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セルソーティングを用いた尿中マイクロRNAに基づく尿路上皮癌の検出方法

国内特許コード P180015108
整理番号 S2017-0013-N0
掲載日 2018年6月20日
出願番号 特願2016-199849
公開番号 特開2018-061445
出願日 平成28年10月11日(2016.10.11)
公開日 平成30年4月19日(2018.4.19)
発明者
  • 中川 昌之
  • 榎田 英樹
  • 吉野 裕史
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 セルソーティングを用いた尿中マイクロRNAに基づく尿路上皮癌の検出方法
発明の概要 【課題】尿路上皮癌の検出方法の提供。
【解決手段】被験体における尿路上皮癌の検出方法であって、被験体の尿から得られた、血液細胞が除去され尿路上皮細胞が富化されたサンプルにおいて、1つ以上のmiRNAの量を測定する工程を含む、検出方法。また、前期サンプルが尿の細胞ペレットからセルソーターを用いて回収されたものであり、miRNAの量が対照量と比べて増大する場合に、前記被験体の尿路上皮癌が示される尿路上皮癌の検出方法。
【選択図】図6
従来技術、競合技術の概要


現在臨床において、尿路上皮癌(膀胱癌及び腎盂尿管癌)の診断には、尿細胞検査が有用である。しかし、尿細胞検査は、特異度が高いものの(90~95%)、感度が低く(30~40%)、陰性であっても癌を否定できないという欠点がある。そのため、尿路上皮癌が疑われる場合、超音波及びCTに加えて、侵襲的な膀胱鏡検査及び尿管鏡検査が一般的に行われている。また、治療後の再発の確認のため定期的な内視鏡検査が必要である。そのため、患者への侵襲性及び医療コストが問題となっている。



マイクロRNA(miRNA)は約21塩基の短いRNAであり、主に翻訳阻害及びmRNAの切断により、標的遺伝子を制御している。多くの遺伝子がmiRNAによって制御されていると考えられている。また、癌などの疾患に、miRNAによる異常な遺伝子制御が関与していることが報告されている。



本発明者らは、特定のmiRNAの発現量を指標とした膀胱癌等の尿路上皮癌の検出方法を開発している(特許文献1及び2、非特許文献1)。

産業上の利用分野


本発明は、尿路上皮癌の検出方法、及び尿路上皮癌の検出用キットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被験体における尿路上皮癌の検出方法であって、
被験体の尿から得られた、血液細胞が除去され尿路上皮細胞が富化されたサンプルにおいて、以下:
miR-200c、miR-944、miR-1323、miR-205、miR-200a、miR-200b、miR-516b、miR-203、miR-210、miR-141、miR-518b、miR-135b、miR-519a*、miR-518a-3p、miR-523*、miR-519c-5p、miR-518e*、miR-519b-5p、miR-522*、miR-429、miR-200b*、miR-512-5p、miR-1283、miR-224、miR-515-5p、miR-1246、miR-183*、miR-517b、miR-517a、miR-200a*、miR-1307、miR-523、miR-498、miR-516a-5p、miR-519a、miR-520a-3p、miR-515-3p、miR-1293、miR-512-3p、miR-520g、miR-524-5p、miR-301b、miR-518e、miR-518f、miR-21、miR-449c、miR-522、miR-1268、miR-519b-3p、miR-526b、miR-1269、miR-371-5p、miR-519d、miR-521、miR-3687、miR-141*、miR-518c、miR-520f、miR-182、miR-518c*、miR-767-5p、miR-520h、miR-548x、miR-372、miR-525-5p、miR-520c-3p、miR-519c-3p、miR-934、miR-517c、miR-520d-3p、miR-183、miR-96、miR-466、miR-205*、miR-520b、miR-200c*、miR-335*、miR-526b*、miR-671-5p、miR-524-3p、miR-526a、miR-518d-5p、miR-520c-5p、miR-525-3p、miR-138、miR-518f*、miR-708、miR-1292、miR-151-3p、miR-3180、miR-3180-3p、miR-1254、miR-31、miR-520a-5p、miR-371-3p、miR-1248、miR-3145、miR-149、及びmiR-449b
からなる群から選択される1つ以上のmiRNAの量を測定する工程を含む、方法。

【請求項2】
前記サンプルが、セルソーターを用いて回収されたものである、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
前記サンプルが、尿の細胞ペレットからセルソーターを用いて回収されたものである、請求項2に記載の方法。

【請求項4】
前記尿の細胞ペレットが、セルソーターに供される前にポリエチレングリコール溶液中で保存される、請求項3に記載の方法。

【請求項5】
前記miRNAの量が対照量と比べて増大する場合に、前記被験体の尿路上皮癌が示される、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。

【請求項6】
前記増大が、2倍以上である、請求項5に記載の方法。

【請求項7】
前記尿路上皮癌が、腎盂癌、尿管癌、膀胱癌、及び尿道癌からなる群から選択される、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。

【請求項8】
前記miRNAが、miR-200c、miR-205、miR-200a、miR-96、miR-183及びmiR-519aからなる群から選択される、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。

【請求項9】
前記被験体が、血尿を有する、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。

【請求項10】
前記被験体が、ヒトである、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。

【請求項11】
以下:
miR-200c、miR-944、miR-1323、miR-205、miR-200a、miR-200b、miR-516b、miR-203、miR-210、miR-141、miR-518b、miR-135b、miR-519a*、miR-518a-3p、miR-523*、miR-519c-5p、miR-518e*、miR-519b-5p、miR-522*、miR-429、miR-200b*、miR-512-5p、miR-1283、miR-224、miR-515-5p、miR-1246、miR-183*、miR-517b、miR-517a、miR-200a*、miR-1307、miR-523、miR-498、miR-516a-5p、miR-519a、miR-520a-3p、miR-515-3p、miR-1293、miR-512-3p、miR-520g、miR-524-5p、miR-301b、miR-518e、miR-518f、miR-21、miR-449c、miR-522、miR-1268、miR-519b-3p、miR-526b、miR-1269、miR-371-5p、miR-519d、miR-521、miR-3687、miR-141*、miR-518c、miR-520f、miR-182、miR-518c*、miR-767-5p、miR-520h、miR-548x、miR-372、miR-525-5p、miR-520c-3p、miR-519c-3p、miR-934、miR-517c、miR-520d-3p、miR-183、miR-96、miR-466、miR-205*、miR-520b、miR-200c*、miR-335*、miR-526b*、miR-671-5p、miR-524-3p、miR-526a、miR-518d-5p、miR-520c-5p、miR-525-3p、miR-138、miR-518f*、miR-708、miR-1292、miR-151-3p、miR-3180、miR-3180-3p、miR-1254、miR-31、miR-520a-5p、miR-371-3p、miR-1248、miR-3145、miR-149、及びmiR-449b
からなる群から選択される1つ以上のmiRNAの量を測定するためのポリヌクレオチドを含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法に使用するためのキット。
国際特許分類(IPC)
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出願権利状態 公開
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