絶縁素材によって形成されている第一絶縁部232と、第一絶縁部232の外周側に配置されている導電性を有する第二導電性糸233と、を有する糸。
従来技術、競合技術の概要


人工透析の際の抜針は、急激な出血による重大事故につながる可能性があるため、抜針が生じた際には早急な検知が求められる。そこで、抜針の検知方法の1つとして、出血を検知することにより抜針を検知する方法が提案されている。この方法では、誤検知防止のため、汗と区別して血液を検知することが望まれる。このように、他の液体のセンサへの付着と区別して特定の液体の付着を検知することが求められる場合がある。



人工透析の際の抜針の検知に関連して、特許文献1に記載の人工透析用血液検知装置では、水分センサは、電極シート、フィルターシート及び通水性シートを備える。電極シートは、三層構造のベースシートを有し、補強シートを備える。補強シートは、多数の微細孔を有し、水蒸気を通過させる通気性を備えるが水滴の通過を阻止する防水性をも備える。コネクタは、レバー及びクリップを備える。レバー及びクリップは、それぞれ水分センサの一端部及び他端部を挟持する。クリップは、ノーマルクローズ型のスイッチを備える。クリップが水分センサを保持したときにスイッチがOFFとなり、クリップが水分センサから外れると、スイッチがONとなる。
特許文献1では、これにより、汗によって誤作動を起こすことなく、抜針による出血及び抜針の蓋然性を確実に検知することができる、とされている。

産業上の利用分野


本発明は、糸、検知システム、繊維シート、コネクタ、検知装置および液体種類推定方法に関する。
本願は、2015年6月30日に出願された特願2015-132024号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。

特許請求の範囲 【請求項1】
導電性を有する第一導電性糸と、前記第一導電性糸を覆い、吸水性を有する絶縁素材によって形成されている第一絶縁部と、前記第一絶縁部の外周側に配置されている導電性を有する第二導電性糸と、を有する糸。

【請求項2】
前記第二導電性糸は、前記第一絶縁部の外周面に螺旋状に巻かれている請求項1に記載の糸。

【請求項3】
前記第二導電性糸は、吸水性を有する絶縁素材によって形成されている第二絶縁部によって覆われている請求項1に記載の糸。

【請求項4】
吸水性を有する絶縁素材によって形成されている第三絶縁部によって覆われている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の糸。

【請求項5】
絶縁素材は木綿である請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の糸。

【請求項6】
繊維シートと検知装置とを備え、
前記繊維シートは、
絶縁素材によって形成されている繊維シート本体と、
互いに接触しないように組み合わされた少なくとも2つの導電体を含むセンサ繊維と、を備え、
前記センサ繊維は、
導電性を有する第一導電性糸と、前記第一導電性糸を覆い、吸水性を有する絶縁素材によって形成されている絶縁部と、前記絶縁部の外周側に配置されている導電性を有する第二導電性糸と、を有し、
前記検知装置は、
前記繊維シートに設けられた少なくとも2つの前記導電体間に交流信号を入力する交流信号出力部と、
前記交流信号出力部が前記導電体間に交流信号を入力した場合の当該導電体間の周波数特性を取得する周波数特性取得部と、
前記交流信号出力部が前記導電体間に周波数の異なる複数の交流信号を入力して前記周波数特性取得部が取得した周波数特性が、前記交流信号出力部からの交流信号の周波数の相違に応じて所定の相違を示し、かつ、前記交流信号出力部が前記導電体間に同一周波数の交流信号を入力して前記周波数特性取得部が取得した異なる時刻における周波数特性が、時間経過に応じて所定の変化を示す場合に、検知信号を出力する検知信号出力部と、
を備える検知システム。

【請求項7】
前記交流信号出力部は、繊維シートに設けられた複数の導電体間に周波数の異なる少なくとも3つの交流信号を入力し、
前記周波数特性取得部は、前記交流信号出力部が入力した交流信号毎に前記導電体間のインピーダンス測定値を取得し、
前記検知信号出力部は、前記周波数特性取得部が取得したインピーダンス測定値を円弧の一部で近似するCole-Cole軌跡を求め、膜を有する液体のインピーダンスを模擬する所定の等価回路モデルにおける回路パラメータの値を前記Cole-Cole軌跡に基づいて求め、得られた回路パラメータの値に基づいて液体の種類を推定することで、前記交流信号出力部が前記導電体間に周波数の異なる複数の交流信号を入力して前記周波数特性取得部が取得した周波数特性が、前記交流信号出力部からの交流信号の周波数の相違に応じて所定の相違を示すか否かの判定を行う、請求項6に記載の検知システム。

【請求項8】
絶縁素材によって形成されている繊維シート本体と、
互いに接触しないように組み合わされた少なくとも2つの導電体を含むセンサ繊維と、を備え、
前記センサ繊維は、
導電性を有する第一導電性糸と、前記第一導電性糸を覆い、吸水性を有する絶縁素材によって形成されている絶縁部と、前記絶縁部の外周側に配置されている導電性を有する第二導電性糸と、を有する繊維シート。

【請求項9】
前記繊維シート本体は、少なくとも一方向に伸縮性を有し、
前記センサ繊維は、前記繊維シート本体の延在方向に沿って波状に配置されている請求項8に記載の繊維シート。

【請求項10】
請求項6又は請求項7に記載の検知システムにおいて、前記第一導電性糸及び前記第二導電性糸と、前記検知装置とを接続するコネクタであって、
前記センサ繊維が嵌るとともに、一方向に延在する溝と、
前記溝の幅方向の中央近傍に突出して、前記第一導電性糸と前記検知装置とを接続する中心導体用端子と、
前記溝の幅方向の端部近傍に突出して、前記第二導電性糸と前記検知装置とを接続する外部導体用端子と、を有するコネクタ。

【請求項11】
繊維シートに設けられた複数の導電体間に交流信号を入力する交流信号出力部と、
前記交流信号出力部が前記導電体間に交流信号を入力した場合の当該導電体間の周波数特性を取得する周波数特性取得部と、
前記交流信号出力部が前記導電体間に周波数の異なる複数の交流信号を入力して前記周波数特性取得部が取得した周波数特性が、前記交流信号出力部からの交流信号の周波数の相違に応じて所定の相違を示し、かつ、前記交流信号出力部が前記導電体間に同一周波数の交流信号を入力して前記周波数特性取得部が取得した異なる時刻における周波数特性が、時間経過に応じて所定の変化を示す場合に、検知信号を出力する検知信号出力部と、
を備える検知装置。

【請求項12】
繊維シートに設けられた複数の導電体間に周波数の異なる少なくとも3つの交流信号を入力する交流信号入力ステップと、
前記交流信号入力ステップで入力した交流信号毎に前記導電体間のインピーダンス測定値を取得するインピーダンス測定値取得ステップと、
前記インピーダンス測定値取得ステップで得られたインピーダンス測定値を円弧の一部で近似するCole-Cole軌跡を求めるCole-Cole軌跡取得ステップと、
膜を有する液体のインピーダンスを模擬する所定の等価回路モデルにおける回路パラメータの値を前記Cole-Cole軌跡に基づいて求めるキャパシタンス取得ステップと、
得られた回路パラメータの値に基づいて液体の種類を推定する液体種類推定ステップと、
を含む液体種類推定方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2017525783thum.jpg
出願権利状態 公開


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