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フッ素原子含有ポリマーの分解方法、及びフッ素原子含有ポリマーの分解装置 UPDATE コモンズ

国内特許コード P180015209
整理番号 P2016-253254
掲載日 2018年7月30日
出願番号 特願2016-253254
公開番号 特開2018-104578
出願日 平成28年12月27日(2016.12.27)
公開日 平成30年7月5日(2018.7.5)
発明者
  • 堀 久男
出願人
  • 学校法人神奈川大学
発明の名称 フッ素原子含有ポリマーの分解方法、及びフッ素原子含有ポリマーの分解装置 UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】焼却でも埋め立てでもなく、比較的穏和な条件で実現可能なフッ素原子含有ポリマーの分解方法、及びそのような分解方法に適用可能な分解装置を提供すること。
【解決手段】過マンガン酸塩の存在下、分解対象であるフッ素原子含有ポリマーを200℃以上の亜臨界水に接触させる工程を備えることを特徴とするフッ素原子含有ポリマーの分解方法を用いればよい。なお、亜臨界水の温度は、300℃以上であることがより好ましい。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


フッ素原子を含んだポリマーは、その化学的安定性や熱に対する耐久性の高さなどの特性が評価され、理化学医療機器を初めとして諸々の生活用品に至るまで様々な分野に応用されている。その反面、これらのポリマーは、こうした化学的安定性や熱に対する耐久性の高さなどの裏返しとして、廃棄物処理の問題を抱えがちである。すなわち、これらのポリマーを焼却しようとすれば、共有結合の中で最強である炭素・フッ素結合の存在によりその分解には高温での処理が必要になるばかりでなく、焼却により発生するフッ化水素ガスによる焼却炉材の劣化を招くことになる。このため、これらのポリマーを廃棄処分しようとすれば埋め立て処理が必要となるが、廃棄物の最終処分場が逼迫している現状ではそれも問題である。したがって、フッ素原子含有ポリマーについての、焼却でもなく埋め立てでもない、新たな廃棄物処理法が求められている。



そのような背景から、例えば非特許文献1には、過酸化水素の存在下、亜臨界水にフッ素原子含有ポリマーを接触させることにより、このポリマーを二酸化炭素とフッ化物イオンまで分解する処理方法が提案されている。このような処理法であれば、比較的穏和な条件でフッ素原子含有ポリマーを無機化することができるばかりか、その処理で生じたフッ化物イオンをカルシウムイオンと反応させることにより、あらゆるフッ素含有化合物の原料になるフッ化カルシウムを得ることができ、資源のリサイクル面からも優れるということができる。

産業上の利用分野


本発明は、フッ素原子含有ポリマーの分解方法、及びフッ素原子含有ポリマーの分解装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
過マンガン酸塩の存在下、分解対象であるフッ素原子含有ポリマーを200℃以上の亜臨界水に接触させる工程を備えることを特徴とするフッ素原子含有ポリマーの分解方法。

【請求項2】
前記亜臨界水の温度が300℃以上である請求項1記載のフッ素原子含有ポリマーの分解方法。

【請求項3】
過マンガン酸塩の存在下、分解対象であるフッ素原子含有ポリマーを200℃以上の亜臨界水に接触させるための反応容器を備えることを特徴とするフッ素原子含有ポリマーの分解装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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