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(In Japanese)ポリジメチルシロキサン親和性ペプチド及びその利用

Patent code P180015002
File No. (S2015-0636-N0)
Posted date May 23, 2018
Application number P2016-574874
Date of filing Feb 12, 2016
International application number JP2016054195
International publication number WO2016129695
Date of international filing Feb 12, 2016
Date of international publication Aug 18, 2016
Priority data
  • P2015-026489 (Feb 13, 2015) JP
Inventor
  • (In Japanese)熊田 陽一
  • (In Japanese)大槻 領子
  • (In Japanese)赤井 亮太
  • (In Japanese)片山 淳子
  • (In Japanese)的場 一隆
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人京都工芸繊維大学
  • (In Japanese)日産化学株式会社
Title (In Japanese)ポリジメチルシロキサン親和性ペプチド及びその利用
Abstract (In Japanese)本発明は、ポリジメチルシロキサン(PDMS)に親和性を有するペプチドが結合したポリジメチルシロキサン基材を提供すること、目的タンパク質のポリジメチルシロキサン基材への固定化方法を提供すること、PDMSに親和性を有するペプチドを提供すること、PDMSに親和性を有するペプチドをコードするポリヌクレオチドを提供すること、また、これを用いたベクター等を提供することを目的とする。
以下の(1a)もしくは(1b)のペプチドまたはその断片からなるポリジメチルシロキサン親和性ペプチドが結合されてなる、ポリジメチルシロキサン基材;
(1a)配列番号1~9からなる群より選択される少なくとも1種で表されるアミノ酸配列からなるペプチド、
(1b)前記(1a)のアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が欠失、置換及び/または付加されたアミノ酸配列からなり、且つ、ポリジメチルシロキサン親和性を有するペプチド。
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

従来、臨床検査、創薬研究、環境モニタリング、生化学をはじめとする様々な分野において、タンパク質、核酸、細胞等を基材に固定し、これを用いて所望の物質を検出、定量、分析等する手法が広く利用されている。一例として、酵素や抗体等のタンパク質を基材に固定し、固定されたタンパク質との酵素反応や抗原抗体反応を利用して所望の物質を検出する方法が知られている。

このような手法においては、より高精度且つ高効率な検出、定量、分析等を可能にすべく今日も盛んに研究が行われており、例えば目的に応じて基材表面に化学処理やプラズマ処理等を施す方法が報告されている。また、例えばポリスチレン製の基材にタンパク質を固定できるペプチド(特許文献1)や、ポリカーボネート製の基材やポリメタクリル酸メチル製の基材にタンパク質を特異的且つ強固に固定できるペプチドが報告されている(特許文献2)。

一方、ポリジメチルシロキサンはシリコーンゴムの1種であり、微細加工が可能であることから、マイクロ流体流路を代表とするマイクロチップの基材の一つとして知られている。ポリジメチルシロキサンにタンパク質を望ましく固定できれば所望の物質をより高精度且つ高効率に検出等でき、ポリジメチルシロキサン製の基材を用いた手法の更なる発展が期待できる。しかしながら、これまでにポリジメチルシロキサン製の基材に対する親和性ペプチドは知られていない。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、ポリジメチルシロキサンに親和性を有するペプチド及び該ペプチドの利用に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
以下の(1a)もしくは(1b)のペプチドまたはその断片からなるポリジメチルシロキサン親和性ペプチドが結合されてなる、ポリジメチルシロキサン基材;
(1a)配列番号1~9からなる群より選択される少なくとも1種で表されるアミノ酸配列からなるペプチド、
(1b)前記(1a)のアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が欠失、置換及び/または付加されたアミノ酸配列からなり、且つ、ポリジメチルシロキサン親和性を有するペプチド。

【請求項2】
 
前記断片が15~58のアミノ酸残基からなるペプチドである、請求項1に記載のポリジメチルシロキサン基材。

【請求項3】
 
前記ポリジメチルシロキサン親和性ペプチドを介して目的タンパク質がポリジメチルシロキサン基材に固定化されてなる、請求項1または2に記載のポリジメチルシロキサン基材。

【請求項4】
 
目的タンパク質に導入された以下の(1a)もしくは(1b)のペプチドまたはその断片からなるポリジメチルシロキサン親和性ペプチドとポリジメチルシロキサン基材とを接触させる工程を含有する、目的タンパク質のポリジメチルシロキサン基材への固定化方法;
(1a)配列番号1~9からなる群より選択される少なくとも1種で表されるアミノ酸配列からなるペプチド、
(1b)前記(1a)のアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が欠失、置換及び/または付加されたアミノ酸配列からなり、且つ、ポリジメチルシロキサン親和性を有するペプチド。

【請求項5】
 
請求項1または2に記載のポリジメチルシロキサン基材に結合したポリジメチルシロキサン親和性ペプチドと目的タンパク質とを結合させる工程を含有する、目的タンパク質のポリジメチルシロキサン基材への固定化方法。

【請求項6】
 
以下の(1a)もしくは(1b)のペプチドまたはその断片からなるポリジメチルシロキサン親和性ペプチドを含有する、ポリジメチルシロキサン基材への目的タンパク質固定化用組成物;
(1a)配列番号1~9からなる群より選択される少なくとも1種で表されるアミノ酸配列からなるペプチド、
(1b)前記(1a)のアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が欠失、置換及び/または付加されたアミノ酸配列からなり、且つ、ポリジメチルシロキサン親和性を有するペプチド。

【請求項7】
 
目的タンパク質をポリジメチルシロキサン基材へ固定させるための、以下の(1a)もしくは(1b)のペプチドまたはその断片からなるポリジメチルシロキサン親和性ペプチドの使用;
(1a)配列番号1~9からなる群より選択される少なくとも1種で表されるアミノ酸配列からなるペプチド、
(1b)前記(1a)のアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が欠失、置換及び/または付加されたアミノ酸配列からなり、且つ、ポリジメチルシロキサン親和性を有するペプチド。

【請求項8】
 
以下の(1c)もしくは(1d)のペプチドまたはその断片からなる、ポリジメチルシロキサン親和性ペプチド;
(1c)配列番号2~9からなる群より選択される少なくとも1種で表されるアミノ酸配列からなるペプチド、
(1d)配列番号1~9からなる群より選択される少なくとも1種で表されるアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が欠失、置換及び/または付加されたアミノ酸配列からなり、且つ、ポリジメチルシロキサン親和性を有するペプチド。

【請求項9】
 
前記断片が15~58のアミノ酸残基からなるペプチドである、請求項8に記載のポリジメチルシロキサン親和性ペプチド。

【請求項10】
 
請求項8または9に記載のポリジメチルシロキサン親和性ペプチドをコードするポリヌクレオチド。

【請求項11】
 
前記ポリヌクレオチドが配列番号10~18からなる群より選択される少なくとも1種で表されるポリヌクレオチドである、請求項10に記載のポリヌクレオチド。

【請求項12】
 
請求項10または11に記載のポリヌクレオチドを含有する、ポリジメチルシロキサン親和性ペプチド発現ベクター。

【請求項13】
 
請求項10または11に記載のポリヌクレオチドと目的タンパク質をコードするポリヌクレオチドとが連結されてなる、請求項8または9に記載のポリジメチルシロキサン親和性ペプチドと目的タンパク質とのペプチド融合タンパク質発現ベクター。

【請求項14】
 
請求項13に記載のベクターを宿主細胞に導入して形質転換させることにより得られる形質転換体。

【請求項15】
 
請求項14に記載の形質転換体から得られる、請求項8または9に記載のポリジメチルシロキサン親和性ペプチドと目的タンパク質とのペプチド融合タンパク質。

【請求項16】
 
請求項8または9に記載のポリジメチルシロキサン親和性ペプチドからなる、ポリジメチルシロキサン基材への目的タンパク質の固定化用リンカー。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Published
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