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結球野菜の収穫機 UPDATE コモンズ

国内特許コード P180015168
整理番号 N17096
掲載日 2018年7月13日
出願番号 特願2018-041592
公開番号 特開2018-148879
出願日 平成30年3月8日(2018.3.8)
公開日 平成30年9月27日(2018.9.27)
優先権データ
  • 特願2017-046608 (2017.3.10) JP
発明者
  • 千田 有一
  • 田村 正好
  • 吉村 達也
  • 岡宮 裕
  • 西澤 武司
  • 高橋 良政
  • 上原 和彦
  • 臼井 拓海
  • 伏木 理郎
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 結球野菜の収穫機 UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】食用部分や圃場を覆うマルチシートを切断してしまうことを防止して、商品として出荷する場合の最適な位置において一度で正確に切断することが可能な結球野菜の収穫機を提供する。
【解決手段】本発明に係る結球野菜の収穫機1は、動力源2を備えて走行可能な車体4と、先端部にV字状に開口する開口部31aを有すると共に開口部31a内に架け渡されたカッター刃37を有する板状で、圃場に接地させて摺動させる摺動ヘラ31と、接地させた圃場の地表形状に応じて摺動ヘラ31が変位可能なように支持機構32を介して摺動ヘラ31が取り付けられる支持部56と、支持部56を上下方向に移動可能に車体4に固定する支持部移動機構9と、支持部56に対する摺動ヘラ31の変位量を検出する変位センサ48と、変位センサ48により検出された変位量に基づいて支持部移動機構9による支持部56の移動量を制御する制御部3とを備える。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


近年、キャベツ、レタス、白菜等の結球野菜の出荷割合は増加傾向にある。特に、キャベツ、レタスは手作業による収穫作業が一般的であるが、これらの野菜は重量物であること等によって大変な重労働となっている。また、農業人口、雇用人口とも減少傾向にあり、機械による省力化が早急に確立されることが期待されている。



ここで、結球野菜としてキャベツを収穫対象とする収穫機については、従来より種々の技術が提案されている。一例として、圃場に植栽されているキャベツに対して、根部を掘り取り刃によって切断して掘り取り、左右一対のスクリューコンベアを回転駆動させて、キャベツを両側から挟持するようにして回転させて引き抜き、搬送部で搬送しながら押えベルトで上方から押えた状態とし、切断刃によってあらためて根部の所定位置で切断を行う収穫機等がある(特許文献1:特開平6-046645号公報)。

産業上の利用分野


本発明は、レタス、白菜等の結球野菜の収穫機に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
動力源を備えて走行可能な車体と、
先端部にV字状に開口する開口部を有すると共に前記開口部内に架け渡されたカッター刃を有する板状で、圃場に接地させて摺動させる摺動ヘラと、
接地させた圃場の地表形状に応じて前記摺動ヘラが変位可能なように支持機構を介して前記摺動ヘラが取り付けられる支持部と、
前記支持部を上下方向に移動可能に前記車体に固定する支持部移動機構と、
前記支持部に対する前記摺動ヘラの変位量を検出する変位センサと、
前記変位センサにより検出された前記変位量に基づいて前記支持部移動機構による前記支持部の移動量を制御する制御部と、を備えること
を特徴とする結球野菜の収穫機。

【請求項2】
前記支持機構は、前記支持部に支持された支持板と、前記摺動ヘラの先端部が上下に回動する方向に前記摺動ヘラを回動可能に支持するサポート軸と、前記サポート軸を支持する軸支部と、前記軸支部を上下方向に移動可能に支持するシャフト部と、前記支持板に対して前記摺動ヘラを上方に付勢する第1付勢部材と、を有していること
を特徴とする請求項1記載の結球野菜の収穫機。

【請求項3】
前記変位センサは、前記支持板に対する前記摺動ヘラの離隔距離を測定するレーザー測長センサ、超音波センサ、もしくは近接センサであること
を特徴とする請求項2記載の結球野菜の収穫機。

【請求項4】
前記支持機構は、前記支持部に支持されたシャフト支持部と、前記摺動ヘラの先端部が上下に回動する方向に前記摺動ヘラを回動可能に支持するサポート軸と、前記サポート軸を支持する揺動アームと、前記シャフト支持部に回動可能に支持されて前記揺動アームが固定されたシャフトと、前記シャフト支持部に対して前記摺動ヘラを上方に付勢する第2付勢部材と、を有していること
を特徴とする請求項1記載の結球野菜の収穫機。

【請求項5】
前記変位センサは、前記シャフト支持部に対する前記シャフトの回動角度を測定するロータリーエンコーダ、もしくはリニアポテンショメータであること
を特徴とする請求項4記載の結球野菜の収穫機。

【請求項6】
前記支持機構は、前記摺動ヘラを前記サポート軸の軸線方向にスライド移動可能に支持するスライド機構と、スライド移動した際に元の位置へ復帰させる付勢力を生じさせる第3付勢部材と、をさらに有していること
を特徴とする請求項2~5のいずれか一項に記載の結球野菜の収穫機。

【請求項7】
前記摺動ヘラは、前記開口部の両側のそれぞれの位置に、後端部が保持部に固定され、前端部が前記摺動ヘラの先端部から前記車体の進行方向前方であって且つ前記摺動ヘラの下面よりも下方へ延びる棒状であって前記前端部を圃場に接地させる掻き上げ部を有していること
を特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の結球野菜の収穫機。

【請求項8】
前記保持部は、前記掻き上げ部の前記前端部が上下に回動する方向に前記掻き上げ部を回動可能に支持する上下動軸と、前記掻き上げ部の前記前端部が左右に回動する方向に前記掻き上げ部を回動可能に支持する左右動軸と、を有していること
を特徴とする請求項7記載の結球野菜の収穫機。

【請求項9】
前記カッター刃は、上下に密着する主カッター刃と副カッター刃とをそれぞれの刃先の挟角が所定角度をなすように配置させた構成を有していること
を特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の結球野菜の収穫機。

【請求項10】
前記摺動ヘラに固定されて、前記カッター刃の両端を支持する台座と、
前記カッター刃と前記台座との間の位置に、選択的に取付けおよび取外し可能に設けられる複数種類の厚みを有するスペーサと、をさらに備えること
を特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の結球野菜の収穫機。

【請求項11】
前記台座は、それぞれ前記カッター刃の長手方向に往復動可能に設けられるスライダーを有し、
前記カッター刃は、両端がそれぞれの前記スライダーに直接もしくは前記スペーサを介して固定されており、
前記スライダーの一方が、該スライダーを往復動させるカム機構に連結されていること
を特徴とする請求項10記載の結球野菜の収穫機。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2018041592thum.jpg
出願権利状態 公開
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