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トマト育苗方法、育苗装置及び植物工場 UPDATE 新技術説明会

国内特許コード P180015146
整理番号 2601
掲載日 2018年6月29日
出願番号 特願2014-131154
公開番号 特開2016-007185
登録番号 特許第6217980号
出願日 平成26年6月26日(2014.6.26)
公開日 平成28年1月18日(2016.1.18)
登録日 平成29年10月6日(2017.10.6)
発明者
  • 松浦 昌平
  • 石倉 聡
出願人
  • 広島県
発明の名称 トマト育苗方法、育苗装置及び植物工場 UPDATE 新技術説明会
発明の概要 【課題】ウイルス病の発病を抑制可能な、安全で経済性に優れるトマト育苗方法、育苗装置及び植物工場を提供する。
【解決手段】本発明のトマト育苗方法は、LED光源を用いてトマト苗に光を照射する工程を有し、当該工程で使用するLED光源は、280nm以上290nm以下の波長域を含み、トマト苗に照射する光は、280nm以上290nm以下の波長成分の照射量が1日当たり0.7kJ/m以上1.4kJ/m以下である。また育苗装置及び植物工場に280nm以上290nm以下の波長域の光を、1日当たり0.7kJ/m以上1.4kJ/m以下の照射量でトマト苗に照射可能なLED光源を設置することで、本発明のトマト育苗方法を容易に実施することができる。
【選択図】図7
従来技術、競合技術の概要


トマトモザイクウイルス(ToMV)は、トマトに感染し、モザイク症状及び壊疽症状による減収被害をもたらす重要病原体である。近年、海外から抵抗性遺伝子を打破する新系統のウイルスが侵入し、トマトに減収被害をもたらしている。作物のウイルス病は、主に媒介虫や農作業中の手指を介して感染発病するため、ウイルス病を防除するには媒介虫を駆除すればよいが、害虫の薬剤抵抗性が発達しており完全ではない。作物の抵抗性遺伝子を利用する方法もあるが、遺伝子打破系のウイルスには効果がない。



うどんこ病など糸状菌による病害に対しては、植物に280~340nmのUV-Bを照射することで糸状菌の細胞形成や菌糸の成長を抑制し、植物の病害抵抗性を誘導可能にする技術がある(例えば特許文献1参照)。さらに280~340nmのUV-Bを照射するだけでは、菌糸の成長抑制、植物の病害抵抗性の誘導が不十分であるとし、280~340nmのUV-Bと255~280nmのUV-Cとを重畳して照射することで、従来以上に、菌糸の成長を抑制し、植物の病害抵抗性を誘導可能にする技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。

産業上の利用分野


本発明は、ウイルス病の発病を抑制可能なトマト育苗方法、育苗装置及び植物工場に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
LED光源を用いてトマト苗に光を照射する工程を有し、
当該工程は、有効波長成分として280nm以上290nm以下の光を1日当たり0.7kJ/m以上1.4kJ/m以下照射し
これによりUV障害を抑制しつつ、トマトのウイルス病の発病を抑制することを特徴とするトマト育苗方法。

【請求項2】
前記LED光源から放出する光は、280nm以上290nm以下の波長域のみからなることを特徴とする請求項1に記載のトマト育苗方法。

【請求項3】
前記LED光源は、280nm以上290nm以下の波長域のみからなる光を放出することを特徴とする請求項2に記載のトマト育苗方法。

【請求項4】
前記LED光源は、280nm以上290nm以下の波長域を含む光を放出する光源と、280nm以上290nm以下の波長域の光のみを透過する透過手段とからなることを特徴とする請求項2に記載のトマト育苗方法。

【請求項5】
トマト苗の育苗装置であって、
280nm以上290nm以下の波長域のみからなる光を、1日当たり0.7kJ/m以上1.4kJ/m以下の照射量でトマト苗に照射可能なLED光源を備えることを特徴とする育苗装置。

【請求項6】
前記LED光源は、280nm以上290nm以下の波長域のみからなる光を放出することを特徴とする請求項に記載の育苗装置。

【請求項7】
前記LED光源は、280nm以上290nm以下の波長域を含む光を放出する光源と、280nm以上290nm以下の波長域の光のみを透過する透過手段とからなることを特徴とする請求項に記載の育苗装置。

【請求項8】
請求項5からのいずれか1項に記載の育苗装置を備えることを特徴とする植物工場。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014131154thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) 広島県立総合技術研究所


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