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ストレス低減薬剤 新技術説明会

国内特許コード P180015136
整理番号 P17-060
掲載日 2018年6月29日
出願番号 特願2018-022738
公開番号 特開2019-137640
出願日 平成30年2月13日(2018.2.13)
公開日 令和元年8月22日(2019.8.22)
発明者
  • 鈴木 信雄
  • 木谷 洋一郎
  • 関口 俊男
  • 小木曽 正造
  • 五十里 雄大
  • 染井 正徳
  • 服部 淳彦
  • 丸山 雄介
  • 田渕 圭章
  • 持木 一茂
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
  • 国立大学法人東京医科歯科大学
  • 能登町
発明の名称 ストレス低減薬剤 新技術説明会
発明の概要 【課題】海洋深層水に由来する成分、インドール類やその塩やそれの代謝物を、ストレス低減化成分を含有し、安全で効果的なストレス低減薬剤を提供する。
【解決手段】ストレス低減薬剤は、下記化学式(I)
【化1】
(省略)
で表わされるインドール類、それの薬学的に許容される塩、及び/又はそれの代謝物を、ストレス低減化成分として、含有するというものである。ストレス低減薬剤は、前記インドール類がトリプトファン骨格を有するものであり、その代謝物がキヌレニン骨格を有するものであってもよい。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

海洋深層水(Deep Ocean Water: DOW)は、光合成による有機物生産よりも有機物分解が卓越し、鉛直混合や人為の影響が少なく、補償深度以深の資源性の高い海水と定義されたものである。このような海洋深層水は、水深200m以深に存在するため、(i)常に低温に保たれ(低水温性)、(ii)細菌や汚染物質が少なく(清浄性)、(iii)窒素・リン・ケイ素など豊富なミネラルや無機栄養分を含み(富栄養性)、(iv)水質の季節変化や経年変動が小さい(水質安定性)という特徴を持つ。

このような特徴を生かして、海洋深層水は、ミネラル源や冷媒等の工業的な利用や、ミネラル豊富で清浄であるという健康的で安全なイメージを利用した化粧品や健康グッズへの応用の他、海洋深層水で海産生物を飼育するという水産養殖への応用など、様々な分野で使用されている。

例えば、特許文献1に、海洋深層水を用いてカキを畜養する方法であって、水槽中のカキに対し、海水温8~18℃で、12~72時間、海洋深層水をかけ流して畜養を行うカキの畜養方法が、開示されている。

また、特許文献2に、(A)海洋深層水、(B)硬度100mg/L以下の淡水、(C)ポリ塩基性アミノ酸、(D)グレープフルーツ種子エキスを含有し、浸透圧が200~350mOsmであり、pHが6.5~9.5である皮膚化粧料が、開示されている。

しかし、海産生物の生育を良くする海洋深層水中の成分又はその相関関係に関する研究や、海洋深層水とヒトをはじめとする各種動物の生態又は生理現象又は健康促進効果との相関関係に関する研究や、それを利用した新規薬剤の開発は、殆んどなされていない。

産業上の利用分野

本発明は、非ヒト動物の飼育条件下でのストレスを低減しながら飼育したり、ヒトのストレスを低減して精神的に安定化したりするストレス低減薬剤に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記化学式(I)
【化1】
(省略)
(式(I)中、
は、水素原子、水酸基、若しくは置換基で置換されていてもよいもので、アルキル基、アルキルオキシ基、アルキルチオエーテル基、アルケニル基、アルケニルオキシ基、アルケニルチオエーテル基、アルキニル基、アルキニルオキシ基、アルキニルチオエーテル基、炭化水素芳香族基、炭化水素芳香族基含有オキシ基、炭化水素芳香族基含有チオエーテル基、飽和複素環基、飽和複素環基含有オキシ基、飽和複素環基含有チオエーテル基、芳香族複素環基、芳香族複素環基含有オキシ基、芳香族複素環基含有チオエーテル基、アラルキル基、アラルキルオキシ基、アラルキルチオエーテル基、アシル基、アシルオキシ基、チオエステル基、チオアミド基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルオキシ基、アルケニルスルホニル基、アルケニルスルホニルオキシ基、アルキニルスルホニル基、アルキニルスルホニルオキシ基、アリールスルホニル基、アリールスルホニルオキシ基、アラルキルスルホニル基、アラルキルスルホニルオキシ基、又はアミジノ基;
は、水素原子、ハロゲン原子、又は置換基で置換されていてもよいアルキル基;
n1は、0又は1の数;
は、水素原子、ハロゲン原子、-COOH、-COOR、-CONH、又は-CONHR(但し、R、Rは、置換基で置換されていてもよいもので、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、炭化水素芳香族基、飽和複素環基、芳香族複素環基、アラルキル基、アシル基、アルキルスルホニル基、アルケニルスルホニル基、アルキニルスルホニル基、アリールスルホニル基、又はアラルキルスルホニル基);
及びRは、同一又は異なり、水素原子、若しくは置換基で置換されていてもよいもので、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、炭化水素芳香族基、飽和複素環基、芳香族複素環基、アラルキル基、アシル基、アルキルスルホニル基、アルケニルスルホニル基、アルキニルスルホニル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルホニル基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、又はアリールアミノカルボニル基;
n2は、0又は1の数であり、n3は、0又は1の数であって、n2+n3>0;
~Rは、同一又は異なり、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、メルカプト基、若しくは置換基で置換されていてもよいもので、アルキル基、アルキルオキシ基、アルキルチオエーテル基、アルケニル基、アルケニルオキシ基、アルケニルチオエーテル基、アルキニル基、アルキニルオキシ基、アルキニルチオエーテル基、炭化水素芳香族基、炭化水素芳香族基含有オキシ基、炭化水素芳香族基含有チオエーテル基、飽和複素環基、飽和複素環基含有オキシ基、飽和複素環基含有チオエーテル基、芳香族複素環基、芳香族複素環基含有オキシ基、芳香族複素環基含有チオエーテル基、アラルキル基、アラルキルオキシ基、アラルキルチオエーテル基、アシル基、アシルオキシ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルオキシ基、アルケニルスルホニル基、チオエステル基、チオアミド基、アルケニルスルホニルオキシ基、アルキニルスルホニル基、アルキニルスルホニルオキシ基、アリールスルホニル基、アリールスルホニルオキシ基、アラルキルスルホニル基、アラルキルスルホニルオキシ基、アミジノ基、-COOH、-COOR、-CONH、又は-CONHR(但し、R、Rは、置換基で置換されていてもよいもので、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、炭化水素芳香族基、飽和複素環基、芳香族複素環基、アラルキル基、アシル基、アルキルスルホニル基、アルケニルスルホニル基、アルキニルスルホニル基、アリールスルホニル基、又はアラルキルスルホニル基)、-NH、-NHR(但しRはアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アラルキル基、又はアシル基)、-NRf’(但しR及びRf’は同一又は異なりアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アラルキル基、又はアシル基)、アルキルアミノカルボニルアミド基、又はアリールアミノカルボニルアミド基;
破線/実線平行線は、単結合又は二重結合であり、
前記R~R中の前記置換基は、夫々単数又は複数であって、水酸基、メルカプト基、ハロゲン原子、アルキル基、アルキルオキシ基、アルキルチオエーテル基、アルケニル基、アルケニルオキシ基、アルケニルチオエーテル基、アルキニル基、アルキニルオキシ基、アルキニルチオエーテル基、炭化水素芳香族基、炭化水素芳香族基含有オキシ基、炭化水素芳香族基含有チオエーテル基、飽和複素環基、飽和複素環基含有オキシ基、飽和複素環基含有チオエーテル基、芳香族複素環基、芳香族複素環基含有オキシ基、芳香族複素環基含有チオエーテル基、アラルキル基、アラルキルオキシ基、アラルキルチオエーテル基、アシル基、チオエステル基、チオアミド基、アシルオキシ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルオキシ基、アルケニルスルホニル基、アルケニルスルホニルオキシ基、アルキニルスルホニル基、アルキニルスルホニルオキシ基、アリールスルホニル基、アリールスルホニルオキシ基、アラルキルスルホニル基、アラルキルスルホニルオキシ基、-COOH、-COOR、-CONH、又は-CONHR(但し、R、Rは、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、炭化水素芳香族基、飽和複素環基、芳香族複素環基、アラルキル基、アシル基、アルキルスルホニル基、アルケニルスルホニル基、アルキニルスルホニル基、アリールスルホニル基、又はアラルキルスルホニル基)、-NH、-NHR(但しRはアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アラルキル基、又はアシル基)、-NRj’(但しR及びRj’は同一又は異なりアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アラルキル基、又はアシル基)、アルキルアミノカルボニルアミド基、アリールアミノカルボニルアミド基、又はアミジノ基である。)
で表わされるインドール類、それの薬学的に許容される塩、及び/又はそれの代謝物を、ストレス低減化成分として、含有することを特徴とするストレス低減薬剤。

【請求項2】
前記インドール類がトリプトファン骨格を有するものであり、その代謝物がキヌレニン骨格を有するものであり、
または前記インドール類がインドール酢酸骨格を有するものであることを特徴とする請求項1に記載のストレス低減薬剤。

【請求項3】
ヒトの治療及び/又は予防用、又は非ヒト動物の飼育用であることを特徴とする請求項1~2の何れかに記載のストレス低減薬剤。

【請求項4】
血中及び/又は尿中で、コルチゾルを低下させ、カルシトニンを上昇させ、カルシウムを低下させ、及び/又は骨芽細胞を活性化させることを特徴とする請求項1~3の何れかに記載のストレス低減薬剤。

【請求項5】
海洋深層水、及び/又はそれの含有成分を含んでいることを特徴とする請求項1~4の何れかに記載のストレス低減薬剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
(有)金沢大学ティ・エル・オーは、金沢大学の研究者の出願特許を産業界へ技術移転することを主目的として、金沢大学の教官の出資により設立された技術移転機関です。
ご興味のある方は、下記「問合せ先」へ整理番号と共にご連絡願います。
なお、既に活用のお申し込み・お打合わせ等の段階に入っている場合もございますので、予めご承知おきください。


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